2017/3/31

タナ板仮合わせ  
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タナ板の取り付け方法は「大田区の船大工」通りでした。
トオリ釘の打ち方、頭穴の位置を山中船大工から習ったので
午後はカジキのタナドオリ面を削りだし
トオリクギの先穴の位置をカジキに描き
タナ板を借り合わせしてみました。

カジキのようなキツイ曲がり、捻れは無く
水をスプレーしながら曲げていけばアイロン加熱は不要です。
ほぼ密着させてカジキ板の上辺をタナ板に描き
タナ板上辺も余裕を見て印をしました。

船体から外して写真のように置いて
小さい釘でバテンを固定してタナ板の上辺、下辺を描きました。
下辺は船体に合わせたラインよりタナドオリ面分30mm下です。
真っ直ぐな木取りで、ほぼ中央の赤身で取れそうです。
次回作業はタナ板をジグソーで切り出し、左板も同じ作業です。
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2017/3/31

山中船大工の指導  
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山中船大工に建造中の舟を見てもらい、
タナ板の取り付けトオリ釘の打ち方を習っているところです。
カワラ板の矧ぎは ほめられましたが
カジキとカワラの取り付け、摺り合せに関しては
鋭い指摘でダメ出しをされました。
ミオシは本格の建造方式とは違うので
格好が悪いと 言われてしまいました。

まだまだ十分 和船建造の指導はしていただけます。
舟クギの在庫を見せて、残りの8分の板も見せたので
舟造りの材料はあるのは分っていただけました。
だんだん舟を造りたくなるように お誘いしています。

カワラ板は柳原船大工の作業場に仕上がったカワラ板が
あるのを知っていたので、夕方柳原船大工の息子さんに
お会いして、まだ在るか お聞きしたら
邪魔になるので切って燃やしたそうです。 残念でした。

干洲堀の舟溜りの木造船を案内すると
山中さんが建造したディーゼルエンジンの乗った木造漁船が
残っていて写真を撮りました。
30年ほど前で 最後の木造船建造の仕事になるようです。
設計も山中さんです。船型はエンジン船用に変わっていますし
船体構造もエンジンの振動に耐えられるように補強が
入っています。
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2017/3/29

山中船大工  
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宇佐の山中船大工です。四年前の写真。
昔建造していた和船の正確な十分の一模型を
沢山作られています。
高知の歴民館に展示してある模型には
不正確な模型もあります。
本物の船大工さんが作った模型は
舟の歴史の重要な資料です。

山中さんは明日私の工房に来られます。
タナ板の取り付け方法を教えていただこう
と思っています。
本当の狙いは山中船大工の宇佐の工房を復活させて
片岡君が弟子入りして、山中棟梁の指示で
和船を建造し、技術を伝える事なのですが
山中さんの説得はうまく行くでしょうか。
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2017/3/24

タナ板合わせ  
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タナ板に使う板を出して、ちょっと船体に沿わせてみました。
十分余裕があり、ほぼ赤身でタナが作れそうです。
アイロンでの板曲げを試してみたいと段取りしています。
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2017/3/21

舟釘入手  
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野見湾に面した須崎市大谷で舟釘専門の鍛冶屋をしていた
藤田基義さんの仕事場を解体してしまうと
娘さんから電話を頂いたので、訪問して
残っていた釘を頂いてきました。

ダグラスさんが瀬戸芸術祭、高松で伝馬舟を建造した時には
お父さんの釘を使ったので、一緒に見に行きました。
須崎工業高校造船科をはじめ、あちこちで和船の建造が
始まっている話をすると大変喜んでくれました。

波静かな湾内には数十年前には船大工さんが7軒あったそうです。
舟釘専門で生活が成り立ち、家族が養えていたわけです。
舟釘は宇佐や他の地域の船大工さんにも出荷していたので
娘さんは宇佐の山中船大工の所へ集金に行った記憶があるそうです。

