2006/12/25

摺合わせノコ  
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写真は山中さんからお借りした仕上げ用の目の細かい摺合わせノコです。
このような 縦挽ノコで あさり が大きく目の細かい物は今は売ってない
そうなので 自分用の摺合わせノコを手に入れるには どうするか考えて
まず 歴民館の中村さんに、資料として所蔵しているノコを貸してもらえないか
電話してみました。当然ですが 断られました。
歴民館のノコは宇佐の山中さんの寄贈で、まだ 山中さんのお家には
残っているのでは ないか とアドバイス頂き
早速 宇佐まで車を飛ばし畠仕事をしていた山中さんにお願いすると
快くOKを頂き 息子さんにも話した上で
荒目、中目、仕上げの三本をお借りしました。
車で帰ろうとしていると、山中さんが追いかけてこられて
”えい ノコが あったき、これも使いや”と 新聞にくるんで
大事にしていたノコも二本 貸していただきました。
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2006/12/25

摺合わせ  
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午前中 弘光造船所で摺合わせノコの初練習。
写真のように二枚の板をリンの上に置き、
天井との間にツヅをかまして固定します。
板の間を 摺り合わせノコで 挽くのではなく
摺っていきます。端から端まで ノコがサラサラと
触っていくようになれば良いそうです。

ノコの動きは引くだけでなく、
ノコを板表面に平行に押す感じで動かして
引いて残るノコの痕を無くして水が浸入しないように
摺るのがポイントのようです。

荒目のノコは丈夫なので、私に練習させてくれましたが
目の細かい仕上げノコは 使用許可が出ません。
折れたりもする物ですから まあ 当然です。

だいたい荒挽きの練習は出来ましたが
2時間 中腰でノコを使うと 腰に 来ます。
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2006/12/25

竹村船大工の舟  
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朝 高知ヨットクラブ横の船だまりで、沖釣りから帰ってこられた
船大工竹村雅夫さんに会う。
この舟は30数年前に、自分が使うために材料を選び 手間をかけて
2年ほども 掛かって建造した20尺ほどの舟です。
最初の単気筒のディーゼルを二気筒のヤンマーに乗せかえて
毎日 釣り三昧。50センチほどのシイラが釣れていましたが
”こんな こんまいがは 狙いやせん。” との事。

和船の建造の話しで 一時間あまり立ち話をしてしまいました。

この舟は ウワダナの上、セキダイの外に側板を付けています。
何が目的なのか 聞くのを忘れていました。
また お会いして 色々教えてもらえます。
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2006/12/18

仁淀川カヌースクール  
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自分でカヌーを作ってみたい方の ための情報です。

越知の能勢さんを訪問した帰り道、仁淀川沿いの
吾川郡いの町鹿敷 の土佐和紙工芸村に 立ち寄りました。
ここに 写真の仁淀川カヌースクールが あります。
カヌーを漕ぐ体験をさせるのが メインの施設ですが
この建物の中に自作のためのカヌー工房が あります。
カナディアンカヌーのモールドが あって
一般の人向けの自作教室が あります。
”都会から 休みを取っては しばらく滞在して建造に来ている
人がいる” と この前訪問した時に 指導している方が
おっしゃっていました。

私なら 
カヌーの自作は 都会の自宅近くでガレージでも借りて作業して
仁淀川に来た時は カヌーで遊んで自然を満喫するのがベターだと
思いますが、まあそれぞれ 好みと事情が ある話しです。

今日は 建造中のカヌーは ありませんでした。
カヌー体験教室も冬場は お休みです。
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2006/12/18

能勢さんと弘光さん  
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弘光さんと一緒に能勢さんの造船所を訪問。
左が能勢さんです。
初対面でも 船の話しで すぐ盛り上がり
楽しそうに話されていました。
お二人の話しは 専門家の会話なので
横で聞いていても 役に立つ情報がいっぱいです。

カワラを上から二箇所で固定して、カワラに切れ込みをいれず
ジャッキで少しずつ上げて 船首も船尾も曲げています。
舟の回転性能が良くなり、川漁が やりやすくなります。

川舟はクギの頭穴を そのままに するのが一般てきですが
パテで水と触れないようにして 錆を防ぎます。

戸立とカワラとの接合部分の工夫。

ゴートウ、高知の西部の川舟では 船首材をゴートウと
呼びます。厚い板の船首材で、工作が簡単で船首に十分な浮力を
与えられるので、良い設計なのですが、
”とんがった水押が無いと 和船では ない” と いう人には
美しくないと 見えるかも しれません。
中国のジャンクの船首が 同じ作り方です。
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2006/12/16

仁淀川舟  
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カジキの取り付け中。
ツヅ(外板の固定具)は普通 木の棒ですが
ターンバックルを使った 独自の物です。
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2006/12/13

片山造船 息子さん  
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上の加江の片山造船で二艘目が ほぼ出来上がっています。
松下さんの 撮影です。
太平洋の荒波で使うには、これくらい丈夫でないといけないだろう。
 と いうのが 松下さんの 感想です。
息子さんが作り始めたので 作業が 早くなっています。
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2006/12/13

仁淀川川舟 治具  
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パラグライダーを高知県で最初に導入された能勢さんですので
船体 外板を固定する道具も独自の物を作られています。
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2006/12/13

