「閏年の怪とお遍路」
今年は4年に1回の閏年です。
と言うことは、2月29日の閏日が繰り入れられて、1年が366日になります。
閏年は西暦が4で割り切れる年とされているので、4年に1回巡ってくるのですが、ただ、例外があることを皆さんご存じでしょうか。
それは、次の通りです。
1. 年が4で割り切れる年は閏年とする(西暦の下2桁が4で割り切れる)
2. (1)のうち、年が100で割り切れる年は閏年としない
3. (2)のうち、年が400で割り切れる年はこれを適用しない(つまり閏年とする)
12年前の西暦2000年は、2)の100で割り切れる年でしたが、3)の400でも割り切れるため、閏年でした。
次の閏年が適用されない4で割り切れる年は、2100年になります。
なぜそうなるのかを考えていると、夜も眠れなくなるので、割愛します。
ただ、閏年は4年に1度なので、干支は子、辰、申に限定されます。
さて、閏年には夏季オリンピック、アメリカ大統領選挙が実施されます。
また、平安時代には松山の豪商衛門三郎がお遍路の逆打ちをして弘法大師に出会ったことから、「閏年に逆打ちをするとお大師様に会える」と言われています。
逆打ちは順打ちの3倍は難しいとされているのですが、例年よりも多いお遍路さんで四国は賑わいます。
お遍路さんからの情報によると、すでに88番の大窪寺では団体バスのラッシュで、歩き遍路さんも沢山いたそうです。
例年ならば徳島から賑わう四国遍路ですが、今は「嵐の前の静けさ」と言った感じでしょうか。
ところで、「お大師さまに会える」と言う意味は、「弘法大師が修行をした苦行が体験できる」ということです。
お遍路さんによく尋ねられるのですが、「天国に召されて、本当に会える」のではありません。
また、苦行とされる12番の焼山寺への道は、「遍路ころがし」と言われますが、「遍路転がし」ではなく、「遍路殺がし」が本当で、昔のお遍路さんは栄養失調と難病により、焼山寺への道で、沢山の方が亡くなったことに由来しているそうです。
ただ、閏年は逆打ちなので、焼山寺からは「遍路ころがし」で山を下ってくることになります。
今からお遍路を逆打ちで計画されている方は、決して無理な計画は立てないように、注意して欲しいと思います。
札所と札所の間の道を遍く(あまねく)のがお遍路です。
旨そうな団子屋があれば休憩し、道端で地元の方と語らうのもお遍路の醍醐味です。
先を急ぐ「オリエンテーリング」では、あまりにも面白くないと思います。
皆さんも4年に1度の「お遍路逆区切り打ち」をして、お大師様に会ってみませんか。
投稿者: michishirube
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