先日、もう削除されていると伝えた池内ひろ美氏による離婚Q&Aが、実はまだおもいっきり池内氏のサイト(離婚の学校)に、
そのまんま掲載されていたことが判明した。そのため、先日の記事での発言を一部撤回、改めさせてもらう。
前回の記事で「なんで消してしまったのだろう」と書いたが、なんで消さないんだ、に改める。
前回触れたように、質問の内容もものによっては際どく、あり得なく、どうしようもなければ、それに対する池内氏の回答も本気で言っているのか、と言いたくなるようなものである。
とりあえず、一番最新のものと考えられる44番目の質問について見てみよう。
ひろ子という、誰かと似たような名前の三十路手前の女性からの質問で、誰かと同じように娘がおり、その子が父親と離れたくないと鳴くので子供のために離婚を諦めるべきか、との質問。なんとなく、過去の自分を出してきているんじゃないかと思いたくなるが、そのことはひとまず忘れておく。
この質問だけではかなり抽象的だ。提供されている情報は娘が4歳と言うことだけ。だが、池内氏はイメージを膨らませて回答する。
離婚は子供のためによくない、しない方がいい。そんな当たり前の答えを始めに持ってくる。
ここから池内氏が(早くも)暴走し始める。離婚家庭が犯罪者を生み出すのではなく、離婚しなければならないような家庭環境が子供を歪めるのだ、と決めつけるのはまだいい。今の日本では子供は母親の自己満足の道具、とまで言っているのはどうか。テレビで取り上げられる父親による児童虐待(母親のケースはなぜかあまり取り上げられないが、まあ置いておく)もそれに当たるだろうし、そもそも日本よりもアメリカなどの方がこの問題は深刻だ。まるで日本でしか母親による虐待がないともとられかねない言い方にはちょっと突っ込みたい。
池内節はラストでクライマックスを迎える。質問では、あまり多くは語られていない。離婚したい、だが子供は父親と離れたくない。この書き方から、恐らく母親が娘を連れて行こうとしているらしいと言うことは分かるか。
なぜ、夫婦仲が悪くなってしまったのかは一切不明だ。もしかしたらその娘に対する教育方針の違いで不和が生じたかも知れない。どちらかが浮気をし、それがバレて険悪になってしまったのかも知れない。どちらかがパチンコ狂いだったり酒好きにも程があったりするのかも知れない。いわゆる「性(っ)格(ス)の不一致」と言う奴かも知れない。
池内氏はここで、この娘は父親も母親も好きなのだ、と決めつける。確かに、父親と離れたくないというのだから父親は嫌いではないのだろう。だが、ここで相談者である母親が娘に嫌われていないという保証はない。子供のことを思いやっての質問なので、この母親が虐待までするようなひどい母親だとは思えないが、愛ゆえに厳しく躾すぎ、子供に嫌われてしまう親も珍しくはない。池内氏も回答の前半では子供は母親の自己満足の道具にも、と言う話を持ちだしているわけだし。今になって考えてみれば、母親が質問しているのにいきなりこの話題はないなぁ、と言う気もする。
とにかく、相談者が子供に嫌われているのに無理矢理連れて行こうとしており、子供がそれを嫌がっている、相談者はそれに気付いていないという可能性が皆無ではないのに、その点について考えてもいない。
そして、これだけ色々と言っておいて、結論はまだ夫を愛しているかどうかを考えて別れるかどうか決めなさい、というあまり参考にならない意見だ。
夫を愛していれば離婚など考えないのではないか。夫婦仲が悪ければ子供が必ずどちらかにつくとも限らない。よほどのことがない限り「喧嘩しないで、仲よくして」と言うスタンスになるだろう。子供にとっては二人ともかけがえのない親なのだから。
それは両親にも言えたことで、母親も、父親も血の繋がった自分の子だ。夫婦仲が悪かろうが、どちらも子供はかわいいと思うものだ。どちらかが子供まで憎く思い、それが態度に出れば子供は自然と離れるだろう。もし、この相談の子供が母親も父親も好きだというのならば、少なくとも表面上はどちらも子供に対する愛情は注いでいると言うことになる。
とりあえず、この質問だけで明確な答えを出すことは出来ないだろう。子供が母親をどう思っているのかも、そもそも母親と父親がなぜ不仲になったのか、どちらに非があるのか、そう言ったことも分からない。
抽象的な質問なので明確な回答が出来ないのは仕方がないが、スレでも言われているようにそれならなぜ掲載してあるんだという話になる。
ひとまずネタにするために適当に開いたものなので、この質問は多分まともな方だと思われる。まともじゃない質問もあとで読んでみたい。
なお、スレの意見ではこれらの質問者は全て架空だと言われている。麻薬に手を出している配偶者と別れるべきか、などという質問もあるくらいだ。しかも、冒頭述べたように自分のこと臭い。なので、相談者についても遠慮無く色々言わせてもらっているが、もしまかり間違って実在してたらごめんなさい。