2014/12/25

フレーム作り  
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今日は和船工房で土居さんと木工作業をしています。
杉の板は三列に並べて乾燥中。持ってみても大分軽くなりました。
切り出したトダテやこれから切り出すフレームを描いた板が
上に置かれています。
ベニヤ板にフレームを原寸で描いて、
それを1寸の根曲がり板に写します。
自分で描いた設計図なのに、見ながら原寸に描こうとすると
ミスが多く、やり直しばかりで捗りません。
根曲がりの上での木取りも気に入らなくて、やり直しが多いです。

土居さんは修理している舟の底に敷く板を切り出しています。
今年は寒いので完成は年を越します。

この工房は南から日が差すので、冬場の工作には暖かくて
極楽です。今日は和船仲間が3人も遊びに来て
ワイワイガヤガヤ 立派な糸鋸台を貰いました。
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2014/12/22

強風で艪漕ぎ  
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チヌ釣り名人の信清さんに檜艪のテストパイロットを
してもらいました。あいにく西の強風でスピード計測を
しても意味の無い荒れた海況でしたので
ヨットハーバー内の水面で、立ち漕ぎと
普段している座っての艪漕ぎを試してもらいました。
艪脚のしなり具合が大変良いとお褒めの言葉を
頂きました。この艪はパワーがあるので
強風でも安心して艪で操船できます。
もっとも海面が真っ白くなったらダメでしょうが。

この艪のしなりを持った樫の艪を作ろうと思います。
網舟の古い艪脚を捜してみると3m70cmの良さそうな
艪脚がありました。元は4mあったのを先が痛んでいたので
切り落とした物です。
この冬は これを削って うらどの艪間1m70に合った
腕を付けましょう。

朝から自分の和船で釣りをしていた信清さんに
お土産に沢山のエバ を頂きました。
知り合い4軒におすそわけ。
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2014/12/19

練り舟  
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新聞記事の切り抜きです。
練り舟 とは艪漕ぎ舟のことでしょうか?
和船の貸し舟が東京にもあるんですね。
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2014/12/15

スピード測定  
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風も無く穏やかな暖かい昼間、土居さんと『うらど』で
艪漕ぎの速度を計測しました。
土居さんが頑張って大きな檜艪を漕いでいます。

最高速度は檜艪を全力でピッチ24(一漕ぎ2.5秒)で
漕いで 2.5ノットです。長時間は漕げません。

ピッチ20(3秒)で漕げば 2.2ノット。
樫の艪ではピッチ20で漕いで 2.0ノット。

檜艪は艪の水中面積が大きいだけ、推進力はありますが
力が必要です。

檜艪を深く入れて、足で船を揺らして、押し引きをせずに漕ぐと
1から1.2ノット出ました。

全力で漕ぐ時には自然と足を使った漕ぎ方の上に
腕の押し引きが加えられているようです。
足で漕ぐ割合を大きくすれば楽に長時間漕げるのでは
ないかと思われます。






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2014/12/12

歴民館大栃  
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今朝の高知新聞の記事より
高知県立歴史民俗資料館は旧大栃高校を資料の収納に
使っています。様々な民具がありますが、
私の興味を引くのは四万十川舟 三艘と田舟です。

収納されている四万十川船を計測して図面化した物を
須崎工業高校の造船実習に使っています。
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2014/12/11

売り船あります。  
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土居さんが建造した5mの和船がオーナー募集中です。
今はタナ板は白く塗られています。
新しい船が入手出来たので、お譲りします。
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2014/12/10

土居和船  
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土居さんの舟は外部は船底塗装を残すのみ。
船内の敷板が出来上がれば ほぼ完成です。
丈夫なセキ台が付きました。
年内には船検を済ませて、
年明けには浮かべる段取りをしています。
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2014/12/9

GPS  
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ヨット仲間が船のGPSシステムを新しくしたので
古い小型のGPSを貸してくれました。
単4、二本で動いています。
室内では電波をうまく拾えないようですが、外ではばっちり。
歩くと2ノットと出ます、自転車はゆっくりで6ノット。
次ぎの艪漕ぎ実験が楽しみです。
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2014/12/8

揺らし漕ぎ本番  
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艪を深く没入させ早緒をピンと張り、船体中心に保持する。
押す時の握りの向きにして、体重を足に掛け左舷に傾ける。
艪脚に水の抵抗が感じられ、船はフリーの時よりも
ゆっくりと傾く、傾きの戻り始め(引きの動きのはじめ)に
握りの向きを引く時の向きにして、体重を掛けて右舷に
傾ける。
普通の艪漕ぎの動きです。違うのは、艪と船体の位置が
変わらない、動かないところです。
揺らし漕ぎでも船は結構進みました。

この体重の掛け方、船を傾けようとする動きに合わせて
腕での艪の押し引きを加えると 効率良く進むようです。
腕も使うと一回漕ぐのに掛かる時間は長くなります。
船はあまり揺れません。船を傾けようとする力は
艪を通して推進力になるようです。

