2008/7/22

和船の係留場所  
一昨年建造した20尺の和船を浮かべて パワーフィンの実験をしたくなったので
置く場所を 探してみました。

高知ヨットクラブの横に小船の船溜りが あり、一番便利なので
今日立ち寄った時に、友人に聞いてみると
”高知県土木事務所のプレジャーボート課に行けば 櫓櫂舟は無料で
置けるように 手続きができる。”と教えてくれました。

早速 行ってみると 
対応されたベテランの方が実に船を良く知っている親切な方で、
弘光さんの知人で 私の和船も ご存知で
”あんな 良い船は もう作れないから 手放してはいけない”と 説教されて
しまいました。そして その足で 今日 船の写真を撮り、
置く場所を現場で説明をしていただいて
”早く船を持ってくるように。”と 言って 帰られました。

こんなに 早く係留場所が 決まるとは思っていなかったので
あわてていますが たいへん うれしいことです。


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2008/7/16

無事帰国  
6月7日より65フィートのヨットAlaska Eagleでタヒチ フレンチポリネシアの
島々をまわり
18日からはライアテア島にホテルを取りタヒチアンダンスを楽しんだり のんびり過ごし
23日よりハワイを目指して4000キロ 真っ直ぐ北上する長い航海に入りました。
まわり ぐるっと水平線が見渡せます。 雲もなく 水平線から上がってくるお日様を
毎日のように拝んで、鯨や いるか が現れ、
飛魚がデッキに飛び込んでくるので開いて干物にしたり、かつおを釣ったり
、スコールの後に水平線から水平線までの完全な虹を見たこともありました。
途中赤道直下 北緯4度にある キリバツ国のファニング島で3日錨を下ろして遊び
再びハワイに向け帆走
7月11日 ワイキキヨットクラブ 入港
14日無事帰国しました。

夢が かなった感じで 素晴らしい旅でした。色々整理するのに少し時間が
かかりそうです。まだ 酔いが残っているような 現実に復帰していないような
状態です。
旅の詳細はoccsailing.comの中のalaska eagleの項のe−mail の所に
航海中の船から送られたメールを集めた日誌があります。
私の書いたメールもあります。読んでください。
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2008/7/14

タヒチーハワイ  
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自宅に帰りついて まずは40日 剃ってないヒゲの
記念撮影です。
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2008/7/12

タヒチーハワイ  
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ホノルル ワイキキヨットクラブにて
後ろは ワイキキの高層ホテル。40日ひげを剃らない なんて
初めての経験です。隣の 一見 日本人に見える方は
ゲリー イゲさん。初めてタヒチで お会いした時には 日本語で
話し掛けてしまいました。カリフォrニア在住の日系三世です。
 沖縄からハワイに移民したおばあさんになる方が
ハワイにおいでるので、会いに行く予定でしたが
我々がハワイに着く一週間前に 亡くなられていました。肝臓癌で
終末治療の段階で あったそうですが、残念なことです。
私の母が航海の安全を祈願して 般若心経を写経したのを
お守りにもらっていましたので、無事航海も済んだので
ゲリーのおばあさんの中有、あの世の旅が 平安であるように願って
霊前にお供えするように 渡しました。
彼は無宗教だと言っていましたが キリスト教よりは仏教に
親しみが あるようで、群れておしゃべりするよりは
一人静かに時を過ごすのを好むようで 
私としては 仏教に興味を持ってもらいたいな と思ったことでした。

今回のクルージングのメンバーの中に三人もサンフランシスコ禅センターの
会員がいて、わたしに Enlightenment さとり に関する
本を読まないかと 貸してくれる人もいて 私の好む禅や公案 例えば
隻手の音声(英語で説明するのがやさしい公案です。私のもらっている無字は
うまく説明ができません。)
 を話題にすることも あったりして、興味深い点もあるのですが
仏教が 分るというのは 血や生活環境に大きく影響されるのだろうか
などと 考えてしまいます。
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2008/7/11

