2008/5/30
北京6日目 星期四 (Thu) 北京
今日は宿を移る日。
パッキングを済ませてから、胡同へ朝食を買いに行く。
今日も豆乳と野菜の入った饅頭類。
全部で3元を宿に戻って食べてからチェックアウトする。
今朝は、豆腐屋さんに若奥さんはいなかった・・・ちょっと残念。

移動する宿はバスで3つ目の四単方面へ戻った胡同にある。
22番のバスに乗るが、ものすごい混みよう・・・今日は中国でも祭日だ。
なんとか目的のバス停で降りる・・・すごい混雑だった。
胡同を入っていくと、今日から2泊する宿の入口が見えた。
この胡同は前の宿のある胡同とは違って、ひっそりしている。
四合院保護区と書かれている石板が目に入る。
どうやら、ここは歴史ある場所らしい。
四合院の赤い観音扉を開いて中に入る。
中も中国スタイルの趣がある落ち着いた素敵な雰囲気。
左側にレセプションがあり、女の子がいたのでチェックインの手続きをする。
予約していた部屋がまだ空いていないので、荷物だけ預けて出かけることにした。
やっぱり少し来るのが早すぎたみたいだ。
四合院の中庭。

そのまま、外に出て、今日は北京動物園に行くことにする。
パンダと友達になってこなければ。なんつって。
平安里の交差点までくると103番の動物園行きのバスを発見した。
バス停を探し、そこから103番のバスに乗った。北京動物園は城外にある。
20分後、動物園の近くまできて、バスは進まなくなる。大渋滞。
北京動物園のバスターミナルまで10分以上かかって到着。
降りて、その人混みにいやな予感がして、大通りの向こう側を見ると、北京動物園の
ゲートが見えた。
その前から周辺一帯が、うごめく人間の頭でいっぱい・・・。
うううう。こ、これは・・・・。
この旅を決める前に、中国にもGWというものがあることを知った。
去年は1週間くらいあったそうだ。
その時期の中国は、どこもかしこもものすごい人で、交通機関がマヒすると知り、
北京行きを迷っていた。
しかし、今年は政府がこの混雑を問題視して(たぶんオリンピックもあるし)
3連休だけになったと知り、決行に至ったのだが・・・
混雑しそうな場所や、絶対行きたい場所を、連休前に済ませてはおいたのだが、
それでもこんなに混雑するとは思っていなかった。
諦めて、そのまま、バスに乗り、引き返す。
いいか、パンダは上野で会えるし。
(なんて帰国したら、なんとパンダがこの前日に亡くなっていた・・・ショック)
仕方ないので、そのまま混雑してなさそうな場所を目指す。
そのまま平安里沿いまで来て、「白塔寺」で降りる。

向こうに見えるのが白塔。

ここは北京のシンボルと言われている白塔のあるお寺で、周恩来がとても大事にして
いたところだそう。
入口でチケットを買って入るが、こじんまりとしたお寺で、人もいない。
ほっとして、散策をする。
その後、歩いて魯迅博物館へ。
ここの入場料は5元。一番安かった。なんでだろうー。
中には魯迅の資料が展示してある展示館と、故居があった。
故居は四合院で、小さいながらも趣があって、よかった。
魯迅の故居

四合院はこじんまりとしていて昔のままに残されていた。

そのまま歩いて歴代皇帝廟に向うが、なんとも今月末まで休館との案内が…。
残念に思いながら、目についたお店で肉まんを買って、食べる。
あんまりおいしくなかったので、また残念に思って凹む・・・。
そのまま、なんとなく1時間以上も歩いて后海の公園まできてしまう。
しかし、ここも、ものすごい人でごったがえしている。
観光バスが列をなして止まっているし、北海公園側の道路にもすごい人が
並んでいるのが見えた。
歩きすぎた。もう疲れて歩けないけど、人が多すぎて座るところもない。
たくさんの人力車が欧米人を乗せてずらーっと並んで走っていく・・・。
公園内に入るのをやめて、少し外れた場所にある郭沫若故居へ。
ここは、なんとなく来たかった場所だった。
なぜかというと。
彼は、四川省出身の作家だ。
文化大革命を生き抜いた作家のひとりである。
この時代に自己批判を拒否して、亡くなった大勢の作家がいるなかで、彼は
自分の作品の全てを否定した。
そして、文化大革命が終わった後、自己批判は近衛兵に強制されたからと、
これを撤回する。これには、批判をする人もいるらしい。
22歳で日本に留学して、文学活動にも励み、日本人の女性と結婚。
彼女とのあいだに、5人の子供がいる。
しかし、この留学前に彼には中国人妻がいた。重婚かよ・・・。
しかも、この記念館では、日本人の妻子がいるとは一切紹介されていない。
日本に亡命したり、波乱の人生の中にも、その信念のなさとかズルさが、
知識人らしくなくて、ちとウケる。
そんなわけで、気になる人だったのだ。
チケットを買って中に入ると、人もそんなにいなくてほっとした。
ゆっくり館内を見て歩いた。
緑の多い四合院

