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2009/11/4

マキアヴェリ  -22  君主編-5  マキアヴェリ 

古代のローマ人は、紛争を対処するに当たって、賢明な君主ならば、誰もが行う事をしたのであった。

つまり彼らは、目の前の紛争にのみ役立つ対策を講じたのではない。  将来起こりうるものにも、対策を忘れなかったのだ。  ローマ人は、あらゆる努力を払って、それらが未だ芽でしかないうちに、摘み取ってしまう事を忘れなかったのである。

将来起こりうる紛争も、芽のうちに摘み取っていれば、対策も容易になる。 医療も、効果を発揮させるには 「間に合う」 事が必要であるからだ。

古代のローマ人は、現代(16世紀)の知恵者たちがよく口にする、時の恵みを待つ、という態度を好まなかった。  それよりも、彼ら自らの力量と判断力のほうを頼りにしたのである。

というのみ、時は一切のものをもらたすからであり、それ故、善を連れてきもすれば、悪もともに連れてくるものだからである。

 
                                                - 君主論 -
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