2017/4/26  22:36

どうすれば救えるの?  

シーン9・どうすれば救えるの?

 騎士が登場、ヘロンホロンを探しながらやってくる。
モンブ 「へローン、ホローン。」
クロワ 「へローン、ホローン。」
シャル 「いったいどこに行ったのだ?」
ティラ 「へローン!どこにいるんだー?」
フロラ 「ホローン!どこだー?」

ヘホ  「ここですよー。」
フラぺ 「あ、いましたよ。ヘロン!ホロン!」
ヘロン 「あ、騎士団だわ。」
ホロン 「みなさん、どうしたんですか?」
フラぺ 「どうしたもこうしたもありませんよ。」
フロラ 「いい加減待ちくたびれたぞ。」
モンブ 「こんなところで、なにをしていたんだ?」
クロワ 「なぜ早く来ないのだ?」
ティラ 「いつまで、われらを待たせる気だ?」
ガトー 「危うく、ミイラになる所だったぞ!」

シャル 「おおこの方が、女王が選ばれた人か?」
ガトー 「なに?これが・・・だが、しかし・・・」
ティラ 「これは、いったい・・・」
クロワ 「何といえばいいか・・・」
モンブ 「この身なりは、なんとも、」
フラぺ 「この顔だちも平凡というか、」
フロラ 「いやいや、女王が選ばれたわけだし。」
騎士  「ふーむ。」

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ヘロン 「ちょ、ちょっとあなたたち、失礼にもほど
     があるでしょう?」
ホロン 「そうよ、ひどすぎるわ。」
モンブ 「いや、我々が思っていた人間のイメージと
     随分違っていたので、ちょっと驚いたのです。  
     失礼しました。どうかお許しください。私は、
     モンブラン。」

クロワ 「クロワッサンです。」
ティラ 「ティラミスです。」
シャル 「シャルロットです。」
フロラ 「フロランタンです。」
フラペ 「フラペチーノです。」
ガトー 「ガトーです。」
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騎士団 「7人揃えば完全無敵、夢の国を警護する、
     その名も気高きレインボーナイツ!」
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明希子 「あ、あの、私は、亜希子です。」
モンブ 「おお、なんと美しい名だ。」
騎士  「うん、確かに素晴らしい名前だ。」
ヘロン 「なんか、調子いいんですけど。」
ホロン 「ほんとほんと。」

 騎士団は、咳払いする。

ヘロン 「ところで、皆さんどうしたんです?」
ホロン 「私たちを探していたみたいですけど?」
モンブ 「そうだ、すぐにでも明希子殿の力が必要な
     のです。」
明希子 「え?」
ティラ 「夢の国の西側が、消え始めています。」
ヘロン 「まあ!」
クロワ 「我が城まで、あと1キロ。」
フラペ 「このままでは、城を捨てなければなりませ
     ん。」
ホロン 「やだ。」
騎士  「どうか我が国を救って頂きたいのです。」
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明希子 「あ、あの、私、皆さんの力になれたらどん
     なにいいか、でも、ごめんなさい、できない
     んです。」
ガトー 「なぜ出来ないのでしょう?」
明希子 「え?だって私にそんな力あるわけないし、
     どうやって助けたらいいのか、わかりませ 
     ん。」
シャル 「あなたには力がないと、誰が言ったのです
     か?」
明希子 「え?誰って・・・私わかっていますから。」
フロラ 「何をわかっているのです?」
明希子 「だから、何もできないってことが、私には
     何もできないってことが・・・。」
モンブ 「何もやっていないのに、失敗さえしていな
     いのに、なぜ、何もできないってことがわか
     るんだ?」

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明希子 「そ、それは、小さいときからずっとそうだ
     ったし、やれたことなんてなかったし。」
フラペ 「ねえ、今日はできるかもしれないよ。」
明希子 「ダメよ。できない。」
ティラ 「やってみようよ。」
明希子 「いやよ。」
クロワ 「なぜ?」
明希子 「それは・・・」
3人  「なぜ?」
明希子 「それは・・・」
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  M14(なぜ?)

    なぜ?・・・・・・・・・・7人の騎士
  
    だって、それは
    怖いからよ
 
    できなかったら?
    馬鹿にされたら?
    笑われたなら?
    いじめられたら?

    それが嫌なの!
    惨めになるの!
    それが怖いの!
    耐えられないの!

    見なきゃよかった
    聞かなきゃよかった
    やらなきゃよかった
    って、後悔する・・・・・・明希子
  
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    よくわからない
    ものは怖い
    影だけが
    大きく伸びて・・・・・・騎士A

    君の心を
    飲み込んで
    いつまでも
    離さないのさ・・・・・・騎士B
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    でもそれは影
    何でもない影
    すぐ消える影
    幻(まぼろし)の影
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    君が光を
    放てば消える

    胸の鼓動は
    恐いからじゃない
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    ハートを信じて
    覚悟を決めて
   
    勇気という名の  
    剣を振りかざせ
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   君の心は
   まだ立ち上がれる

   前を向いて
   進んでいける
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   一人じゃない
   仲間はいるんだ

   さあ、僕の手をとって
   明日へジャンプだ!
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2017/4/13  23:18

この国は、いい国?悪い国?  