タヒチーハワイ  
7月5日にファニング島をセーリングで出港。
北東の風が10m程度吹きクローズホールド 8から9ノットで北に上り始める。
赤道無風帯という物が あると 話に聞いていたが
我々の場合 この強風が ITCZで 必ずしも 無風には ならず
スコールのような天気が 一日続いた。

6日7日と8mくらいの安定した北東貿易風が吹きクローズホールド 7ノットで
三日間大きくヒールしたまま、パンチング も激しく
ハワイまで1000マイル ずっと 傾いたままは きついなあ と思っていたら、
8日の午後から風が落ち始め 5mほどになり機帆走になり
体には ずいぶん楽になった。

9日には 飛魚が デッキに飛び込んで来たので 開いて干す。
10日の夕方 焼いて 食べてもらったが、DRY FISH 干物は初めて食べる
という人が多く、恐る恐る食べていた。

昼の天測を毎日続けている。一日に緯度で2度ほど上っている。
10日には太陽の赤緯 D が22度で、ヨットの緯度がだいたい北緯18度だから
90+18−22=86 太陽が真北に来て 一番高くなると高度が86度
ほぼ真上から太陽が照りつける状態。
そして11日にホノルルの緯度21度まで上ると90度になる予測。

夜の天測は9日に北極星ポラリスを月明かりで計測してみた、水平線が
分りにくいが なんとか 17度と計れた。GPSの緯度と合っているので
計測した星が北極星であることも 間違いなさそう。
月の方が 計りやすい。

11日には北東の風が強くなり ヨットがパンチングしだす
寝ていて  高知で友人のヨットに乗っている夢をみていました
やはりパンチングしていて乗り心地が悪い
大きな揺れで 目が覚めて ここはどこ、私は誰 状態に なってしまった。

朝 島が見え ラナイ島。その後 オアフが見え
10時ホノルル アラワイ ヨットハーバー ワイキキ ヨットクラブ 到着
我々の到着して 30分くらいすると INTREPID というヨットが
入ってきました。カメラや取材、花束の人 に若い男の子が取り囲まれていました
シングルハンドで世界一周を目指している16歳の男の子のようです。

アラスカイーグルにやって来たのは イミグレーションの係員だけでした。
ただ 大変に親切な方で ビザを持っていなかった私に今回だけは
ビザを免除してくれて 524ドルの罰金は支払わずに済みました。
日本はアメリカに対してビザの要らない国なのですが
船でアメリカに入国するには ビザが 要ります。

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2008/7/4

タヒチーハワイ  
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ゴムボートでアラスカイーグルに帰ろうとしていて
トラブっている プロアを見つけました。
この後 もやいを投げてあげて 曳航しました。

この船は大きい方で パドルは船尾の木の叉の部分に縛り付けられて
います。
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2008/7/4

タヒチーハワイ  
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固定された舵は無く、ここに見えるパドルで方向を取ります。
パドルが無いと直進出来ないでしょう。風が弱ければ 漕ぎます。
パワーフィンも 舵と推進力の両方の役に立つ優れものですね。

マストの固定は アウトリガーから出ている 2本のロープで
マストの交叉している部分を引っ張っています。
このロープは 緩めなくても マストの移動は出来ます。
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2008/7/4

タヒチーハワイ  
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アウトリガーの取り付け部、船体の中央に私が乗って
漁師のお父さんが後ろに乗ってパドルで舵を取り
前に この子が乗ってセーリングしました。
方向転換の時には、私が真中で邪魔になり、
この子の力ではリグを持ち上げて移動させるのは
難しく、何度も転覆しそうになりました。
アマは 木を削っただけの物なので あまり浮力は無く
体重を アウトリガーの方に移動させると アマが沈んで
しまうので あわてます。
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2008/7/4

タヒチーハワイ  
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IEIEは船体中央で前後が対称形になっています。
方向転換は マストとセールを持ち上げて
バウからスターンへ運んで、セットし直すと
後進できるのです。
だから あまり大きな船は このリグでは作れないでしょう。
ただ ステーの無いセルフスタンディングのマスト(シーホッパーなど)
を船体の真中に立ててブームが360度回るようなリグを
考えれば 作れないことも無いかな と考えます。
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2008/7/4