百花斉放、百鳥鳴く、古いものを捨てて新しいものを出すことが大事で、
牡丹を見た後秋の菊を見る。四季空気は爽やかで水春の如し。

郭沫若さんです。

でた。サイボーグ。

建物の中は素敵な四合院。

疲れたので、バスに乗り、宿へ戻ることにする。
宿に戻ると、レセプションには男性がいて、部屋へ案内してくれた。
しかし。
予約していた部屋は、四合院の奥の部屋なのだが、中を見ると、あまりにも狭い・・・。
造りによって、狭く感じるのだろうけど。
ここで思わず、同じ値段でレセプションに近い部屋に変えてもらうように交渉してみる。
チェックイン時に見せてもらったそっちの部屋のほうが、出入り口に近くて、四合院の端なのだが、部屋の広さ的にはいい。
彼はすんなりと了解してくれた。
私の部屋の前のオブジェ。言わざる・・・向かいの部屋には見ざる・・・
その隣の部屋には聞かざるが・・・

部屋で荷物をほどいていると、バックパッカーとの違いがはっきりとわかる設備の
違いにちょっと感動する。
あたりまえだけど、お金を出せば、その分の空間や環境が得られるのだと実感する。
ここは1泊、バックパッカーの3倍の値段だ。
部屋の雰囲気がとても気に入った。
ひとりでちょうどいい感じで、とても落ち着く。
湯沸かし器があったので、お湯を沸かして持ってきていたアールグレイの紅茶を
飲む。
中国ちっくです

寝心地もいいです

そして久しぶりのTVを見た。 おお!てれび〜。
おもいきりくつろいだ後、夕食にでかけることにした。
この宿の周りにはあまりお店がないので、バスで前の宿があったあたりの通りまで
行くことにした。
しかし、どこもかしこもすごい人で、どこにも入れずに歩いて戻ってきてしまう。
家族連れやカップルが街に溢れている今日は、自分がとても孤独に思えてしまう。
にぎやかな店内で、ひとりでご飯を食べるのもなんだか嫌だった。
おなかは空いているのに、いつまでも私はふらふらと歩き続けていた。
なにやってるんだろう、と凹む。
旅をしているとこういう日がある。なんとなく、うまくすべてが回らなくなる日。
北京にもコンビニがあるが、日本みたいなものではない。
エアコンも効いていないので、中に入ると暑いくらいで、飲み物もキンキンには
冷えてないし、埃をかぶった商品もなんとなく買う気がしない、そんなお店だ。
お弁当なんてもちろん売ってないし、コンビニでおにぎりとお茶がどこでも買える
日本が懐かしく思えた。
あーコンビニがあればなー。おにぎりとか買って帰るのにー。
と、思いついて、コンビニでラーメンを買って帰ることを思いついた。
湯沸かし器もあるので、ラーメンなら食べられる。
そうして、近くのコンビニでカップラーメンと水を購入して、部屋で食べることに。
今日は、もう人ごみも、ジェスチャーでのやりとりも嫌だった。面倒に思えた。
「日本人だ」と言われることや、思われることも、なんとなく苦痛だった。
きっと、私はひどく疲れていたんだと思う・・・。
部屋でお湯を沸かして、買ってきたカップラーメンを食べた。
私の旅には珍しく、こんなディナー。
もしかしたら、初めてかもしれないな、こんなの。

