2011/11/30

舟入川  
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高知市の東を流れる物部川流域の物資をお城下に運ぶために
物部川から五台山の北の国分川そして浦戸湾につながる運河が
江戸時代に野中兼山によって掘られました。

写真は今の南国市内を流れる舟入川の風景です。
子供達がイカダを組んでこの流れで遊ぶ行事が
あるそうです。
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2011/11/30

土居さん模型  
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仁井田の土佐屋和船工房へ舟釘を運び、
土井さんに摺り合せの方法を説明しました。
ツヅで板を固定して二枚の板の間を摺り合せノコで
挽いて隙間を無くします。お家で練習をされます。

作りたい舟の模型を自分で作って持ってこられました。
カジキをミオシに付けるあたりサンガイと高知では呼ばれる部分が
板が割れて難しいと 一番の急所を自覚されていますので
本番の20mmの板なら もっと楽に作れるでしょう。

持っている模型が全長15尺舟の十分の一模型。
下に少し見えるのが20尺舟の模型です。
お孫さんが欲しがって、いくつも作らされると
おっしゃっていました。

設計の打ち合わせを済ませて 
ミマセの柳原造船へ20尺和船の完成品や
コク屋(舟を作るための場所)、
ツヅを使うための丈夫な梁などを見学にいきました。
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2011/11/29

8尺和船模型  
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この写真は土居さんの舟の図面の数値を半分にして造った
和船模型です。建造場所が狭く、大きな舟は造れませんでした。
私が始めて自力で作った和船です。
板の摺り合せが適当なので、この時点で海水が滲みこんで来て
ズボンが濡れて内心あわてていたのですが、
写真を撮る位は沈没しないだろうと判断し
写真を撮ってもらいました。

土居さん仕様になるのでミオシや艫の形は 変えます。

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2011/11/29

土居さんの舟  
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土居さんが建造したい舟の設計を始めました。
これは線図 ラインズ と呼ばれる船体表面を表す図です。
全長 4.8m 16尺 水線長 4mの小さい船で
船台に載せて引っ張るか、軽四トラックに積んで
港に運んで水面に下ろして釣りを楽しむのが目的です。
宇佐の外海で乗るので、乾舷は高くしセキ台をご希望です。
舳先は軽い板ミオシで水面近くは狭く
上に上がるに従って幅を増やし、大きな波を乗り越える時の
舳先の浮力を確保してあります。
船尾はカワラを長く伸ばし、船外機で速く走る時の
造波抵抗を小さくしようと目論んでいます。

五ヶ所で船体を輪切りにした断面図の寸法を舟の設計ソフトに
入れて計算しました。
図の水面で浮かんでいるとして排水量が260kg。
船体を100kg 人間二人乗って140kg。
後 荷物が20kgくらいで出来上がるでしょう。
33kg物を積み込むと1cm 船体が沈みます。
船体は20mmの杉板で造り、櫓と船外機仕様です。
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2011/11/27

浜口船大工  
四万十市下田の浜口義雄船大工からお電話を頂きました。
大崎船大工の新聞記事を見られて、
引退した船大工さんの情報ということでした。
御年は88歳。
耳が遠くて 会話が成り立ち難かったのですが
引退後は模型の和船を作っているそうです。
高知歴民館に地引網の舟を展示しています。
自宅には色々な模型があるそうです。
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2011/11/26

シルバーチップマリンエポキシ  
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自作した8mのヨットを興津に係留して遊んでいる藤田君から
舟の補修に関して問い合わせがありました。
キャビンへの出入り口付近の木部、合板が腐ってズブズブに
なって指で穴が開く状態だそうです。
雨水が入っていって木を腐らせたのでしょう。
木造の舟では よくあることです。

腐った木部を大きめに切り取って、別の板を接着するか
木部に充填用のエポキシを注入するかしか 
修理の方法は思いつきません。
システムスリーのシルバーチップマリンエポキシに
色々 アイデアがあります。

http://www.woodencanoe.net/epoxy/silvertipseries.html
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2011/11/25

舵誌12月号  
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ヨット雑誌「舵」12月号に天狗の進水を載せて頂きました。
4ページにも亘って 和船の建造方法の小難しい話を
よく載せてくれたと感謝します。
沖縄のサバニのレースなどと同じようにマニアック過ぎて
一般読者の受けは あまり良くないと
編集長さんが言っていました。

和船模型キットを一緒に記事にして読者プレゼントと
思っていたのでしたが、次の機会となりました。
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2011/11/23

