セカンドステージが始まる前に、競技説明の時間があります。
フロアに座って、ストレッチしたりしながらセカンドの難関種目の発表・解説を聞きます。ここで発表された種目を聞いて、ヨシ!

と思うときと、あ〜あ

と思うときがあります。
今回は、苦手というか全然できないハムストリングスのフロアストレッチがなく、唯一できる柔軟種目だったこと、その他の難関も一度は通過経験があるやつだったので、巧緻性で迷わなければいけるかもと気合いを入れて、いよいよセカンドステージ開始です。
●第1の難関。リードは
宇津城久仁子さん
トライアングルレッグカール。バランス力と下半身の筋力の審査です。
上半身を45度かたむけて、片足で立ち、もう一方の足を上半身と同じ角度で傾ける。
ここから膝を支点にして、かたむけた足をリードの指示する回数あげていきます。
筋力とバランス力の両方が試されます。
※ボク的な注意点
スタートの膝の位置をなるべく床面から高くするようにしたらいいと思います。そうすれば、足を伸ばした時のつま先も床面からの距離があるので、バランス崩しそうになった時に持ち直す時間と距離がとれます。
カラダが直立に近い方がバランスとりやすそうだけど、そうすると膝の位置が低くなり、伸ばしたつま先も床に近づくので、バランス崩した時に修復するための余裕空間が狭いので、すぐに床に足が着いてしまいます。
●第2の難関。リードは
早川大輔さん。
正式な名前は忘れたけど、長座から
120度開脚した状態で背骨をまっすぐに立て、両手を上げたり、広げたり(これはリードの指示に従います)するストレッチです。
股関節の柔軟性を試される難関です。
※ボク的な注意点
柔軟については人に意見できるレベルではないのですが、これだけでもできるようになったのは、エアロの後は必ずストレッチでこの開脚をやってました。
本番でのコツは120度であればいいので、あまり必要以上に無理して開かない。それよりも腰をしっかり入れて背骨がまっすぐ立ってるように維持すること。
足がつりそうになるので、つま先をまっすぐにポイントしてキレイに見せることまでは意識しなくてよいみたいです。
ボクはベタ足でも落とされなかったので大丈夫でしょう。
息をつめずに、長〜く息を吐き、しんどくても女性は余裕の笑顔・・・男の場合は笑顔でなくてもシレッとしてればいいと思います。
無事に前半の難関を通過しました。
他のフィッタ仲間も全員通過!ヨッシャ、後半も頑張ろう!!3分間の休憩です。
汗をゴシゴシ拭いて、しっかり水分補給。もうアミノバリュー6本目。足がつりませんように・・・。新しい靴下に履き替えた。
●第3の難関。リードは、
杉本徳宏さん。
複雑なコリオグラフィー。巧緻性の審査です。
今回の杉本さんはボクは何度かレッスン受けたことがあり、サバ対策講座とかで教えてもらったこともある人で、好きな動きをしてくれる先生だったので、あまり迷うことなく頭に入り気持ちよく踊ることができました

。
※ボク的な注意点
巧緻性は時の運の要素も大きくて、自分の好きな動きかどうかでもかなり頭への入り方が違うので、ある程度運にも期待しましょう。巧緻性の攻略法としては・・好きなイントラだけを追っかけるんではなくて、サバの前にはいろんな人のレッスンに出てみて、初めて受けるリードにもすんなり入っていける練習は必要かも。ダンス系や格闘系のレッスンにも入ってみるのもいいのではないでしょうか。
後方グリッドになってリードがよく見えないときは、自分の前方できちんとできてる人を見つけて、その人を信じてついていくのも良い作戦です。ステージばかり見上げていると、自然と目線があがってアゴがあがったような感じになるような気がします。
●第4の難関。リードは、引き続き
杉本徳宏さん。
リバースプッシュアップ&バランス。バランス力と上肢の筋力の審査です。
去年の広島ではコレで足がつって、つった足のまま必死の思いで通過したので、今回も足がつらないかが心配。これを乗り切ればファイナリストになれる。頑張らねば!!
※ボク的な注意点
支える足の膝の角度は90度とは言われますが、少しぐらい狭くても大丈夫です。
90度が少々狭いからといって、すぐに落とされはしないでしょうから、広めにするよりは狭めの方が安定力が増します。心配なら開始前の説明の時に、これぐらいの角度でいいかを審判に聞いてみるのもいいかもしれないけど、聞いたことによって目を付けられる可能性もあるので何とも言えませんね
支える足裏をしっかり床につけて押さえ込み、コアにも力をグッっといれて、先に足を安定させてから、次に支える方の手に重心を移し、ワンハンドでも大丈夫な状態に落ち着いてからスッと片手を伸ばすのがいいと思います。
手足を同時にあげるように指示されても多少の時間差は大丈夫。
先に片手にしてから片足あげる動作に入るとぐらつきが大きくなります。
バランスだけならこれでOK。ここからワンハンドのリーバスプッシュアップです。
これはバランス崩さないように根性で乗り切りましょう。コツはよくわかりません。
毎日の練習が大事ですね。
汗かきの人はタオルで汗拭きにも行けないので、ここまでくると結構汗で手もウェアも床も濡れています。手がすべるとできるものもできなくなるので、手をつく前に手の汗をしっかり拭きましょう。
ボクはソックスやシューズで汗を拭きました。それと、毎回床の乾いた場所をさがして少しづつ移動しながら行いました。
もうヘロヘロだ〜。もう1セットといわれたらヤバイかも〜と心配してたら、じゃあ皆前向いて〜との杉本さんの声。お!もしかして・・と思ったら、ここでセカンドステージ終了。無事サバイバルに生き残り、ファイナリストになれました。良かった〜!
前回の大阪も全国もセカンドの柔軟で消えてたので、残れて本当に嬉しいです。
柔軟種目にめぐまれたラッキーもあったけど、素直にバンザイです!!
フィッタ仲間も4人中3人生き残り。1人は巧緻性の時に足を捻ってしまい、痛みがあるので大事をとって途中棄権になったのが残念だけど、最近みんな安定してきてると感じます。
みんなフィッタ松山で木曜日にやてるM尾君のスキルアップクラスの受講生です。
基本ばかりで退屈な時もあるけど、まじめに毎回受けてる効果はきっちり出てるんやと思います。
●ファイナルステージ。リードは、
山根幸子さん。
もう上がれただけで満足で、満足モードのボクはまったくのヘナチョコでした。
コリオは頭に入らない。柔軟はさっぱりできない。プッシュアップもただやってるだけ。
なんちゃってファイナリストの本領発揮してきました。お見苦しくてすいませんでした。
アマ部門優勝の木村淳子さんがすぐ後ろにいたので、特等席のギャラリー気分で彼女の演技に見とれてました。すごいです。あんな細い小柄な体のどこにあのパワーがあるのでしょう。
木村さん、優勝おめでとうございます。ボクの汗でアナタを滑らせやしないかと、そればかり心配して、スタッフ呼び床を拭いてもらうことに集中したファイナルステージでした。でも、あまりに無様だったので前後スプリットをビシーとできるような柔軟性を手に入れるべく頑張ります。先はまだまだ見えないけど。
長々と続いたサバイバルエアロ京都大会のレポートは今回で終了です。
次はどこに行こうかな〜?

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