うらど を船体だけで揺らすと1.1秒で1回横揺れします。
結構早いです。初期復原力が小さいのでヒョコヒョコ揺れる感じです。
揺らし漕ぎで艪脚に水の抵抗があり推進力が出る時には
2秒位の周期になります。
腕の力も加えて漕ぐ時には1分間に18回往復(ピッチ18)
一漕ぎ(押し引き)3.3秒の漕ぎ方が最も揺れとのタイミングが
良くてスピードも出る感じでした。
体全体を使うので良い有酸素運動になります。
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2014/12/6

艪漕ぎ速度 続き  
婆羅さんのデータを参考に艪漕ぎでの速度を調べてみましょう。
船の速度は造波抵抗のために、水線長(水に浸かっている船体の長さ)の平方根の
1.2倍がエンジンや帆で走る場合のおおよその最高速度になります。
長さの単位はフィートですが尺でも同じです。1尺は0.3m。
速度はノットです。時速 1.85km。
カタマランなどすごく細い船体や軽い船体には当てはまりません。

水軍レースの五丁艪小早船は全長が8.4m、水線長は7.4mと推測しますと
水線長は 24.6尺で、平方根は4.9ノット。
エンジンで走らせれば5.9ノットが最高速度です。
五丁の艪で漕げば推進力が大きいので、平方根の4.9に近い4.5ノットが
短距離の最高速度になるのでしょう。

猪牙舟は全長7.5m、水線長を6.5mと仮定すると22尺で、平方根は
4.6ノット。3.7ノットや3.9ノットは平方根の80〜85%。
一人漕ぎではこの辺が限度なのでしょうか。

弘光船大工建造の20尺和船は水線長が5.2m17.3尺。
平方根を取ると4.16ノット。80%〜85%は3.3〜3.5ノット。
婆羅さんの推測通りの数値が出てきます。
GPS速度計を入手したら早速 うらど で実験をしてみましょう。
この冬も楽しい艪漕ぎ遊びが出来そうです。
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2014/12/6

艪漕ぎ速度  
艪を研究している婆羅さんから艪漕ぎ舟の速度のいくつかの例を
メールで頂きました。

推測ですが具体的な数値で艪漕ぎ速度を表してみます。
御前崎の老漁師が小舟の艪漕ぎはゆっくり歩く程度と言っていました。
2ノットくらいの巡航速度で、最高速度は3、4〜3、6ノットくらいでしょう。
徳川家康が許した高速といわれた焼津の八丁艪は50〜60海里を
一昼夜かけて漕いだといいますから、平均速力は2〜2、4ノットで、
最高速力は4ノット以上。
水軍レースの5丁艪小早船の最高速力が4、5ノットです。
速いといわれているチョキ舟も4ノットには届かず、3、7〜3、9ノット程度
の最高速力だと思います。
だから、20尺の艪漕ぎ舟で3、5ノット以上の最高速度が出れば
速いといえます。
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2014/12/5

田舟  
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高知市比島の田内さんの納屋の天井には
長さ3u幅1mほどの田舟が吊り下げられています。

野中兼山の時代には、田舟を大きくした舟が
舟入川や新川川などの人造河川で活躍し
海に出ることなく高知市の東や西の物資を
浦戸湾、お城下へ運び入れていました。
三里小学校の教頭先生に社会科の教科書を
見せていただきながら説明を受けました。

この舟なら運搬費用が掛からず移動できます。
教科書の舟の説明にも適しています。
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2014/12/2

三里小学校  
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高知市三里小学校には船大工さんの道具など造船関係の
歴史民俗資料が立派に揃った学習室があります。

故田辺寿男さんが集められた膨大な資料が整理されて
置かれています。岡豊の県立歴民館よりも良く
揃っているようにも見えます。田辺さんは県立歴民館の
資料調査員でしたから、展示される場所に合わせて
資料を揃えられているのでしょう。

そこへ20尺の和船を展示して頂けないかと
校長先生や三里史談会の島会長にお願いしたところ
可能なような お返事を頂いて喜んでおりましたが
舟を学校二階の教室に運ぶ費用が、どこからも出ないという
問題が起きて困っています。
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2014/12/2

杉板  
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製材所で板に挽かれた杉が工房にやってきました。
全長6m、末口(上の細い方)で42cm、根元では70cm近い
丸太を芯を40mm、他は23mmに挽いてもらいました。
17枚の板になっています。

船体を作るのにはカワラに3枚、カジキに2枚、タナに2枚で
7枚あれば形が出来ます。舟二つ分の板が出来ました。
いつもは末口36cmの丸太を買うのですが
今回太い材があったので買ってみましたが
ずいぶん大量の板になったので驚いています。

まだ水分を多く含んでいるので板が重くて運ぶのに
腰に来ます。土居さんと休み休み運びました。
40mm厚の芯材は芯を通る線で二分割したら
やっと運べる重さになりました。

これから3ヶ月乾燥させて
暖かくなる頃から本格的に船体を作ります。
それまでは ぼちぼちフレームなど小物を作っています。
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