ラーメンを食べた後、シャワーを浴びで、ベットに寝ころんでTVを見ていた。
ずっと。
この部屋は静かで、落ち着いていて、私をいたわるように、包み込んでくれていた。
転寝をして目を覚ますと、外はすっかり暗くなっていた。
部屋の外に出てみる。赤い燈篭が灯り、四合院の中はまた別の表情を見せる。
とても美しい・・・。
中庭で、ぼけーっと灯篭を見ていたら、スタッフの男の子に声をかけられる。
私が、「ちょっと四合院の中を見ていたの。とてもきれいだったから・・・」と
答えると
彼は「夕食は食べたの?」と聞いてきた。
思わず、「うん。もう済ませたの。外で、餃子を食べてきたよ」と思わず嘘をついて
しまう。
ばかな私。
彼は静かに笑って、レセプションに戻っていった。
部屋でTVを見る。
中国のTVはチャンネル数がけっこうあるが、ドラマ、ニュース、京劇、ぐらいしか
種類的にはない。どれも中国のもので、海外のものはひとつもなかった。
ニュースでは日本のニュースも流れていたし、聖火リレーの様子などもやっていたが
どれもやっぱり規制がかかっているんだろうな、と思わざるを得ないものだった。
それに比べると台湾のTVは全然違うと思う。
やってることがゴシップとかえぐいものとか日本と大差ない。
これが台湾と中国の違いなのか・・・
夜になって、歌番組のチャンネルをみつける。
よく見ていると、ビビアン・スーを発見。なに、これ?
宮殿をライトアップした美しい会場で、いろんな中国系の歌手が歌を歌っていくのだが
普通の歌謡祭とは違うみたいだ・・・・と思っていたら。
じょうじえるん
という声が・・・・
ええええ
そしたら愛しのジェイが出てきて、歌い始めました。あの新曲を・・・。
うれしかったなー。
最後にわかったんだけど、オリンピックのテーマソングを選ぶ式典だったみたい。
ジェイの曲は選ばれませんでしたが。
ジャッキー・チェンが最後に「We are the ready」とかいう歌を歌っていた。
準備はできているそうですよ・・・ほんとかいな(笑
そういえば、今夜は天津でジェイの北京公演のライブがある。
チケット取れなかったけど。
近くにジェイがいるんだなー、なんて考えたらちょっと元気になった。
おやすみなさい。
今日は24,654歩でした。
0
パッキングを済ませてから、胡同へ朝食を買いに行く。
今日も豆乳と野菜の入った饅頭類。
全部で3元を宿に戻って食べてからチェックアウトする。
今朝は、豆腐屋さんに若奥さんはいなかった・・・ちょっと残念。

移動する宿はバスで3つ目の四単方面へ戻った胡同にある。
22番のバスに乗るが、ものすごい混みよう・・・今日は中国でも祭日だ。
なんとか目的のバス停で降りる・・・すごい混雑だった。
胡同を入っていくと、今日から2泊する宿の入口が見えた。
この胡同は前の宿のある胡同とは違って、ひっそりしている。
四合院保護区と書かれている石板が目に入る。
どうやら、ここは歴史ある場所らしい。
四合院の赤い観音扉を開いて中に入る。
中も中国スタイルの趣がある落ち着いた素敵な雰囲気。
左側にレセプションがあり、女の子がいたのでチェックインの手続きをする。
予約していた部屋がまだ空いていないので、荷物だけ預けて出かけることにした。
やっぱり少し来るのが早すぎたみたいだ。
四合院の中庭。

そのまま、外に出て、今日は北京動物園に行くことにする。
パンダと友達になってこなければ。なんつって。
平安里の交差点までくると103番の動物園行きのバスを発見した。
バス停を探し、そこから103番のバスに乗った。北京動物園は城外にある。
20分後、動物園の近くまできて、バスは進まなくなる。大渋滞。
北京動物園のバスターミナルまで10分以上かかって到着。
降りて、その人混みにいやな予感がして、大通りの向こう側を見ると、北京動物園の
ゲートが見えた。
その前から周辺一帯が、うごめく人間の頭でいっぱい・・・。
うううう。こ、これは・・・・。
この旅を決める前に、中国にもGWというものがあることを知った。
去年は1週間くらいあったそうだ。
その時期の中国は、どこもかしこもものすごい人で、交通機関がマヒすると知り、
北京行きを迷っていた。
しかし、今年は政府がこの混雑を問題視して(たぶんオリンピックもあるし)
3連休だけになったと知り、決行に至ったのだが・・・
混雑しそうな場所や、絶対行きたい場所を、連休前に済ませてはおいたのだが、
それでもこんなに混雑するとは思っていなかった。
諦めて、そのまま、バスに乗り、引き返す。
いいか、パンダは上野で会えるし。
(なんて帰国したら、なんとパンダがこの前日に亡くなっていた・・・ショック)
仕方ないので、そのまま混雑してなさそうな場所を目指す。
そのまま平安里沿いまで来て、「白塔寺」で降りる。

