言葉とは「あや・文」が変化して来たものですが、現在は心のあやが乱れたので 皆の魂しいが変に成っているのです。
言葉を本来の処に戻さないと 智恵も受け継ぐ事が出来ないのです。
マントラとは「言葉が 考える器」の 意味ですが 其れは日本語の「ことたま・言霊」の意味に通じるものです。
言葉は 魂しいの元なのです。
そして言葉は 36億年の「いのち」の年輪を刻んでいるのです。
其れは 40億年前 岩を溶かして 存在を始めたのです。
其の命は 現在も私達の胃の細胞として生き続けているもので、其れが「謂」の漢字の意味なのです。
2012/8/27
8月26日のビジョン・終極からの流れ
伊丹由香 「たいじんこうか」
http://taijinkouka.blog.bbiq.jp/blog/
今日の最初の場面は
「奥の川」という名前の昔の同級生に
私は癒しの仕事をしているが
目に見えないことなので周りには伝わりにくく
地道に続けているが、忍耐がいるという話をしていた。
次は
子供たちと見たこともない高い高い建物がそびえたっていて
天空まで届いていているかのよう。
この世とあの世を繋いでいるような感じ。
内側は空洞のような、通常の建物の内部とは雰囲気が違う。
全体的に白っぽい。
その建物の中に
自適さんと隣に白いひげを蓄えている男性が立っているのが見えた。
その建物の通路の足元の壁には
塗ったばかりの壁材で綺麗に整えてあった。
進んでいくと、まだ壁材を置いただけで
表面がそのままになっていた場所があったので
私は左官作業用の小手を取り出して、表面を整え始めた。
意外と綺麗に仕上がっていくので、自分でも驚いた。
その珪藻土のような素材は、美しいエメラルドブルーをしていた。
次は
親戚のや知り合いの笑顔の写真が出て来た。
「岩井さん」「幸子さん」「重政さん」
次は
ある人が「新沼謙治さん」に何か質問をした。
すると伴奏が始まって
新沼さんが「わががよ〜こどもだったころによ〜」と
自分の歌を替え歌にして、質問に答えていた。
みんながクスクスッと笑って聞いていて、ほのぼのとした空間だった。
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奥の川とは、ここ数日のメッセージと同じ意味を
また違う表現で伝えられてきたようです。
「奥」は、「一、@昔、へやの西南のすみをいい、へやの中で最も尊いところ。ここに神をまつっ
た。Aおく座敷。寝室。B内部へ深く入り込んだところ。終極のところ。「奥義」「蘊奥」C深くか
すかで知りがたいところ。「深奥」Dかなめ。主要な点。」
「二、@くま。川の水が折れ曲がって入り込んだところ。=燠。Aあたたか」
「沼」は 「氵+召」 本流から水を招き入れたようになってできたもの
「治」は、「氵+台」 台は司に通じ、おさめるの意味。水をおさめるの意味から。
「@おさめる。おさまる。㋐「河川をおさめ導く。「治水」㋑国を治める。統治する。「治国」㋒整える。整頓する。うまく扱う。㋓つかさどる。とりしきる。営む。経営する。㋔取り調べる。さばく。正す。㋕なおす。修理する。治療する。また、なおる。「根治」「湯治」A政治。まつりごと。Bいさお。功績。・・・」
「謙」は、「言+兼」 「兼は廉に通じ、正しく整うの意味。正しく整った言葉づかいをする。つつ
しむ。へりくだるの意味を表す。」
「@へりくだる。ゆずる。自分をおさえて、人にゆずる(人の下につく)。「謙譲」Aうやまう(敬)。
Bへらす。かるくする(軽)。C易の六十四卦のひとつ。艮下坤上。尊い位にあっても位の低い
ものにゆずるさま。」
〜漢語林参照〜
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「整う」という意味が「謙治」という名前のどちらにも使われていて
新しく塗った壁材を整えていた姿と重なります。
親戚の写真ですが
この人たちは私から見たら親戚関係ですが、当人同士は全く関係ないので
一緒に写真に納まっていたことに意味があるようです。
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今までの岩のように重い政(まつりごと)から解放され
治まるべきところに治まるとのこという意味にもとれます。
新しい流れへと移行していくことを表しているのでしょう。
2012/8/23
役・えき
24・8・23
今朝のメッセージの映像には、現在の世の中が崩壊していて、其の残骸の中から適当な物件を捜し出して、住まいを再建する場面が映し出されて来た。
そして、其の再建を行う人物として、男性が映し出されて来たが、其の男性の姿は仏画の中の如来か菩薩の姿に収まってしまった。