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2017/3/17

カジキ上辺切り出し  
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ベニアの仮型板を外し、バテンを当ててカジキの上辺のラインを
描いて切り出しました。タナ板との接合面の角度にジグソーで
切り出そうとしましたが、安物のジグソーでは角度の固定が
難しく、切断中に角度がズレました。90度で切って
カンナで仕上げましょう。
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2017/3/10

カジキ仕上がり  
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やっとカジキをミオシに固定できたので記念撮影です。
次はカジキ上辺にバテンを当ててラインを描き 切り出し
タナ板の付く所を斜めに削ってからタナに使う板を仮合わせです。

しかし今月はヨットレースや月末に堀川の桜を和船で見に行く等
暖かくなると遊びに行く計画が多くて作業は後回しになりそうです。
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2017/3/10

和船を救え  
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浦戸湾でハイカラ釣りをしている高崎君が
SAVE THE WASEN.
和船を救う運動に協力してくださって
高知市五台山吸江、法師ガ鼻にある持ち主の亡くなった
20尺の和船を入手し整備し釣りをすることになりました。
今日は舟を係留する干洲堀を案内しました。
バックの木造漁船(ディーゼルエンジン)ももう水に浮かぶ
ことはないでしょう。どなたか乗りませんか。
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2017/3/10

ミオシ摺り合せ  
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ハバドコロでのカジキ上辺の幅を片側20mm狭めました。
ベニア板の仮型を少し切り落とすと
カジキ板はゆっくりと立ち上がって新しい型に馴染んで行き
ミオシへ密着させる力は大分軽くなりました。
それでも写真のようにネジ式のサポートでないと密着しません。
事前に焼き曲げをすれば、大きく曲げられるのでしょうが
室内では 火を使うのが 困難です。
摺り合せノコギリでミオシとカジキを摺っています。
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2017/3/7

宇佐海洋高校の和船  
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高知市の西隣 土佐市宇佐の海洋高校に展示されている
全長6.5mのカツヲ船の三分の一模型です。
この船を作った山中船大工90歳宇佐町井尻に
お会いしてきました。片岡君が船大工に弟子入りをして
伝統的な造船の仕方を勉強したいと言うので まずは
ご自宅を訪問して今作っている舟の話などをしてきました。
うまく行けば 高知でも本物の和船建造が始まります。
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2017/3/7

カジキ トオリクギ  
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カジキ板を湿らせて軟らかくして、割れた部分がどうなるか
恐る恐る 曲げていってカワラとの接合が
舳先まで終わりました。
写真の状態から先端をもっとミオシに近づけると
割れそうな音がしたので、作業中断。
ハバドコロの仮フレームの開きを少し小さくして
カジキ板上辺の応力を小さくしないと
板に無理が掛かり、ミオシへの固定部分に
大きな残留応力が出来そうです。
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2017/3/3

舳先部分  
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今の舳先の状態です。仮フレームの前で右舷カジキ板が割れたので
接着してネジで固定しています。
次に曲げる時が不安です。水を滲み込ませて軟らかくして
ゆっくりやりましょう。割れが走ってしまったら
ミオシとカワラとカジキの集まる部分にサンガイと呼ばれる
三角の板を作って 後付けしましょう。
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2017/3/3

艫トオリ釘終了  
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舳先の作業は接着待ちになったので、船尾のカジキ板を
取り付けました。ちょっとズレた所は板が柔らかいので
なんとか本来の位置に戻しトオリ釘が打てました。
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2017/3/3

カジキ板割れる  
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右舷カジキ板を曲げていって、もう少しでミオシに
くっつくかという時にバキッと板が割れる音がしました。
ハバドコロあたりのカジキ板下端 白太の部分に割れが
走っている。土台に当たる板を切り欠いた所に
曲げの応力集中が起こって割れたようだ。
トオリ釘の頭穴よりは下だが、もっと前のミオシ部分が
足りなくなるので、かなり切り落として接着して、木ネジを
打って、これ以上割れが走らないように処置した。
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