向こうに見えるのが白塔。

ここは北京のシンボルと言われている白塔のあるお寺で、周恩来がとても大事にして
いたところだそう。
入口でチケットを買って入るが、こじんまりとしたお寺で、人もいない。
ほっとして、散策をする。
その後、歩いて魯迅博物館へ。
ここの入場料は5元。一番安かった。なんでだろうー。
中には魯迅の資料が展示してある展示館と、故居があった。
故居は四合院で、小さいながらも趣があって、よかった。
魯迅の故居

四合院はこじんまりとしていて昔のままに残されていた。

そのまま歩いて歴代皇帝廟に向うが、なんとも今月末まで休館との案内が…。
残念に思いながら、目についたお店で肉まんを買って、食べる。
あんまりおいしくなかったので、また残念に思って凹む・・・。
そのまま、なんとなく1時間以上も歩いて后海の公園まできてしまう。
しかし、ここも、ものすごい人でごったがえしている。
観光バスが列をなして止まっているし、北海公園側の道路にもすごい人が
並んでいるのが見えた。
歩きすぎた。もう疲れて歩けないけど、人が多すぎて座るところもない。
たくさんの人力車が欧米人を乗せてずらーっと並んで走っていく・・・。
公園内に入るのをやめて、少し外れた場所にある郭沫若故居へ。
ここは、なんとなく来たかった場所だった。
なぜかというと。
彼は、四川省出身の作家だ。
文化大革命を生き抜いた作家のひとりである。
この時代に自己批判を拒否して、亡くなった大勢の作家がいるなかで、彼は
自分の作品の全てを否定した。
そして、文化大革命が終わった後、自己批判は近衛兵に強制されたからと、
これを撤回する。これには、批判をする人もいるらしい。
22歳で日本に留学して、文学活動にも励み、日本人の女性と結婚。
彼女とのあいだに、5人の子供がいる。
しかし、この留学前に彼には中国人妻がいた。重婚かよ・・・。
しかも、この記念館では、日本人の妻子がいるとは一切紹介されていない。
日本に亡命したり、波乱の人生の中にも、その信念のなさとかズルさが、
知識人らしくなくて、ちとウケる。
そんなわけで、気になる人だったのだ。
チケットを買って中に入ると、人もそんなにいなくてほっとした。
ゆっくり館内を見て歩いた。
緑の多い四合院

百花斉放、百鳥鳴く、古いものを捨てて新しいものを出すことが大事で、
牡丹を見た後秋の菊を見る。四季空気は爽やかで水春の如し。

郭沫若さんです。

でた。サイボーグ。

建物の中は素敵な四合院。

疲れたので、バスに乗り、宿へ戻ることにする。
宿に戻ると、レセプションには男性がいて、部屋へ案内してくれた。
しかし。
予約していた部屋は、四合院の奥の部屋なのだが、中を見ると、あまりにも狭い・・・。
造りによって、狭く感じるのだろうけど。
ここで思わず、同じ値段でレセプションに近い部屋に変えてもらうように交渉してみる。
チェックイン時に見せてもらったそっちの部屋のほうが、出入り口に近くて、四合院の端なのだが、部屋の広さ的にはいい。
彼はすんなりと了解してくれた。
私の部屋の前のオブジェ。言わざる・・・向かいの部屋には見ざる・・・
その隣の部屋には聞かざるが・・・

部屋で荷物をほどいていると、バックパッカーとの違いがはっきりとわかる設備の
違いにちょっと感動する。
あたりまえだけど、お金を出せば、その分の空間や環境が得られるのだと実感する。
ここは1泊、バックパッカーの3倍の値段だ。
部屋の雰囲気がとても気に入った。
ひとりでちょうどいい感じで、とても落ち着く。
湯沸かし器があったので、お湯を沸かして持ってきていたアールグレイの紅茶を
飲む。
中国ちっくです

