さあダッキーで川をくだってみよう。川の水は気温に比べてかなり冷たい。そこでスタート前にパンパンに空気をいれても水につけると冷えて空気の体積が小さくなりかなりプヨプヨになる。当然、冬や春先のように水温が低いとさらになりやすい。これは中に入れた空気が、冷えて体積が収縮したことによる。
そこで対応策として水に浮かべて冷やしてから空気を入れる。私の場合は20〜30分漕いでから再び空気を補充という感じ。これをしないと次第に空気が抜けて剛性が落ちてくるので漕いでもスピードも出ないし真ん中に水がたまってくる。
その反対に夏場に空気を入れて炎天下の川原においてあると熱膨張でパーストしたりもする。この場合は少し空気を抜いてやって欲しい。

あとツアーが終わっての後片付けでの注意。
いわいるエアーセル方式のものはインナーチューブとアウターシェルに分かれていて(要するに2重になっている)カヌーとしての剛性は出るし使いやすいが終わって畳んでから2重の部分から水がでる。以前にHIVIXのカヌーを使い始めと使用後の重さを計ったら10kg近く重くなっていたと聞いたことがある。これが全て水の重さ。インナーチューブとの間の水はなかなか抜けないしどうしても少しずつ染み出してくる。
その反対に1重のものは使ってるときはプニャプニュで使いにくく剛性もでないものが多いが収納は楽。水が染み出たりもあまりない。(どちらも例外はあります)まあ一長一短というところ。
ダッキーは手軽でいろんなタイプがあるがその差は大きい。特に店の人でも使ったことがないと収納の注意などわからないので、車の中をビシャビシャにしたというのはよくある話。購入の際はよく確認して欲しい。
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大阪南港にあるカヌーカヤック専門店KAYAK kono-tori

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