タヒチーハワイ  
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キャプテンの知り合いの現地人クリスマスさんが 紹介してくれた漁師さんに
ビーチで会いました。30ドルで レンタルしたのです。
魚を釣るよりは ずっと大きな収入に なったようです。

早速 最大の疑問である セールのセットの仕方と 方向転換の仕方を
教えてもらいました。
風はカメラ位置から 船の方向、南東貿易風が常に吹いています。
写真の状態で、アマを風上にして スターボードタックで帆走します。

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2008/7/3

タヒチーハワイ  
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同じ船の反対舷です。
きれいな船型をしています。
細長い船型は バウで立てる波が小さく 造波抵抗が大きな山を
作らないので 水線長で決まる ハルスピードの制約を受けないので
素晴らしいスピードで走ってくれます。

安定して走るために アマが必要ですが、片一方だけで 安定は します。
ただ アマが風上に ある時にはアマの抵抗は 上りやすくしてくれますが
風下にあると 上れなくなる方向に 抵抗が 働きます。
マルチハルが モノハルほどは 上り角度がとれないのは一般的なことだと
思います。。
アマを常に風上に置くことが出来れば 上りは 良くなるように思いませんか?
このイエイエと呼ばれるヨットは 常にアマを風上に置いておき、
船を後進させて方向転換をする というか、バウとスターンを入れ替えるというか
こんな船は 他にないので表現にこまりますが
わかりますでしょうか。 
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2008/7/3

タヒチーハワイ  
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ファニング島は人口3000人でハイスクールまであります。
人口の割に 少ないのですが ストアーもすこしあります。
お米を売っている店を探して島を散歩していて
砂浜にたくさん プロア (現地の言葉で IEIE イエイエ と呼ばれています。)
を みつけました。
写真の船は大きいほうです。レナの身長は 160センチくらい。
船の先端部分は尖っていて バウに見えますが、反対側も全く同じ形で
尖っていてバウの形状をしています。

昔 グアムで両端の尖ったもっと大きなカヌーを見たことがありますが
今にして思えば あれも マゼランの見た プロアだったようです。

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2008/7/3

タヒチーハワイ  
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ファニング島はアトールと呼ばれるさんご礁で出来た島で
山は無く 高い物はヤシの木とラジヲのアンテナくらい。
さんご礁の中 ラグーンは 一部が深くて ヨットや貨物船が
入れますが 大部分は浅くてゴムボートも底を擦るような
状態になります。そんな苦労をしてラグーンの反対側まで
やってきました。写真の場所は天国に近い島かもしれませんが 仲間に
”This is a Paradise looks like a HELL.”
と言ったら うけました。

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2008/7/2

タヒチーハワイ  
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これが今回のクルージングの目的としていた プロアです。
航海中にレナが読んでいたマゼランの世界一周記にも載っている帆船の
一種なのですが、マゼランが見たのはグアムやサイパンでの話なので
ファニング島にプロアが帆走しているのを見た時には感激しました。

三角のセールは クラブクローリグ と呼ばれる特殊なもので
セールの風洞実験などの研究で有名な マラカイ教授の論文が
あります。写真のように前のマストを立てると上り性能が良くなり
マストを寝させると追い風の性能が良くなります。

アマは一個で常に 風上側に あります。方向転換をしても
常に アマは風上側なのです。どんなふうに 方向転換をするか
想像できますか。
タックやジャイブという言葉を使わないのにも 意味があるのです。

この船は積荷を運んでいます。この帆船が実用に供している所が
見られるなどとは 思いもかけないことです。
良く整備されていて速い船です。
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2008/7/2

タヒチーハワイ  
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ファニング島視認。こんなに平べったい島なので なかなか見つかりませんでした。
10日ぶりに上陸できるので
みんな ワクワク。

入港してみると
今日は7月3日だった。

キリバツ国の首都は日付変更線より西にあるので
今日は3日。
ファニング島は変更線の東にあるけれど 3日なのです。
世界地図で日付変更線が赤道付近で東に曲がっているのを
ご存知の方は多いと思います。
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