測量の機械(TS)を載せる三脚の高さは,観測者の目の位置より低いとこにレンズがくるように設置するのですが・・・・。
時には自分の背丈より高く設置しないといけない場合もある。
今回のもそれ。
写真奥の高い壁の向こう側にTSがいて,写真の三脚の上のターゲットプリズムを視準して測量するのです。
この長い三脚をスカイレッグといいます。たぶん商品名。一般的には長脚かな。
コレの高さ,2メートル80ぐらい。脚立にのって設置します。
この後,この上にTSが乗っかって,塀の内側のターゲットを測量する作業になるんだけど,アルミ製の脚の宿命で,お日様があたると熱膨張してしまい,機械がドンドン傾いて・・・測量成果を制限内に入れるのに一苦労。
4回連続【再測】という結果に・・・。
あまりに安定しないので,ブルーシートでスカイレッグを覆って日陰を作り,熱膨張を抑えて観測したら良い結果が出ました。
こうやって書くと,簡単そうだけど,実際の現場は大変でした。
皆さん,お疲れ様でした。


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