試し漕ぎ  

二週間前に土居さんが手に入れた櫓の試し漕ぎをしました。
私の櫓より櫓脚が20cm長く、
土居さんは パワーが有って 漕ぎやすいと
気に入っていました。

後半は帆を上げて帆走しました。
土居さんは 帆掛け舟で追い風で走った体験はありますが、
ヨットの帆走は初めてで 風上に上がって行くのに 
感心していました。

寄港後 暖かいクラブハウスでお茶を飲みながら
次に造る和船の相談です。
全長5m位でトレーラーで運び船外機と櫓で推進します。
二人乗りでカンコを据付ます。
乗る場所は宇佐の外海なので乾舷は高く、
波除にセキダイを付けましょう。
以前設計した4.8mの舟を土台に設計に取り掛かります。クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

チヌを釣り上げたのを見かけて、海上で寄っていって
おしゃべりしました。浦戸港(湾の入り口近くの港)に
係留しているそうです。外海にも釣りに行ける舟です。
信清さんの舟と同じ柳原船大工の建造です。
二十年乗っているそうです。
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2011/11/21

大崎船大工  
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高知新聞の記事です。取材の翌日から大崎さんは風邪をひいて
肺炎になって入院中だそうで、ちょっと心配しています。
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2011/11/19

揺櫓  
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中国のユーロの漕ぎ方を私の舟で実験してみました。
櫓は櫓杭へショックコードで固定して外れないようにし
早緒を長くして図のように高く上がり
櫓脚を返す時には右手で早緒を持って操作します。
早緒で反転させるので、初めての人でも どっちに返すか
考える必要がありません。サルでも漕げそうです。

櫓脚の没入角が大きくなるので推進効率は良いでしょう。
ユラユラとユーロという名前のような漕ぎ方になり
疲れず楽に漕げます。

サンパンはトランサム(戸立)が高いので櫓の没入角を
大きくするために揺櫓の漕ぎ方になったのかもしれません。

戸立の低い和船には必要ないかもしれませんが
座って漕ぐ時に、早緒を長くして 
左手で早緒の途中を持って漕げば
推進力は増えるのではないかと思われます。
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2011/11/19

地球丸  
ヨット雑誌「舵」の編集長さんから お電話を頂きました。
12月号に天狗21の記事を載せていただいた関係ですが
その時に、和船を広めるメディアとして「地球丸」という
出版社を教えてもらいました。

  http://www.chikyumaru.co.jp/index.html

ホームページを見れば分るように
釣り、ログハウス、アウトドア、DIY,天然生活、料理
などの雑誌を出版しています。

木造和船を建造して、魚を釣り、料理して、舟で生活したら
この会社が目指しているところと合致しそうです。
小さなキットハウスを作る雑誌もあります。
本物の和船のキットも 発売すれば キット売れるでしょう。
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2011/11/19

櫓 プロジェクト  
須崎市の亡くなられた櫓屋 森幸作さんの残された
櫓に削るために製材して寝かしてあるイチイガシを使って
森さんのお隣の船大工さんに櫓を削って頂く事を企画しています。

実際に使う舟のサイズと櫓間が分らないと 櫓は注文できません。
新しい櫓を作りたい方は おいでませんか。
一丁 五万円くらいで仕上がると思います。
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2011/11/15

チヌの海  
阪南市の上野様からの資料に 歴史館いずみさの の出版物
「泉州ちぬの海の恵みと往来」があります。
関西では黒鯛を ちぬ と呼びます。
泉州ちぬの海とは淡路島と泉国の間の海で
古事記では 漢字で チヌ(漢字に変換できません)と
表記されているようです。

浦戸湾で釣れる ちぬ も古事記の時代から
ちぬと呼ばれていたのだと分ると
楽しくなります。
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2011/11/14

仁淀川船大工  
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仁淀川の川舟を作れる方の情報が入りました。
越知町鎌井田の沈下橋のお近くの細川等さん。57歳

自分が使うために建造されるだけで、注文を受ける事は
ないそうですが、まだお若いので仁淀川舟の建造技術は
伝えてもらえます。10艘以上建造されているから
使い勝手の良い鮎舟になっているでしょう。

下の写真は アカ汲み、ウインチ、アンカーの三点セットです。
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2011/11/13

大阪のクロミオシ  
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阪南市教育委員会で和船船大工の調査をなさっている
上野様からクロミオシと呼ばれる和船の情報を頂きました。
上の三枚が阪南市の港に係留されているクロミオシで
名前のとおりミオシがクロく塗られています。
下の二つは瀬戸内海歴史民俗資料館にあるクロミオシ
 和泉型機船引網漁船 です。

五十尺以上の黒ミオシでは幅二尺もある板を
ミオシに使ったそうです。
同じく板ミオシと呼ばれていても川舟の板ミオシとは 
取り付け角度が鉛直方向を軸として90度異なる物で
海舟のミオシの前後長さを大きくした物といえるでしょう。

またアイチケンと呼ばれた愛知県型打瀬船のズンドミオシとか
新しいデザインであろう ハイカラミオシ だとか
面白い名前が見られます。どんな形なのでしょうか。
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