今まで当たり前のようにあったものがなくなる感覚、について思い出していた。
うちに帰ればいつも、おかえり〜と迎えにきていた父のこと。
おなじく、尻尾をぶんぶん振り回して迎えにきていたルーシーのこと。
毎日あった仕事が急になくなったときのこと。
毎日のように声を聞いていたあの人がいたときのこと。
今となっては、そういえばこんなものなんだなと過ごしてきた。
(無職中のときだって、1ヶ月でニートに慣れたっけ)
継続しているときは、それが無い生活なんて考えられなかった。
でも今こうしているということは、意外と慣れるのもはやかったのだろう。
たけど、こうして思い出すことが多いのは
それがあったことが嘘でも夢でもなかったということで、
思い出しても苦しくならないのは、消化してきているからなのかなとぼんやり考えた。

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