本日、大坂府からの要請で、地元東大阪の自治会の会合に「耐震アドバイザー」として出向いてきました。年配の方々が多かったですが、皆さん地震に対する意識が高く、ほぼ満席状態でした。席数から想定するに、50名以上は参加されていたと思います。
左から、八尾土木職員、私、東大阪市職員二人
自治会長さんの挨拶に始まり、主催でもある八尾土木職員による司会で説明会がスタート。全体として1時間程度の時間が与えられており、私は実務者担当として前半の30分程度の時間を頂きました。
会場風景
そこで、阪神・淡路大震災から学ぶこと、南海・東南海地震に備えて、すぐにでもできる地震対策、木造住宅の耐震性、耐震診断→補強設計→耐震改修、地震に対する心構え、という順に、映像などを用いながらできるだけわかりやすいように説明させてもらいました。
南海・東南海地震に備えて
その後、東大阪市の担当職員から、補助金制度について話があり、最後に質疑応答。途中、実際の模型を使って耐震性をアピールするデモンストレーションもあり、参加者にも耐震性確保の重要性が伝わったのではないかと思います。
秘密兵器、耐震実験モデル
結局、質疑応答が終わったのは、1時間30分後でしたが、その後の個別相談にも応じるとの意図から、別室にて東大阪市職員が中心となり、個別相談会も行われました。
その個別相談会にも同席させていただいたのですが、そこに来られた住民の方の話を聞いていると、「建築業界に対する不信感」がヒシヒシと伝わってきました。もちろん、大多数の設計事務所、工務店は誠実に仕事を行っているのですが、一部の不誠実な悪質業者のために、一般住民の方々が様々な工事に対する不安感を募らせており、決して他人事ではないのを実感しました。
仕事に追われる日々に明け暮れるのではなく、そういった不信感を取り除く努力を建築業界に属する各個人がそれぞれのやり方で行っていくことが、非常に重要ではないでしょうか?そのためにも、このような地域住民と直接触れ合える場を、これからも大切にしたいと思います。

2