ヘロン 「行っちゃったね。」
ホロン 「賑やかだったね。」
明希子 「ヘロンさんとホロンさん?」
ヘホ  「な、何?」
明希子 「何か、隠してます?」

へホ  「な、何を?」
明希子 「女王様は、どうして私を夢の国に呼んだ
     の?」
ホロン 「ギクッ!」
ヘロン 「ギクッ!も、思わず言っちゃったじゃな
     い!どうしてギクッ!なのよ?私たち、後ろ
     めたいこと何もしてないでしょ?」

ホロン 「だって、なんとなく脅されている気がした
     んだもん。」
明希子 「教えてください。どうして私は夢の国に呼
     ばれてきたの?」
ホロン 「怖い怖い怖い。」

ヘロン 「そんな怖い顔しないで。」
明希子 「あ、そうでしたね、あの、よかったら教え
     ていただけます?私は、どうして夢の国に呼
     ばれてきたのか?」

ヘロン 「明希子に見て欲しいの、私たちの夢の国
     を。」
ホロン 「そして判断して欲しい。いい国なのかそう
     でないか?」
明希子 「私が?」
へホ  「そ!」
明希子 「どうして?」
ホロン 「怖い〜。」
明希子 「あ、ごめん、どうしてかしら?」
ヘロン 「それはね・・・

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M13(夢の国が壊れていくの)

    思い出を
    思い出せない
    くらい
    ずっと前から
    ある素敵な
    街や、人々が
    
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    ある日、突然
    前ぶれもなく
    消えていくの
    私の前から
    夢の国が
    壊れていくの

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    あなたたち
    一人一人の
    見ている夢
    心の風景が
    私たちの
    街を作っている

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    夢を見なければ
    消えていくの
    どうか夢を
    みてください
    どうか夢を
    見続けて

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明希子 「信じられない。」
 ホロン怖がる。
ヘロン 「どうしたの?」
明希子 「人が夢を見なくなったら、夢の国は壊れて
     いくの?」
ヘロン 「そう、今も壊れているわ。」
明希子 「そんな・・・ひどい、そ、それでわたしはこ  
     の国が良い国かどうか決めるの?」

ホロン 「そう。」
明希子 「良い国だって、言ったら?」
ヘロン 「私たちの夢の国を救ってほしいの。」
明希子 「私が?」
ホロン 「あなたしかいないもの。」
明希子 「どうやって救うのよ?できるわけがないで
     しょ?」
ヘホ  「わたしたちには、わからないわ。」
明希子 「じゃあ、悪い国だって・・・言ったら?」
ホロン 「私たちは滅んでいくわ。」

明希子 「そ、そんな大事なこと・・・そんな重要な
     ことをどうして私に言うの?ありえない、そ
     んなこと、もっと頭のいい人に言ってよ!総
     理大臣とか、大統領とか、そんな人が決める
     んでしょ?私じゃない。そんなこと決めるの、
     私じゃないよ。」
ヘロン 「女王様が、あなたを選んだの。」

明希子 「違う!ダメよ。私でいいわけない!あ、あ
     の人、おかしいのよ、変なのよ。どうかして
     る、どうかしているよ。だって、私がそんな
     こと決めるなんて、できるわけない、そうで
     しょ?いやだ、いやだ、いやだ。わ、私、帰
     る。うん、もういい。そうだ、風遊子に合わ
     なきゃ。あって謝らなきゃ。 さ、さよなら。」

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ホロン 「どこへ行くの?」
明希子 「家へかえるのよ!」
ヘロン 「どうやって?」
明希子 「わからないわよ、知ってるなら教えてよ!」
ヘホ  「ダメよ。」 
明希子 「どうして?」
ヘロン 「まだ、選んでないでしょ?」
明希子 「何を!」
へホ  「夢の国は良い国、それとも悪い国?」
明希子 「こんな国、悪い国に決まってるよ。」

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突然、暗転
(SE7)・電源が落ちるような音
BGM4あやまちの選択
センターに天国への道、ヘロンホロンは登っていく

明希子 「違う!う、うそよ!間違いよ、冗談よ、ヘロ
     ンホロン、戻ってきて、嫌だ嫌だ嫌だあ!」

 天国への道は消える、亜希子の明かりだけ、亜希子は  
 泣きながら言い訳する。

亜希子 「ご、ごめんなさい、嘘です、嘘です、嘘で
     す。本当は、いい国です、いい国です、いい
     国です。お願いします、お願いします、お願
     いします。ヘロンホロンを助けて・・・ヘロ
     ン・・・ホロンを・・・助けて。アブダカダ
     ブラ・・・アブダカダブラ・・・」

 背後から、そっと、ヘロンホロンが近づいて

へホ  「明希子、助けてくれてありがとう。」


2017/4/12  0:48

気にしない、気にしない。  

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