2007/11/26

水押右舷  
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左舷側は そこそこに仕上がったのですが
右舷側は 隙間が出来てしまいました。
カジキ、タナとも少しだけ短かったのです.

エポキシ樹脂に木屑を混ぜてペースト状にした物を
詰めたりして隙間を埋める事が多いのですが
今回は 木工ボンドを隙間に少し付けておいてから
マキナワを押し込んでみました。
大きな隙間はマキナワを 固まりにして詰め込みました.

カジキとタナ、カジキとカワラの隙間や
GL工法でパテを付ける所も
マキナワと接着剤で 詰め物にしました。

一度水に浮かべてみなくては。
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2007/11/26

水押材取り付け左舷  
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最初にセットした板ミオシの上に別の材を取り付けて
外部のミオシ材と しました。
あと 舟をひっくり返して カンナで整形すれば
出来上がりですが、 いい加減な やっつけ仕事です。
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2007/11/16

チギリ発見  
年忘れ大演奏会の打ち合わせで友人と
高知の”あかのれん”という居酒屋に入りました.
そこに 厚み8センチくらいの むくの板を三枚接合して
天板にしている座卓が ありました。
その接合方法がチギリなのです。
身近な所に あるものだと 大喜び。
家具などでは 古い感じをだすために 今も使われている
テクニックなのでしょうか。

ダグラスさんにサバニのDVDの件を知らせると
既に持っている と返事が ありました。
私よりは ずっと和船に 詳しい方です.
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2007/11/15

外で撮影そして悲劇  
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軽い舟なので 一人で持ち上げて 外に出せます.
小さなプラスチックの箱に乗せて写真を撮っていました。
この後、向きを変えて撮ろうと動かしたら
箱から落ちて、ちょっと出っ張っているタナ板の下端から
割れが走りました.残念。

15ミリのむくの杉板は 弱すぎるのでしょう。
弘光さんが 20ミリは必要だ と言うのが納得できます.
過去に色々作っていたヨットは木材と言ってもベニヤ板だったので
ムクの木材の弱さを知りませんでした.
ダグラスさんの言うように 合板で作れば軽くて丈夫な和船が出来るでしょう。
前後方向はスカーフ継が面倒なら バット継でも 良いでしょう。
最近はベニアの各層の厚みの均一な良い合板が手に入るのでしょうか。
ブランジール等は高価で もったいないですね。
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2007/11/15

ひっくり返した舟の舳先  
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こうして見るとグリュード ラップ工法のエポキシパテを
カワラとカジキ、カジキとタナの接合部に詰めれば十分な強度が出るのが わかります。

カワラに横に入っているノコ目は船底を普通のボートのようにゆるやかなカーブに
曲げるために 入れました.普通の和船のオリイレだけで折り曲げるカワラでは
ありません。プリズマテイック係数を小さくしたいのです。

ミオシよりも前にタナ板などが出ています。ミオシが薄過ぎて、出ている部分を削ると
クギの周りが弱くなり割れそうなのです。
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2007/11/15

ミオシをどうしよう  
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ミオシの部分を前から見たところです。
板の重なり具合が 見えます.

一本の太いミオシ材を削って 舳先部分を作るだけの
技術 知識が無いので まずは簡単にして
厚み一寸の板ミオシにしています。
カワラ、カジキ、タナの各板が 集まっています.
一寸の板では薄すぎたようです。
二寸の厚みにして、側板に打ったクギより前に ある程度板が残り
割れの心配なく丈夫に固定されるようにするべきでした。

そうしていれば 簡単にミオシにもう一材接合して 削って整形すれば
良いのです.
やってみないと 気が付かないことです。
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2007/11/15

マキハダ打ち  
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弘光さんにマキハダの要領を聞くと
隙間の大きさに合わせてマキハダの撚りの太さを調整しながら
ヤトコで打ち込んで いくそうです。
私の場合 隙間が大きいのでヤトコで詰め込んでいる感じです.
木槌で うまく打ち込むのは難しい.
ホーコン打ちの専門職が あるのは当然なのでしょう。
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2007/11/14

チギリの加工技術ー高橋和章  
芝藤さん

ブログを見ました。ダグラスさんが知りたがっているチギリの実際の施工方法は、下記のDVDで詳細が分かります。サバニを一隻分作る過程が収録されています。

このDVDは土井さんの紹介で知りました。

----- Original Message -----
From: "海工房 Studio Umi" <umi@umikoubou.co.jp>
Sent: Monday, October 23, 2006 10:50 AM
Subject: Re: 沖縄の海 ウミンチュとサバニ 注文します。


> 高橋和章 様
>
> はじめまして。
> DVD「沖縄の海 ウミンチュとサバニ」をご注文くださり、どうもあり がとうございました。
> DVDは10月27日から発送いたしますので、少しお待ちください。
> 請求書を同封しますので、そこに記載された銀行口座へ後日お振込くだ さい。
>
> サバニの船型について説明したシーンがいくつかございますので、
> お楽しみいただければ幸いです。
>
> 今後ともよろしくお願い申し上げます。
>
> 宮澤京子
>
> (有)海工房
> 〒141-0032 東京都品川区大崎2-7-4-401
> Tel.03-5434-5810 Fax.03-5434-5820
> E-mail: umi@umikoubou.co.jp
> http://www.umikoubou.co.jp
>
>
さて 英訳してダグラスさんに 送りましょう。
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2007/11/13

