2015/4/29

高知新聞のプロア記事  
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記事では天体観測で舟の位置を出す航海術を紹介しています。
ヨーロッパ人が やっと南太平洋を航海し始めた時には
彼らは帆走カヌーで自由に行き来していました。

今ライアテア島と呼ばれているタヒチ発祥の地はHAVAII
ハバイイ(魂の故郷でもある聖なる地)と呼ばれていました。
タヒチから赤道を越えて北に移住した人々は発見した島々に
同じ名前を付けました。それが ハワイです。
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2015/4/29

プロア  
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このプロアと呼ばれる帆走カヌーは、重い木で出来たアマ
(フロート)を常に風上にセットして帆走します。
さて問題です。方向転換は どうやるのでしょう。
タックともジャイブとも呼べない方法です。

超音速飛行機の三角翼に流れる空気流と同じ原理で揚力を出す
クラブクローセール(2本の木を交差させて三角帆を作る)を
載せたシングルアウトリガー(フロートが一つ)カヌーです。

これに乗りたくてヨットでタヒチからハワイまでクルージングし
途中 北緯5度キリバツ国の東端のファニング環礁で
実際に仕事に使われているプロアを見つけた時は大感激でした。
チャーターした漁師さんの小型のプロアで方向転換をやって
もらって初めて納得が出来ました。
貿易風帯でいつも一定方向から白波が立つ風が吹いていま
すから、船上でセールを移動させるのは大変で 危険を伴います。
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2015/4/28

板図を読む  
高知県立歴史民俗資料館の紀要19号『板図を読む』が
出来上がりました。弘光船大工の残された板図に書かれた
情報のみで造船図面を描いてみました。

読んで面白い物ではないですが、
船大工さんが残された板図をお持ちの方が舟の復元を
考える場合にはお役に立つかもしれません。

図面に描いた四隻のうち、仁淀川川舟は田辺寿男調査員の
詳細な建造記録も同じ紀要に入っています。
『板図を読む』に興味を持たれた方はメールをいただければ
PDFファイルをお送りします。

仁淀川川舟の建造記録は写真が多くファイルが大きすぎて
メールでは送れないようですので歴民館へ『紀要19号』を
ご注文ください。
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2015/4/27

フレーム並べ  
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作っておいた六っのフレームを10cmの角材に固定して
大体の位置に並べました。ミオシはまだ立っていません。
中央に糸を張ってセンターを出し位置が決まったら
角材をがっちり固定して動かないようにして
左に置いてあるカワラを乗せてフレームと固定します。

いわゆる和船の建造方法とは天地が逆に建造します。
設計した船型通りに作るにはフレームが必要で
一般の人にも分かりやすい建造方法です。
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2015/4/26

カツオ舟模型  
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カツオ釣り舟の三分の一 模型と建造された山中船大工です。
カワラとカジキを黒に塗ると、このような感じになります。
ミオシの先を黒く塗っています。高知にも黒ミオシはあるようです。

模型でも全長7mありますから本物は20mの大きな釣り舟です。
飯を炊くかまど や木製の水タンクなども乗っています。
高知県土佐市宇佐の海洋高校の倉庫で眠っている舟です。

ジョン万次郎は宇佐から釣りに出て遭難したのですが
その時乗っていた舟とこの模型は良く似ているようです。
どこかにきちんと展示出来ると良いのですが
学校には空き教室はあるのですが、予算が付かないようです。
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2015/4/23

まきなわ  
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高知市中心部はりまや橋から歩いて1分にある
竹崎商店という昔からの竹細工や木工製品を扱っているお店に
まきなわ が ありました。

槙の皮ではなくて檜の皮の繊維を縄に編んだ物のようです。
最後の一束を買って来ました。

製造者に問い合わせてもらいましたが
もう作っていないという話でした。

しかし まとまった量が要るのなら製造者を探して
直接注文すれば、お年寄りのお小遣い稼ぎになるので
引き受けてくれる人も居るのではないかと思いました。
探し出すのが難しいかもしれませんが。
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2015/4/20

