「ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団のブラームス全集」
ブラームス
ヴァント/北ドイツ放響のブラームス全集を買いました。
買った後にサイトのカスタマーレビューを見るとこのヴァント/北ドイツ放響を皆さん支持されていてブラームスの定番かのように絶賛されています。
それらのコメントを読んでから私も聴いてみました。結局は好みの問題になるのかもしれませんが個人的にはあまり好きな演奏とは思えませんでした。
クラシックを聴く上で私が基準にしている事は2つあります。1つは「推進力」もう1つは「全体感」です。
その点で言うとこの第1番は全体のエネルギーが細部に分散されてしまいその結果大きな流れを失っているように感じます。
細部とは全体に与える相乗効果として活きるのであって細部が際立ってはマイナスだと思います。
絵も同じです。細部は全体の一部でなければバルールは乱れます。この第1番はフィナーレに行く以前に細部ばかりが目立ち全体感がなく推進力が続かない結果盛り上がらず終わってしまう印象です。
例えて言うなら一枚の絵を見た時画面の中で視線の流れがなくどこを見ていいのか・・と言う・・視点が定まらない感覚に似ています。
第3番も基本的には第1番と同様に流れが分断されてしまうようで盛り上がらず終わる印象です。第2番第4番も共感するものはありませんでした。
■ヨハネス・ブラームス
交響曲 第1番 ハ短調 Op.68
交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
交響曲 第3番 へ長調 Op.90
交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
■北ドイツ放送交響楽団
■指揮・・・ギュンター・ヴァント
■録音・・・1982年10月26〜29日 12月17日 ハンブルク フリードリヒ・エーベルト・ハレ(第1番)
1983年3月 ハンブルク フリードリヒ・エーベルト・ハレ(第2番)1983年9月6〜21日 ハンブルク フリードリヒ
・ハレ(第3番)1985年 ハンブルク ムジーク・ハレ(第4番)