それは、いままで楽器ではなくただの楽器スタンドでした。
檜原村に住む電気スタンド(自然の木を使った)の職人さんが
自ら山に入って枝ぶりの良いのを探してくれました。
チベットのベル、インドのベル、鈴、トライアングル
長いアルミの筒(鐘のような音がする)、カスタネット
カウベルなどなど沢山の小物楽器をセッティングするために
作られました。そこには、トライアングルを叩くための
鉄製の小さな棒を差す穴やマレットをセットするための場所まで
用意されています。大変重宝しています。
ある日、その楽器スタンドを見ているうちに無性に
そのスタンドを叩いてみたくなりました。枝ぶりが
左右にそして上下何段かになっているのでその枝を上下したり
左右に叩き分けたりしました。それぞれ、違う音がします。
音色も音の高さもまちまちです。だんだん楽しくなってきました。
(なにせ、枝の長さも幹についている高さも違うので)
これに、小物楽器をセット・・・
「ほう!」カウベルの音と枝の音の組み合わせが面白い。
こんどは、大きな木のドアベル「ふーん!」さらに
チベットのベル、アルミの筒(鐘のような音)やるね!
「やる、やる」この楽器スタンドの木はいいかも。
じゃあ、スタンドのてっぺんにチャイナシンバル(横浜の中華街で買った)
をつけて見よう。中華街のお祭りのときに獅子の先頭でトラックに
乗ったお兄さんが上下二枚のシンバルを強烈に叩いて音を出している
やつです。
「ジャーーーン、ジャン、ジャン!」「ジャジャン、ジャン、ジャン!」
って感じでした。
小さな音で叩くと「ジャーーーン」が「カーーーン」に聞こえます。
いい感じ〜
と言うことで、昨日まで楽器スタンドだった「木」は
楽器になりました。
「楽器の木」自然のもみの木が出す音の微妙な違いと
いろいろな小物楽器の生み出すコラボレーション
不思議な楽器の誕生でした!