カワラ板仕上がり  
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防水処理をしたカワラ板は両面とも埋木のしまつをして
軽くサンデイングしてからカワラの形を描いて
大きめに切り出し仕上がりました。

他の乾燥中の板の上に載せています。
クロの杉板は乾燥させるのに時間がかかるそうですが
乾燥すれば水に強いという話です。

次ぎの作業は冬場に作ったフレームを土台の枕木に固定して、
空いている場所に並べます。
フレームを並べると船型が見えてきて
船を作っている実感が出ます。
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2015/4/16

ガラステープ  
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クギの頭穴に詰めた埋木をカットしてノミで整えています。
節穴は3箇所埋木して補修しました。
この後コーキングのはみ出た分はサンデイングして除き
全体を綺麗に掃除しました。

積層用のエポキシ樹脂にサンデイングで出た木の粉を混ぜて
パテを作り、節の凹みや埋木の隙間を埋めました。
次に幅5cmほどのガラスクロステープを板の矧ぎ合わせに
沿って並べてエポキシ樹脂で積層しました。

現代版まきなわ ですが、船体が湿っていると
エポキシが硬化しないので、木部を乾燥させてからでないと
作業が出来ません。

エポキシは木等への密着力が強く、固まると防水性が高く
船の補修などには最適なのですが
硬すぎてノミやカンナの刃が欠けるので
仕上げはサンデイングしないといけません。
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2015/4/14

カワラ板矧ぎ合わせ  
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写真の道具は『ブチヌキ』といいます。
頭穴に向けてツバノミで開けた穴を
断面が四角のブチヌキを打ち込んでクギが通るようにします。

クギ穴が出来上がったら、接合面に変性シリコンコーキングを
塗って、シャコ万で締めて密着させて まず二枚を矧ぎます。
この大きなシャコ万を高知の船大工さんはイギリスと呼びます。
各地で呼び名が違うようです。どうしてイギリスなのか。
面白いですね。

二枚をクギで矧ぎ終わったら、もう一枚も矧ぎました。
クギの頭穴に埋木を接着剤も使って打ち込み
今日の作業は終了。
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2015/4/9

中古の艪  
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スプルースの仲間の外国産木材で自作した
艪脚 3m60cm 艪間 1m40cmの艪です。
初心者の人が艪漕ぎを練習するのには
軽くて扱いやすい良くバランスの取れた艪です。
全体をサンデイングして割れがないか確認して
防腐塗料を塗りました。
まだ しばらくは使えます。
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2015/4/6

ツバノミ  
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ツバノミでクギの通る穴を開けています。
ツバノミを打つ音が気持ち良い楽しい作業です。
弘光船大工のコク屋で板ハギの練習をしていた時に
ツバノミを打っていると
『船大工は そんな音を立てな いかん』と言っていました。
ツバノミやクギを打つ音は心地よいものです。

私がかぶっているバイキングシップのマークの付いた帽子は
WOODENBOAT社の帽子です。
アメリカのWOODEN BOAT誌に自作の和船の進水写真を
送ったら雑誌に載せてくれて、帽子がお礼に送られてきました。
ダグラスの『和船』のロゴの帽子よりも
私は こっちが好きです。
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2015/4/5

四万十川遊覧船休止  
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残念です。
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2015/4/4

犬と和船  
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昨夜の雨で、今朝はどうなるか心配しましたが
上天気で満開の桜遊覧船を楽しめました。
今日は四名もお客さんが来られて
交代で艪漕ぎを楽しんで頂きました。

先日乗った方から写真を送ってもらいました。
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2015/4/2

摺り合わせ終了  
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腰が痛いのを我慢しつつ 摺あわせを済ませました。
船体中心線、各フレーム位置を書き込み
クギを打つ頭穴の位置を書き込みました。
次ぎは頭穴を掘って、クギで三枚の板をハギ合わせます。

クギは三寸五分(10cm)のオトシクギを25本。
フレームをボルトでカワラに縫い合わせるので
少ないクギで十分だろうと思っています。

カワラ板は全て赤身で取れるだろうと思っていたのですが
少し白太が残りました。小曲がりの材を選んだのが
失敗のようです。
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