ヤトコ  
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マキナワを打ち込むノミのような形をした工具をヤトコといいます。
先が薄いヤトコと写真の先の厚みが一ミリほどあるヤトコの二種類
あるようです。マキナワ作業、ホーコン打ちをするには必要な工具です.
歴民館とかへ行けば展示してあるかもしれない 古い工具です。
どこで 手に入れようかと考え ミマセの柳原造船に行って
奥さんに 『今年は和船を自分で作って 大体形が出来上がった。』
話をしたついでに ヤトコを貸して欲しいと 頼むと
『その辺の工具箱の中に あったら もっていきや。』と
あっさり貸してもらえました。

その時に売る櫓は ないか尋ねると
須崎の櫓の職人 森幸作さんが 亡くなった話をしてくれました。
今日14日森さん宅へ電話すると 森さんの奥さんが出られて
『櫓は舟によって櫓間が違うので完成した物は作ってない。
櫓下と腕が それぞれ いくつか ある。注文が あったら その舟の櫓間に
合わせてくみ上げる。が 幸作さんが亡くなったので 組み上げられない。』
と言っていました。今度須崎に行く時には お寄りして櫓の部品を
分けてもらおうと思います.
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2007/11/13

マキナワ  
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上タナとカジキの間には 所々見てわかるほどの隙間が出来てしまいました。
仕方ないので マキナワ (マキハダ )(マイハダ)を打ち込みます.

マキナワは桧の皮の繊維を撚ってひも状にした物です。
マキの木の皮が大変良いそうで、それで 今でもマキナワと呼ぶと聞いた事があります。
もんで 柔らかくして、詰めます.
先が薄いヤトコを まず打ち込んで 隙間を作ってからマキナワを打ち込むと
ものの本に書いてありますが、私の場合、それは必要ありません.

山崎船具に行って奥さんに聞くと 、すぐに出してきてくれました。
一束 800円. マキナワや櫓杭が すぐあるというのは 大変貴重なことのようです。

弘光さんは山崎船具と付き合いが長く
ここの奥さんは弘光さんが このあたりでは最後の船大工だという事を知っているので
私に 『弟子入りして和船の作り方を習いなさい』と勧めてくれました。
『昨年から習っていて 今年は自分で舟を作っている』と言うと
喜んでくれました。
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2007/11/11

ちぎり つずみ  
ダグラスさんからメールが来ました.

Maybe I made a mistake. I looked at Ms. Nakamura's book and I thought
that Mr. Nakawaki built boats using ちぎり/つずみ。 Do you know these
techniques? It is very rare now and I really want to find someone who
can teach me.

ちぎり、つずみ についてご存知の方がいましたら 教えてください.
板を はぐ 接合する時に クギの代わりに 使う物なのかも しれません。


ろかいの会の高橋さんからメールと写真を頂きました.
やはり ツヅミ型の板を接合する物で、フナクギの代わり あるいは
鉄のクギが生まれる前の接合方法かも しれません。
古い家具なんかで この接合方法が あったような気がします。

芝藤さん

貴ブログで問い合わせのチギリ/ツヅミが出ている本を持っていたので、コピーを添付しました。

題名:沖縄の船 サバニ
著者:白石勝彦
発行:白石勝彦住空間設計室(自費出版) 2000年4月
tel:03−3425−5288
fax:03−3425−5179

ダグラスさんからも メールが来ました.

Dear Shibafuji san,

I have seen chigiri:

(1) In marukobune, Ishikawa ken, Notojima, Noto hanto. (1 fundadaiku
and his son)
(2) Niigata ken Aganogawa kawabune (sanpasen) (maybe 1 fundaiku)
(3) Okinawa no sabani (maybe 4 funadaiku)

I really want to learn this technique. Almost no funadaiku are left
who can teach me.....

You can see chigiri in this photograph.

Sincerely,

Douglas Brooks
84 South Maple Street
Vergennes, Vermont 05491
United States
(802) 877-3289
http://www.douglasbrooksboatbuilding.com







On Nov 11, 2007, at 4:19 AM, Tengushiba@aol.com wrote:

> I dont know these word.
> Is this a small wooden piece which attaches two wooden panels,Instead
> of funakugi,
>
> In Kochi I didnt see such a wooden connecter.
> Mr. Nakawaki use steel funakugi to attach kawara wooden panel.
>
> In north part of Japan , funadaiku may use such a wooden connecter.
> sincerely yours
> Toshihiko Shibafuji =
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2007/11/2

ダグラスさんからのメール  
しつもん


てんぐさん、

おげんき です か?  わたし は げんき、 と おもいます。

こちら ふなだいく に あいましたか?

なかわき さだよしさん、とあむら、はんたぐん、こちけん
川船 ふんだだいくさん、 しまんとがわ です。

よろしく おねいがいします。

Douglas Brooks
84 South Maple Street
Vergennes, Vermont 05491
United States
(802) 877-3289
http://www.douglasbrooksboatbuilding.com


さて 調べてみなくては。

11月4日
高知県歴史民俗資料館の中村さんに電話番号を教えていただき
早速連絡を取ってみました。
お住まいは四万十町 小野。四万十川の中流でしょう。
昭和10年のお生まれで、お元気そうです.
注文が あれば 川舟を作れるそうです。
中脇さんの作られた船は 高知歴民館に所蔵されています。
ダグラスさんにもメールで お知らせしました。
英語で書きましたが、私の英語はダグラスさんの日本語と
同程度だろう と 息子に 言われてしまいました.

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