日本では七夕も終わりもう7月9日になってしまいました。ここ2週間ほどご無沙汰しております。こちらでは今デモの真っ最中と言う感じで、練習の方もデモ用の練習がメインとなっています。
6月の28日に一つ終え、今度はこの日曜日にもう一つ。それが終わればまた8月の半ばにもまた一つあります。勿論私もやります。演武は毎回の事ですが、それ以外にも技の解説と実演。それと級拳士のグループ演武の指揮と言う事ですが、これがなかなか大変です。
まだ技の構成をしっかり覚えてない人達もいて、これで本番大丈夫なんだろうかと今からドキドキしております。練習は後一回。これで何とか形になってくれればいいのですが。正直気重です。
まぁ、だめ元と言う考え方も出来ますので、本人達の刺激になれば次回はもう少し頑張ってくれるかなと言う気持ちもありますが、ただ公開の場でやるものですし、他の武道団体も参加して見ている訳ですから、あまり無様なものも見せられないと言う板ばさみ状態でもあります。
まぁ、ここまで来たら後は野となれ山となれと言う心境です。ちょっと無責任かもしれませんが、後は本人達の自覚に任せるしか仕方ないでしょう。
しかし普段やっている天地拳の相対なのにどうして第一と第二で布陣がしっかりと覚えられないのか。天地拳の第一は初っ端にやるものですから、まぁ、それなりに対構えで構えているのですが、継続して第二になると開きになれない。または左から始めるべきものを右で構えているとかもうめちゃくちゃです。
確かにこの組は始めてまだ3ヶ月と言う見習いの若い女性と少々お年を召したご婦人と言うコンビなので多少は仕方ないかなとは思うのですが、せめて初めの布陣や構えくらいはしっかりと覚えていて欲しいと思う所です。
布陣がはっきりしない。それはどうしてなのか?おそらく布陣の意味する所をちゃんと理解してないと言う部分もあるのでしょう。これに関してはこの演武構成の時に一度ちゃんと教えたのですがやはりまだ身についてないようです。
天地拳第一は対構えから。第二は開構えからになります。この違いの理由は何なのか。基本的には攻撃の違いからです。第一は単撃であり、第二は連撃からになります。しかもこれは入門初期の段階で習う技です。
有段者ともなればどんな布陣から始めても出来るでしょうし、また出来なければいけないのですが、とりあえずの目安とし第一は単撃だから開き下がりが出来る。第二になると連で1・2と速攻で攻撃して来るのでその間に開き下がりながら二連の受けは難しい。だから開きで始めると言うのが基本概念です。
ですから連攻の技には概ね開き構えから始める構成が多いはずです。勿論例外がないとは言いませんが。と言う事は初心者に取っては基本通りにする事こそより易しいはずなんですが、どうして難しい方を選ぼうとするのか?と言うかそう言う事も頭の中には入ってないのかもしれません。
まぁ、自分の体を動かす事で精一杯と言う事もあるかもしれませんね。初心者レベルではそんなものかもしれません。私や、みなさんのように有段者になって長くなるとかっての自分もそんなものだったと言う事を忘れてしまって、こんな簡単な事が何故出来ないんだとなってしまうのかもしれませんね。まぁ、しゃーない。気長に待ちましょう。
で、今度は有段者の方を見てみるとそれなりに早くは動けてはいるんですが、無駄や無意味な動きが多い。または届きもしない蹴りを出して、それに対して相手も何もしない。
勿論届いてないのだから受ける必要もないと言ってしまえばそれまでですが、それでは演武としては成り立たないでしょう。これは双方の意思疎通の問題ですね。それと復位がない。やられたならやられたなりに。また攻撃が終わったなら終わったなりに復位がいるでしょう。犬のションベンじゃあるまいし、足を上げたまま。突きを突いたままその場で固まっていても仕方のない事です。
その当りの臨機応変と言うか。またはリアリティさに欠ける動きが所々にありました。この辺りになると技術的なものもそうですが、精神的な理解度、認識度と言うようなものが問われるでしょう。有段者なんですから。
そう言う意味では演武をすると言う事もいい技の修練にはなるでしょう。勿論演武出来るから、もしくは演武が上手いから乱捕りも上手いとは限りません。これは双方ちゃんと修練しなくてもどうにもならない事です。
ともかくここしばらくはこう言う練習でバタバタしそうです。

2