友人の紹介で、前々から誘われていた鉄道サークルに今日参加する事が出来ました。HOゲージの大きな組み立て式レイアウトで持ち寄った列車を走らせていました。
お手製の車輌や、過去の懐かしい製品の走行状態を眺めながら会員の方々とゆったりとしたひと時を過ごす事ができました。
私自身、もう何十年もこの趣味を楽しんできましたが最近何かが私の中で引っかかっていました。好きな事を自分の満足いくように楽しむ事にほんの少しの引っ掛かりを感じていたのです。原因が攫めず、ずうっと心の片隅でわだかまりを感じていました。
若い頃は経済的にもそれなりの苦労もしてきましたので、そのような中で行った自分本位の趣味のあり方に何かを感じていたのではないでしょうか。とことん楽しみきってはいけない何らかの抵抗感の原因は何だろうと考えてきたのです。家族に対する後ろめたさであったのかもしれません。たまに届く海外からの荷物も何となくおおぴらに受け取る事ができず、そっと自室にしまいこんでしまった事も何度かありました。
私はけっこういろいろなサークルに首を突っ込んできましたので、その中の雰囲気は大体こんな物だと勝手に決め付けていたのかも知れませんが、それが今回は枷をはずされたようにゆったりとした落ち着いた満足感を感じてしまいました。
どこが他と違ったのか振り返っても明確な答えはつかめませんでしたが、一つには皆自分の趣味のあり方に対する確固たる信念が感じられたからなのでしょう。皆さんそれなりに長い年月を経てたどり着いた境地という物をお持ちでした。そして自分本位の趣味であるはずなのに、何かほのぼのとした他では今まであまり感ずることの出来なかった居心地の良さを知らず知らすの内に堪能していました。
そう、押し付けではなく自由なな共感を求め合っている大人のお付き合いという物を感じてしまったのです。

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