おはようございます。
最近ご無沙汰気味で

すいません。
実は工場の床が何とシロアリにやられてしまい

床抜け落ち寸前!!
あんな小さな生き物が集団で食い荒らすってすごい!!恐ろしい!!
ということで早急な対応をしないと床だけではすまなくなるので、早急に手配していただき大掛かりな床工事に入っております。
あのシロアリ!!実際にあんなに目の当たりにしたのが初めてですが・・・・かなりの数でインパクトが強く夢に出てきそう・・・・
担当してくれている大工さんの棟梁!!昔気質ガッツリ職人さんです。
自分も物を作るという点では同じ職人。道具の扱いや仕事の段取りなどを見てると勉強になります。手際よく進めていただき本日コンクリを流し込みます!!
物を作る人・・・・職人さん・・・・・
いろんな物を形にする専門的な人。いろんな分野の職人さんと話をするのは楽しいし、凄く勉強になる。
物を作る職人からの共通意見・・・・・
物を販売するにあたりその物の本質的な良さを前面に出す前に、メディアを使ってイメージだけが先行するパターンが多い・・・・・
例えば宣伝や(CM)俳優さんやらを使いお金を掛けてイメージを作ったりしてね!!!
その宣伝費は勿論商品に載せられて販売される。
サーフィン業界もそんな宣伝方法が多くなってきている。
自分はサーフィン業界に身を置いて20年以上が経つ・・・・今ではこの業界の歩く生き字引なーんて言われることも・・・いいのか、わるいのかはわからないが・・・・・
サーフボードを創り続けて、自分のブランドを広めるってそんなに優しいことじゃない。
A-SHAPEも沢山のユーザーやディーラーに助けてもらい、支えてもらい、沢山応援してもらい今日まで歩んでこれた!
私はシェイパーという職業を選び、巷ではかっこいい!!なんて言われるけど何がかっこいいのかわからない。私は小さい頃から物を分解したり作ったりするのが好きだった!
高校生でサーフィンに出会いこの道を選んだ。確かに変わった職業であるのは間違いない。
今回の事で私も大工さんと会話をして共感できたのは、物を作る人は頼まれた人の思いを自分の中に取り込み、自分の持ってる知識と技術で相手の思いや希望を自分事のように置き換えて作り上げる。
サーフボードのように波乗りする目的や場所・レベルなど一人ひとり違う場合は1本・1本相手の思いを受け入れそれを形にしていかなくてはならない。
近年ネット社会がもたらした人とのコミュニケーションの低下。
人と会話しなくても情報や買い物ができる時代。
そんな時代の流れを真っ向から否定する気はないけれど、サーフボードを創り、提供している私としては、サーフボードは一人ひとり違うから作り手と乗り手が沢山会話をして乗り手にベストな板を提供していきたい!!
この考えは古いかもしれないし、アナログだと言われるかもしれないがきっと私がシェイパーをする上で貫き通すと思う。
板を作る上で乗り手の事を理解するのは必要不可欠だから・・・・・
堅実に自分に合った板に巡り会うためには一番の近道だと思う。
自分の作ったサーフボードで一人でも多くのサーファーに満足してもらいたい。
でも価格も適正価格で提供していきたい!
サーフボード1本にかかる経費をいい材料を使いながら適性価格で提供するのはなかなか難しい。
なるべくイメージ先行型の投資を控え、自分の板の本質を知ってもらいたい。
乗り手側のユーザーさん達も派手な宣伝などに躍らせれる事なくその商品の本質を見極めるのも大切なのではないだろうか。
人との繋がりはお金では買えないもの。サーフィンを通じてひとりでも多くのサーファーと繋がっていくことが私の仕事でもあります。
不景気・不景気と出口の見えない世の中。こんなときこそ生身の人との関りを大切にしたいと思うのです。
サーフィンに対する不安や質問・どうしたら上手くなるか?今の板は自分に合っているか?
サーフィンしたいけどどうすればいいか?
波乗りに関する事はなんでもお答えします。

2