生きている化石・ウミユリとウニ
化石研究会の仲間が1月に集まる機会がありました。そこでFT氏から珍しいものを見せていただいた。それは、生きている化石と言われるウミユリと、もう一つは珍しいトゲを持つウニでした。
どちらもフィリピンの海に生息しているらしく、FT氏がネットを通じて購入したものです。
ウミユリは外見から海藻のようで植物のような感じを与えますが、ヒトデやウニと同じ棘皮動物の仲間なのです。
化石では、中国の発掘現場の博物館で大きくて見事なウミユリを見ましたし、現場で掘って手にもしています。
現存のウミユリは、ケースに入っているので写りは悪いですが、化石と本当に良く似ています。まさに生きている化石と言えるでしょう。
現存するウミユリ
もう一つの珍しいトゲを持つウニですが、トゲがまるでラッパのように末広がりになっているのです。トゲがこんな形にならなければならない根拠は何だろうか。ほんとうに驚きです。
現存するラッパのようなトゲを持つウニ
現存するムラサキウニについて皆さんはよくご存じですが、考えてみればこれも不思議で見事なトゲを持つウニです。磯遊びをしていて、あの鋭いトゲが足に刺さった体験があります。身を守るために進化した形態なのだと納得できます。
それにしても、このラッパのような形態のトゲはどう考えたらよいのでしょうか。きっと生息している地域にふさわしい形のトゲに違いありません。
キダリスというウニの化石に初めて出会ったとき、そのトゲの形に驚愕しました。その梅干しの種のような、樫の実のような形のトゲに、いまだに不思議さを抱いています。この化石は由良の石灰岩の中に見ることが出来ます。ここではミネラルショーである外国人の店で写させていただいた写真を載せておきます。
化石・キダリス
このキダリスとラッパの形のトゲを持つウニを考えあわすと、まだまだ世界の海には奇妙なトゲを持つウニが存在するかも知れないと思いました。

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