寝心地もいいです

そして久しぶりのTVを見た。 おお!てれび〜。
おもいきりくつろいだ後、夕食にでかけることにした。
この宿の周りにはあまりお店がないので、バスで前の宿があったあたりの通りまで
行くことにした。
しかし、どこもかしこもすごい人で、どこにも入れずに歩いて戻ってきてしまう。
家族連れやカップルが街に溢れている今日は、自分がとても孤独に思えてしまう。
にぎやかな店内で、ひとりでご飯を食べるのもなんだか嫌だった。
おなかは空いているのに、いつまでも私はふらふらと歩き続けていた。
なにやってるんだろう、と凹む。
旅をしているとこういう日がある。なんとなく、うまくすべてが回らなくなる日。
北京にもコンビニがあるが、日本みたいなものではない。
エアコンも効いていないので、中に入ると暑いくらいで、飲み物もキンキンには
冷えてないし、埃をかぶった商品もなんとなく買う気がしない、そんなお店だ。
お弁当なんてもちろん売ってないし、コンビニでおにぎりとお茶がどこでも買える
日本が懐かしく思えた。
あーコンビニがあればなー。おにぎりとか買って帰るのにー。
と、思いついて、コンビニでラーメンを買って帰ることを思いついた。
湯沸かし器もあるので、ラーメンなら食べられる。
そうして、近くのコンビニでカップラーメンと水を購入して、部屋で食べることに。
今日は、もう人ごみも、ジェスチャーでのやりとりも嫌だった。面倒に思えた。
「日本人だ」と言われることや、思われることも、なんとなく苦痛だった。
きっと、私はひどく疲れていたんだと思う・・・。
部屋でお湯を沸かして、買ってきたカップラーメンを食べた。
私の旅には珍しく、こんなディナー。
もしかしたら、初めてかもしれないな、こんなの。

ラーメンを食べた後、シャワーを浴びで、ベットに寝ころんでTVを見ていた。
ずっと。
この部屋は静かで、落ち着いていて、私をいたわるように、包み込んでくれていた。
転寝をして目を覚ますと、外はすっかり暗くなっていた。
部屋の外に出てみる。赤い燈篭が灯り、四合院の中はまた別の表情を見せる。
とても美しい・・・。
中庭で、ぼけーっと灯篭を見ていたら、スタッフの男の子に声をかけられる。
私が、「ちょっと四合院の中を見ていたの。とてもきれいだったから・・・」と
答えると
彼は「夕食は食べたの?」と聞いてきた。
思わず、「うん。もう済ませたの。外で、餃子を食べてきたよ」と思わず嘘をついて
しまう。
ばかな私。
彼は静かに笑って、レセプションに戻っていった。
部屋でTVを見る。
中国のTVはチャンネル数がけっこうあるが、ドラマ、ニュース、京劇、ぐらいしか
種類的にはない。どれも中国のもので、海外のものはひとつもなかった。
ニュースでは日本のニュースも流れていたし、聖火リレーの様子などもやっていたが
どれもやっぱり規制がかかっているんだろうな、と思わざるを得ないものだった。
それに比べると台湾のTVは全然違うと思う。
やってることがゴシップとかえぐいものとか日本と大差ない。
これが台湾と中国の違いなのか・・・
夜になって、歌番組のチャンネルをみつける。
よく見ていると、ビビアン・スーを発見。なに、これ?
宮殿をライトアップした美しい会場で、いろんな中国系の歌手が歌を歌っていくのだが
普通の歌謡祭とは違うみたいだ・・・・と思っていたら。
じょうじえるん
という声が・・・・
ええええ
そしたら愛しのジェイが出てきて、歌い始めました。あの新曲を・・・。
うれしかったなー。
最後にわかったんだけど、オリンピックのテーマソングを選ぶ式典だったみたい。
ジェイの曲は選ばれませんでしたが。
ジャッキー・チェンが最後に「We are the ready」とかいう歌を歌っていた。
準備はできているそうですよ・・・ほんとかいな(笑
そういえば、今夜は天津でジェイの北京公演のライブがある。
チケット取れなかったけど。
近くにジェイがいるんだなー、なんて考えたらちょっと元気になった。
おやすみなさい。
今日は24,654歩でした。
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2008/6/1 10:56
投稿者:みー
haruruさんの好きな大陸の雄大さ、ゆったりした感じが、旅行記を読ませていただいている私にも、少し伝わってくるように思います。たくさんの人が行き交う都会の喧騒と、町のゆったりした時間の流れの中で、haruruさんも、色々と感じる事がおありになったんでしょうね。
同時にとてもお疲れになった事と思います!
郭沫若の事はまったくしりませんでした。文学を勉強なさっている人の間では、とても有名な方なんですね。
新しい宿の廊下、とても素敵です。夜、灯篭のあかりが灯る中庭の、落ち着いた静けさが伝わってきます。