言葉とは「あや・文」が変化して来たものですが、現在は心のあやが乱れたので 皆の魂しいが変に成っているのです。
言葉を本来の処に戻さないと 智恵も受け継ぐ事が出来ないのです。
マントラとは「言葉が 考える器」の 意味ですが 其れは日本語の「ことたま・言霊」の意味に通じるものです。
言葉は 魂しいの元なのです。
そして言葉は 36億年の「いのち」の年輪を刻んでいるのです。
其れは 40億年前 岩を溶かして 存在を始めたのです。
其の命は 現在も私達の胃の細胞として生き続けているもので、其れが「謂」の漢字の意味なのです。
2012/9/16
賢
24・9・16
今朝のメッセージの映像には、畑で取れる大根やサトイモ、ジャガイモ等の野菜や、蟹や貝などが持ち寄られる映像が映し出されて来て、次に蝶や蜂などの様々な昆虫が飛び交う映像が映し出されて来た。
其の映像の意味は、人間社会は食べ物を持ち合う・交換・運搬する事で成り立っている理・ことを示唆しており、其の農産物の背景には、様々な昆虫が植物の交配を助ける事で成り立っている理・ことを示して来ているのであろう。
其れに、魚介類の成育を支えているのも、森林から流出る栄養分なので、其れも昆虫や微生物の働きが助けている理・ことに成る。
今朝のメッセージは、昨日の文章で、私が老子の「真の道の人は 愚に見える」との言葉を引用した事に関係が有り、怠け者の生き方が正しい様な言い方をしたので、其れに対して注意を与えて来ているのかも知れない。
動物の「ナマケモノ」は何もしないが、木の葉を食べて生きて居るので、木に生を支えられている理・ことに成り、生殖活動を行って子孫を残している。
其れは、「愚(ナマケモノの象形)」の存在であっても、必要最小限の行為が有ると言う事に成る。
人間も生きる為には、食べ物を生産しなければ成らないし、家屋を建てる時などには他人の力を借りる必要が有る。
特に、現代社会では文字の読み書きや、生活に必要な品物の流通が不可欠であるので、一定の社会システムは維持しなければ成らない。
問題は、其れを何処まで大きくするかである。人間が生きる為に必要な物はそれほど多くはないのだが、現在の経済システムは、必要の無い物に途方もないエネルギーが継ぎ込まれており、地球は悲鳴を上げている。
今朝のメッセージの映像で、昆虫が飛び交っている場面が映し出されて来たのは、昆虫の存在に危機が迫っているからではないだろうか。
特に植物の存在を支えているミツバチが、農薬のネオニコチノイドの影響で方向感覚を失い、巣に帰れなく成って激減しているとの事である。若し、蜜蜂が全滅すれば、此の地球の植物生態系が壊滅的な大打撃を受けて崩壊してしまうのである。其れは、人間が存在出来なく成る程の環境破壊である。
「ネオニコチノイドの害」http://www.ustream.tv/recorded/25196362
今朝のメッセージの映像は、人間は協力・相互依存をして行かなければ成らない事。食糧を生産しなければ成らない事。自然界のシステムを擁護する事。などを示唆して来ているのであろう。
そして、其れ等の条件が満たされていないかぎり、天・神も人間を守る事が出来ない理・ことを知らせて来ているのではないだろうか。
何故、わざわざ其の様な事を伝えて来るかを考えると、現在の人間の在り方・生活が其れとは反対の方向に進んでいるからである。
其れは、2500年前の時代を生きて居た、老子や、釈迦や、神武は知らない世界である。
其れを考えると、彼等の教えの上に新しい価値観を加える必要が有る。其の事が、我々日本人の役割なのかも知れない。其れは、此の日本の伝統文化である独特な価値観を考えれば、納得できる事である。
私は「賢(崩れない財産を得る)」の世界から足を洗い、28年間「愚(ナマケモノ・瞑想)の世界を生きて来たが、是からどの様な価値観を持って生きて行けば良いのであろうか。其れは、ただ「祷(長く連なる)」だけの目的だけでは駄目なのであろう。
昨日のメッセージでは「民筑」の1人として、「天意(天威)」を受けている。其れは、受け取った場所が台所だったので、天皇家の「御餉殿・みけどの」や、禅宗寺院の典座に関係が有り「食国政事長・おすくにのまつりことのつかさ」の自覚を迫られて来ているのかも知れない。
其の様に考えると、今朝のメッセージの映像で農産物が持ち寄られて来た事の意味も理解できるし、其れ等を栽培する為には、昆虫の存在を守らなければ成らない事も理解できる。
だとすれば、単なる「愚・なまけもの」では済まないのであろう。未だ、老人クラブ・敬老会に入る分けには行かないのだ。
「賢・崩れない財産を持つ」の意味から考えると、現代社会の財産である、株、証券、貯金、粘菌、国債などは、崩れない財産ではなく、崩れやすい財産なので、其れ等の物を蓄えている者は「賢者」とは言えない事に成る。
原発事故では、放射能汚染で「賢」である土地などの不動産なども、価値が崩れ去ってしまっている。そして、人間にとって1番大事な食べ物も危機に陥って来ているのである。
今朝のメッセージは、人類にとって1番「賢」の物は食べ物と、自然環境であるとの理を示して来ているのではないだろうか。其の様に考えると、釈迦仏陀の謂う「法・ダルマ」の意味・生命の営みが理解できてくる。
平成24年9月16日
礒邉自適
投稿者: 礒邉自適
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