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2006/5/10

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初期キリスト教時代の異端グループとされる、グノーシス派の流れを汲むとみられる
「ユダの福音書」 の翻訳が2006年4月6日、ナショナル・ジオグラフィック・ソサエティのウェブサイトで公開されました。

この 「ユダの福音書」 は、1978年にエジプトのナイル川の近くの洞窟で、財宝目当ての墓荒らしの男が偶然に発見したもので、22年後の2000年にカイロの古美術商、フリーダムスバーガー・チャコスが買取り、エール大学に鑑定を依頼したところ、聖書考古学における、衝撃的な大発見であることが分かりました。


------------------------「ユダの福音書」翻訳本公表------------------------------

裏切り者ではなくイエスの理解者

【ロサンゼルス6日宮城武文】初期キリスト教時代の異端グループとされるグノーシス派の流れを汲むとみられる「ユダの福音書」の翻訳が六日、ナショナル・ジオグラフィック・ソサエティのウェブサイトで公開された。一九七〇年代にエジプトの砂漠で発見されていたもので、所有権や保存上の問題でコプト語からの翻訳が遅れていたが、文書ではユダを裏切り者ではなく、イエスを最もよく理解していたいた弟子とするなど、多くの議論を呼びそうな内容が含まれている。

「ユダの福音書」は他のマタイなど四つの福音書とは相いれない内容が多く、初期キリスト教指導者からは異端とされ、文書そのものもほとんどが抹消されていた。しかし、今回の原本は、イエスの死後、約百四十年に書かれた「ユダの福音書」のコプト語写本で、紀元三〇〇年ごろに作られたもの。「ユダの福音書」に関する本格的翻訳本としては初めてのものとなる。

「ユダの福音書」ではイエスが捕らえられて十字架に付けられる前の一週間、イエスとユダの間で交わされた会話などが記載され、イエスは他の弟子には教えなかった秘密をユダには説いたとされている。またイエスをユダヤ教当局に売り渡したのは、「イエスの命令に従った」からだとしている。

グノーシス派は神秘的な「知識」を信仰する異端グループで、初期キリスト教指導者に大きな脅威を与えていた。神がつくった被造世界は本来の神よりも劣る神々によってつくられたとし、人間の霊性は肉体に閉じ込められて不自由な状態にあるとし、「ユダの福音書」では、イエスの霊性を肉体から自由にしたとして、ユダの役割を高く評価している。

またグノーシス派は、マグダラのマリヤを信奉しており、当時のキリスト教指導者の一般的概念だった女性蔑視の考えとは一線を画していた。こうした考えは映画「ジーザスクライスト・スーパースター」や「イエスの最後の誘惑」にも表れており、ベストセラー「ダ・ビンチ・コード」の主要テーマにもなっている。「ユダの福音書」は謎めいたイエスとマグラダのマリヤの関係を探る歴史的資料になる可能性も秘めており、聖書学者だけでなく各方面で大きな議論を呼びそうだ。

2006/4/7 15:54
Sekai Nippo Co.Ltd(1975-) Tokyo,Japan.
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2006/5/11  4:31

投稿者:Renaissancejapan
「ダ・ビンチ・コード」の映画が、今月から封切りになるようですが、楽しみです。

ダヴィンチ・コード
http://event.entertainment.msn.co.jp/davincicode/

ユダの福音書
http://event.entertainment.msn.co.jp/davincicode/interview.htm

2006/5/10  20:53

投稿者:ヌマンタ
私はCS放送のナショナル・ジオグラフィックの特集番組で見ました。現在聖書にある福音書は四つですが、かつては20ちかくあったとか・・・皆異端論争の過程で葬り去られたのでしょう。宗教に関する限り焚書坑儒は問題にしないようですね。

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