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2009/11/18

臨死体験!?  暮らし

会社の社員の父の告別式に参列する。
40代の頃、脳溢血で倒れ、半世紀近くも入退院を繰り返してたんだそうだ。
冥福を祈る花輪の数は多く、それも名の知れた音楽関係の会社ばかり。
故人ではなく、二男の仕事の関係でらしい。

御前様の読経が始まり、間もなく親族から順に焼香が始まった。
親族以外の参列者は、台での焼香になる。

一緒に行った60代の課長が隣で寝息を立てている。
葬儀場がやたらに暖かくて気持ちいいんだろうね。
それに釣られて、こっちまで睡魔が襲ってくる。
ヤバい!焼香の順番が迫っているのに、意識が朦朧としている。
隣の課長の寝息がさらに穏やか、かつ大きなうねりとなっている。
薄れゆく意識の中、式場の係員の女性が左腕に触れた。
「恐れ入りますが、こちらにお並びください」

寸でのところで、無事に現世に戻ってくることが出来た。
件の課長の膝を叩いて起こし、焼香台の列に並ぶ。
意外と死なんて、こんなものなのかも知れない、と思った。
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