そして、其のブッダの仏画の下に横長の枠が有って、其の枠の左端に、釈迦如来の十大弟子の1人である「弥勒菩薩・マイトレーヤ」が、10人分の枠の中に1体だけ仏画として収まった。
其れから、「えき・役」との言葉が告げられて来た。
「役・エキ・ヤク」の漢字は、「彳+殳」の組み合わせで、「彳」は道を行くの意味。「殳」は武器をもってうつの意味。辺地を守りに行くの意味を表す。転じて、つとめの意味を表す。
【字義】@しごと(仕事)。つとめ。職務。「労役」「役員」「配役」Aさきもり。国境を守備する兵士。Bいくさ。戦争「戦役」C臣民に課する労働。えだち。「徭役」D兵士。兵卒。E使う。働かせる。使われる。仕える。また、その者。召使。「使役」Fなす。いとなむ(営)G仲間。
国語・ヤク アつかさ。官職。人の上に立つ地位。「役力士」イその事に当たってすべき務め。また、その地位。ウ夫役。→Cから転じて、税。役儀・役銀ともいう。 漢語林より
・「役民」@公から課せられた労働に従事する民。えだちのたみ。Aたみをえきす。人民を使役する。「えのみたから」「えだちのたみ」
・え‐だち【▽役】
1 税の一種として公用の労働に従事すること。え。夫役(ぶやく)。
2 《人民が徴発されて戦争に従軍する意から》戦争。戦役。役(えき)。
「新羅の―に由(よ)りて、天皇を葬ること得ず」〈仲哀紀〉
チベット密教の曼荼羅の始まりは、丸く茂った大きな木の真ん中に、如来の化身である釈迦が座った姿の絵から始まり、次に其の左右に菩薩が座した3体の絵が誕生し、其れが周囲に8体菩薩が配置された大日如来曼荼羅から、現在伝わる複雑な金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅と成って来ている。
今朝のメッセージの映像は、其の曼荼羅製作の初期の概念と言うか、人間の働きの役目の根本理念が示し出されて来たモノであろう。
其れは、日本の神道の概念から云えば、須佐之男尊・すさのおのみことの働きと同じモノであろう。何故なら、スサノオとは「苆の尾・穂」の意味で、海から誕生した生命・DNAのひろがり・拡散を意味しているからである。
其れは、西洋の価値観である「生命の樹」と同じ捉え方なので、チベット密教の曼荼羅の概念とも通じて来る。其の様に考えると、本日8月23日に、チベット曼荼羅の概念である曼荼羅の仕組み・役が示されて来たのは、理屈が合っている事に成る。
「生命の木」の図は、生命の進化が木の枝に例えられて描かれている。其れを考えると、「えだちのたみ・役民」の「役・えだち」の言葉と、木の枝・えだの言葉に何等かの関係が有るのかも知れない。其れに、木の枝を人間が使う道具の「柄・え」も何らかの関係が有るのではないだろうか。
万葉集の歌に「磐代の浜松が 枝・えを引き結びます幸くあらば またかへり見む」とも有る。
漢字の「柄・ヘイ・がら・え」は、「木+丙」の組み合わせで、音符の「丙・へい」は、張り出すの意味。道具の張り出した所、とって・えの意味を表す。
【字義】@え。器物のとって。Aつか。刀剣の手ににぎるところ。Bもと。もとい。根本。Cいきおい。(勢)。ちから。権力。「権柄」
国語 がら。アなり。体格。イ身分。品格。「人柄」ウきれ地などの模様。
「柄臣・ヘイシン」権力を握っている家来。「権民」
「柄用・ヘイヨウ」重く用いられて政権をにぎる。
此の柄の漢字の意味からすると、今朝のメッセージの映像に映し出されて来た「弥勒菩薩・マイトレーヤ」は一番の「もと・根本」に位置していた事になり、「いきおい・ちから・権力」を握っている存在であると言う事に成る。
其の様に考えると、今朝のメッセージは、昨日の文章の・・頭に「力」の文字が有って、内容は力をどの様に使うかに付いて書かれていた。
其れは、古代社会で皇帝・王・長が政・まつりごとを行うのに、天命に従っていた理・ことを示して来たモノと考えられる。・・・の続きであり、20日のメッセージの「天秤」の文章に書いた、「権力」とも関係が有りそうである。
今朝のメッセージの内容は、禊ぎ祓いをして、物事の始まりに「帰る・祷る・帰命・ナーム・アーメン・覚醒」した人間が、次の活動として何処に「柄・枝」を伸ばすかが大事であるとの理を、示して来ているのではないだろうか。
そして、其れが「須佐之男命」の名前の意味なのかも知れない。
私の知人で、佐世神社の御神木の中に須佐之男尊の御霊が存在する事を感じた人が数名居る。其れは、チベット密教曼荼羅製作の概念と同じ現象が、佐世神社の御神木に在ると言う事になり、日本の古神道の伝統である「神籬・ひもろぎ」の価値観と共通するモノが有る。
平成24年8月23日
礒邉自適
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