2011/7/30

鏡川舟  
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鏡川の九反田橋たもとに朽ち果てようとしている
FRPを積層された和船です。
昔の写真などからすると、浦戸湾内での魚釣りなどに
使われていた舟のようです。
船体を計測して図面に書いています。
仁淀川水系で使われている舟との関係を調べたいと
思っています。まずは船体諸要目の比較から
始めてみましょう。
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2011/7/27

船体計測  
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弘光さんの造船所です。
弘光和船の構造図を描くために
各部材の寸法を計りに来ています。

造船所は大体片付いてきました。
売れる物は20尺の和船と和船模型と櫓 一本。
舟クギはかなり残っています。
板図も何十枚か出てきました。
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2011/7/25

櫓の論文  
横浜国大造船科の池畑教授の「櫓漕の推進性能に関する水槽実験」と「翼素理論による計算」
という論文がある。それによると櫓の推進力を決める要素は1 没入角 2 水切り角 
3 漕ぐ速さ の三条件である。
1 没入角とは櫓脚と水面のなす角度で実験では30度と45度で計測されている。45度まで深く没入させると櫓に働く流体力のうち前向きの力の割合が大きくなるので推進力は大きくなると期待できるが、漕ぎ手に高度な技術が必要となる。
2 水切り角とは櫓脚が水を切っていく角度で、櫓脚断面と水とのアタックアングルである。論文では20度30度35度の三種類が実験されており35度の場合に推力係数が一番大きくなる。40度だともっと大きくなるのかもしれない。水切り角は30度以上の大きな角度が良いことが分る。舟が前進すると櫓脚への水の流入角度が前に変化し水切り角が小さくなる現象が起きるので、最適な水切り角は一定では無いと思われる。舟の速度が上がれば水切り角を大きくしていくのが良いと思われる。
3 漕ぐ速さは押して引いて元の位置に櫓が戻るまでの周期で表し、実験では 2.7秒3.5秒4.3秒の三種類。
実験の結果、最も効率よく漕げるのは没入角45度、水切り角35度、周期3.5秒の時であった。水切り角と周期には最適な組み合わせがあり、それを外れると効率は急落する。要は漕ぎ手の技量に左右されるところが大きい。

飛行機の翼の揚力を計算する翼素理論を適用して櫓の発生する力を計算し、水槽実験での計測値と比較すると、実験値の方が二倍以上大きな力を示す。櫓など非定常な流れでの流体力の計算に定常翼理論を応用するのには無理があるようだ。
人力による低速での舟の推進装置としては櫓は流体力学的に見て効率の良い物だし、静かな水面を軽い力で気持ち良く舟を漕ぐのは楽しい運動なので研究してみる価値がある。
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2011/7/20

艪の製作  
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台風の後片付けは特に無く。時間が出来たので
艪を造り始めました。
40*90の杉系統の材木を艪下に
40*60の材を腕に使うために買ってきました。
板厚は本来の艪より薄いのですが、私が使うのには
腕力がないので薄くて軽い艪の方が適しているのでは
ないかと思っています。
艪下を削りだしています。

接合させる角度を見るために古い艪と
並べてみました。
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2011/7/20

台風一過  
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大型台風が高知直撃コースで接近していましたが
土佐沖で東に転進して、高知市はたいした被害は
ありませんでした。

私の和船は舟だまりの対岸までロープを引いて
初めての台風をやりすごしました。
カバーの留め金が一つ切れただけの被害でほっとしています。
カバーの隙間から雨が入って喫水が深くなっています。
これから バケツでくみ出します。
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2011/7/18

台風接近  
強い台風6号が日本に接近しているので
朝早くから舟に増しもやいを取りに行きました。
舟たまりの対岸から二本ロープを取っておきました。

土佐湾は波高6m以上あるようで
浦戸湾の中でも水面が動いて
舟がいつもとは違う動きをしています。

雨がこれから降るでしょうから
また 明朝水汲みとロープの点検に行きましょう。
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2011/7/14

みちのく丸  
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新聞で みちのく丸 の航海記事をみつけました。
主に曳航されるそうですが、帆走姿も見せてくれるでしょう。

10年ほど前に大阪府が建造した千石船の
帆走実験を大阪湾でやったのに 一週間ほど
乗せて頂いたのを思い出します。
菱垣回船と北前船は飾りが違うくらいで
ほぼ同じ船です。
2トンほどある帆と帆桁を引き上げるのが
大変な労力でした。
夏は毎日吹く南からの6mほどの風で良く帆走しました。
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2011/7/13

艪漕ぎ  
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私の艪漕ぎ姿です。舟だまりからゆっくり漕いで出て行くところ。
港の出入りなどパドルより楽に漕げパワーも安定しているので
パドルも使いますが、艪は補助動力としては気に入っています。
もうちょっと小型軽量化出来ればと思っています。
試作の艪も写真の中に見えますが、
これは使い物になりませんでした。

立って漕ぐ時、艪脚は大きな角度で水に入っている。
計ってみるとこの状態で26度。
座ると没入角は小さくなり、短い早緒を付け19度である。
艪に慣れてない人には没入角が小さい方が漕ぎやすい。
没入角は30度が最も効率的に漕げるそうだから、
もっと深く艪が入るように調節したい。
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2011/7/7

帆装  
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新聞社の方が取材に来られるというので、友人と三人で乗ったり桟橋から写真を撮っていただいたりしました。自分の船の写真はなかなか撮れないものですがカメラを渡してプロに撮ってもらうと一味違います。

小雨交じりの微風の日でした。オール漕ぎや自作の艪、帆を上げての艪帆走と無風の時の対処法を色々試しました。

マスト前でのオール漕ぎはパワーがありますが疲れる。二本使わないとまっすぐ進みません。当たり前か。

自作の艪は艪下などが硬さが足りず水の力で水中で曲がり推進力が逃げています。丈夫な材料を集めましょう。

無風時にはブームを固定して艪漕ぎの邪魔になら無いようにすれば、艪が疲れなくて気持ち良い速度でのんびり走れて、適度なエクササイズだと言う結論に達しました。
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2011/7/7

艪漕ぎに挑戦  
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艪漕ぎ初めてのFさん、艪杭から艪が外れて
なかなか漕ぐところまで行きません。
だんだん慣れてきて、船が進み始めました。

メインセールは立てたマストに巻きつけてあります。
ローラーファーリングメインセールと呼んでも
間違いではないと思います。

後部甲板の下に操舵棒があり、その端に白いアルミの
延長操舵棒(ティラーエクステンション)が見えます。
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2011/7/7

排水量  
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天狗21に二人乗った写真です。船の喫水を調べ、排水量を計算
するために撮ってもらいました。コベリ(船縁の補強材)の幅が
5cmなので、水面はタナ板の下4cm位になっています。

設計図からの重量積算では船体が230kg、人間二人140kgの
合計370kgが二人乗りでの排水量という計算で
タナ板の下 4.5cmで浮く予測でした。
自分の計算には全然自信が無かったのですが、
以外に合っているのにビックリしています。
重心高さの計算も、そこそこ使えそうです。

排水量、重心位置が分れば復原力の計算が出来るので
次回は船の傾きを測る傾斜計を作って、
人の左右の移動と船の傾斜角を
測定し、復原力の計算結果を確かめましょう。
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2011/7/5

大船渡、千石船  
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今朝の新聞に大船渡市赤坂町蛸の浦漁港の写真が載っていた。
津波に襲われた港だが背景にカバーを掛けられた無傷に見える
千石船が写っている。
不思議な光景だ。
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