2010/9/12
ム(カルチャー)
12・11・1
「カルチャー(culture)」とは、教養や文化の意味の英語ですが、カルチ(cultivator)カルチ・ベーターの耕運機と同義語のようです。
カルチャーは「心を耕す」の意味で使われています。カルチャーショックとは「異文化と 自文化の大きな違いを体験して 受ける 精神的な打撃」の意味ですが、心を耕されたショックと言えるでしょう。
中国の漢字にも、同じ意味の言葉が有ります。其れは「治」の文字で「収める。直す。治す。」などの意味に使っていますが、治は「川+台(ム+口)」の組み合わせで、字義は「川の流れを おさめる。」の意味で、「台」がおさめるの意味です。
「口」は言葉の意味ですが、「ム」は地面を耕す農具の鋤・スキの形で、「大地にスキを入れて 軟らかくする の意味から転じて、心が和らぐこと。喜ぶ。の意味を表す。」と有ります。
「治」とは「川の水の流れをおさめ 人民の心を喜ばせ 安心させる」の意味で、「台」は其の見張り台の意味の「臺・ダイ」の略字です。 漢語林
カルチャーとは、良きカルチの伝承と言う事に成るでしょうか。オカルトのカルト(cult)は、本来は良い意味だったのでしょうが、相手の人格を壊す狂言的な言動の人たちが現れ、社会不安を起こした為に「心をやわらかくし 安心させる」の意味から離れて行ったものと想われます。
其れは、悪い方向への耕し(カルチ)と言えるでしょう。
現代の、共産(レーニン)主義では、人民の行動を虐・さまたげ、資本主義では、金や物の力で人民の精神を欲望へと駆り立てています。
本当の意味での「治める政治」が出来ていないと謂えるでしょう。
日本語では「治(し)ろしめす」との使い方がされています。「しろしめす」とは、「知ら示めす」で「お知らせする」とのことでしょう。
其れは、宇宙の大自然の働きを、捉える事が役目である司祭が、「天津日継の 祝詞を唱える」事で、伝えていた世界だったのですが、時代が下るに連れて「お知らせする− おしえるー 教」と段々単純化されて、意味が薄らいで来たものと想われます。
現代の政治家には、とても此の事が理解されません。今の政治家の頭の中には、自分の選挙の時の投票数の事しか無いのではないかと感じてしまいます。
現代の政治の世界は、天皇は象徴的立場でしかなく、本来の天皇の役目であるスメラの働きを行わせない様に、仕組みが出来上がっている事も問題でしょう。
もう一度、政・まつりごとの中心に立つ者が率先して、言葉の意味を正しく理解する事が必要と成って来ているのではないでしょうか。
其れが、日本の伝統的文化の中心であったのですから。
平成12年11月1日
礒邉自適

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投稿者:村石太ちゃんマンティガ&ウソップ
漢字の意味は おもしろいですね。