仁淀川 川舟 舳先  
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瀬戸内和船工房の松下さんが高知へ来る途中
越知の能勢さんを訪問されて
建造中の仁淀川の川舟の写真を持ってきてくださいました。

カジキが両方付いたところです。
ミオシとカジキの取り付け方法は 普通と違います。
船首材に幅を持たせ 漁をする時に 使いやすいように
舳先に浮力を持たせる 構造なのでしょう。
作り方は 普通のミオシより簡単なので
私は自分の舟を作るときには この形式を取り
木口を隠すために別の材を接合しようと思います。
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2006/12/12

祖谷の武家屋敷  
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ちょっと天愚の鼻が高くなる話し。

吉野川をさかのぼって行くと 徳島県と高知県の県境に
秘境と呼ばれる祖谷が あります。
祖谷は東祖谷と西祖谷に分かれています。
一般に祖谷の かずら橋として有名なのは祖谷口や大歩危に
近い西祖谷で平家屋敷として阿佐家の屋敷が重要です。
阿佐は阿波と土佐から一字ずつ取った名前で
県境一帯を治めていた豪族で平家の赤旗を保管しています。

写真の萱葺き屋根は もっと奥の東祖谷に ある喜多家の屋敷です。
江戸時代に蜂須賀に仕え 祖谷一帯を 任されていた地方豪族です。
屋敷の隣に樹齢800年の立派な元気な杉(鉾杉と名前が付いています)
が 立っています。この杉なら でかい舟が造れます。

私の祖母は今年96歳になります。この家で生まれ、お嫁に行くまで
暮らしていました。私の母も戦時中 一時 住んでいました。

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2006/12/11

カツオギ  
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船首部材のことを こちらではカツオギと呼ぶようです。
墨付けをした木を削りだす道具が チョウナです。
墨の線に沿って削っていくのは 熟練の技です。
私が したら 自分の足を削ってしまいそうです。
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2006/12/11

カンドリ舟オリイレ  
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船体は五枚造りですが、カジキの幅が狭く、タナが広い構造です、
これは 船尾を大きく上げるために 部材の幅 寸法が決まるようです。
大きく折れ曲がっている船底材の部分(一般にオリイレと呼ばれる所)は
二枚の底板(前が14尺、後ろが5尺)を接合しています。
接ぐ方法はミオシ(カツオギ)をカワラに取り付ける方法と同じですが
幅が広いので 細工は難しくなり、横から木栓で固定水止めも
難しくなります。
しかし もっと難しいのは オリイレ付近で大きく曲げられたカジキを
取り付ける作業です。大きく折れている底板に一枚の連続したカジキ板を
曲げて沿わせてクギを打つのですから 困難で板が割れることも
あるそうです。

コク屋
天井には鉄製の丈夫な梁が何本も 低く通っています。
カワラなどを つづで固定するのに使います。
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2006/12/11

吉野川 カンドリ船  
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艫 船尾が持ち上がっていて、艫の戸立の幅も狭くなっています。
よその船大工さんが この船を見て
”どちらが 舳先か 分からなかった”と感想を 言っていました。
これは 吉野川で漁をする時に 錨綱を舳先に取ると
水が打ち込んで来るので、浮力の大きい艫を上流に向けて
作業をしたことから 船型が変わってきたものと思われます。
原さんは船大工7代目ですが 昔からこの船型で
造ってきたそうです。

私なら 船首材を板で造り 舳先の上部分に大きな浮力を
持たせられる 両戸立の形式の舟を作ります。
建造も簡単になります。

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2006/12/11

吉野川 船大工  
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徳島県吉野川上流 阿波池田 に近い三野町でカンドリ舟と呼ばれる
鮎漁に 主に使われる和船を造られている 原久夫さん 80歳
手前に置いてあるのが 墨壺とチョウナ。
これでカツオギ (みおし)を削り出します。
まだまだ お元気で 次の船の部品を作り始めていました。

朝10時ころ おじゃまをして 延々と4時間 昼食も取らずに
おしゃべりしてしまいました。
摺合わせノコの話し、板の接ぎ方、クギの話し。
ここでも 高知の中村さんの打ったクギが良かったという
話しに なりました。
吉野川の船の歴史。
吉野川の船も まぜ(海風)に帆を 揚げて 徳島の方から
帰ってきた そうです。
鉄道が出来て 舟での運送の仕事が無くなり
平田船、50尺の三枚造りの荷物輸送舟が不要になり
橋が掛かるようになって渡し船が いらなくなり
ダムが出来て鮎が減って カンドリ舟も
注文が 無くなって来た そうです。
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2006/12/10

高知仁淀川 川舟  
高知県高岡郡越知町横畠の船大工 能勢さんのところで
川舟を作り始めました。以前 写真で紹介しました
五枚造り 全長20尺の鮎漁に 使う舟でしょう。
今年中に 仕上げる予定だそうです。
見学に 行かなくては。
明日の吉野川 川舟見学をお誘いしたのですが
お忙しいようです。

場所は 高知と今治を結ぶ国道194号線、
越知町と伊野町の境にある出来地の橋を
西に入って行くと近道です。
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