2009/11/25

三人の船大工  
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上ノ加江の船大工 片山親子です。今建造中の船に使う舟くぎを探していたので
弘光さんの在庫の釘があるのを連絡すると さっそく見に来られました。
三寸六分くらいの丁度のサイズで 中村さんという上手な鍛冶屋さんの打った
釘があり 『この釘なら 気持ちよく舟が作れる』と喜んでいました。

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老船大工の会話。
初対面なのですが釘を打っていた中村のおんちゃんという共通の知り合いがあり
昔の釘は出来が良かった話などで 盛り上がり楽しそうでした。
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2009/11/19

杉板搬入  
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20ミリ厚に製材した板を造船所に運んでもらいました。
なかなか良い板です。
木口に木工ボンドを塗って割れ止めとしましたが
効果のほどは分りません。
直射日光が当たらないように端材を掛けたり
ブルーシートも一部掛けて養生しながら
乾燥させます。二ヶ月くらい乾かせば舟に使えます。
厚みが薄いので早く乾燥するでしょう。

割れ止めのための塗料があるようです。
エチレングリコールを主成分とした浸透して内部の水に
置き換わる作用をして割れや捩れ変形を防ぐようです。

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2009/11/18

ダグラスさんサバニ ブログ  
ダグラスさんから 沖縄で今作っているサバニの建造過程のブログ案内
が来ました。見てあげてください。

Dear Friends,


I will be posting images and text to this blog while working here in Okinawa. The project runs to the end of January. Please give it a look from time to time.


http://thesabaniproject.blogspot.com/


Sincerely,


Douglas Brooks

84 South Maple Street

Vergennes, VT 05491 USA

(802) 877-3289

woodbrooks@myfairpoint.net

http://www.douglasbrooksboatbuilding.com


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2009/11/15

櫓脚の厚みとレイノルズ数  
高知の舟だまりにころがっている古い櫓を見ても櫓脚の前縁エッヂは
結構薄くてぼろぼろ欠けている物が多いようです。
土井さんの言う 優秀な櫓は残らない 1つの要因かもしれません。
じっくり観察してみる必要がありますが、
翼型の前縁のような丸みのあるものは少ないようです。

もし尖ったエッヂで乱流を発生させた方が櫓の効率を良くするとしたら
その理由のヒントとして思いつくのは
ゴルフボールがスムースな球でなくてデコボコのある表面の方が良く飛ぶ
ので今のヂィンプル付きになった話です。
ツルツルのボールでは流れが層流なので剥離する点が乱流の場合よりも
前に寄り、ボールの後ろ面に出来るデッドエアーが大きいので
抵抗が大きく 飛ばないのですが、
デコボコで乱流にすると表面の流れがボールの後ろまで引っ付いて流れ
デッドエアーが小さくなるという理屈です。

流れが層流になるか乱流になるかはレイノルズ数(Re)で見当が付きます。
Re数は U (速度) * L(長さ) / 割る 動粘性係数 で計算します。
例えば櫓の水中速度を100cm/s  L として櫓の断面長さ 10cm
20度の水の動粘性係数 0.01 を入れると
櫓のRe数は 10の五乗のレベルになりそうです。

Re数が小さいと層流になり 大きいと乱流になるというのが
レイノルズさんの実験結果でして、
層流から乱流に移行する臨界Re数と言うのがあって
それは 10の五乗あたりなのです。

櫓の運動は複雑な流れの中にあるのだと しみじみ感じます。


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2009/11/5

放置和船  
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持ち主のご兄弟にたずねても 持ち主の行方は不明ということなので
和船の研究と雨が溜まらないようにするため まずカバーを
はがしてみました。
30年前の建造だそうですが 雨が入っていないので
木は まだ大丈夫のようです。
この冬 暇な時に整備してあげようと思っています。
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