今回はシーカヤック。形状の違いはではなく材質の違い中心に。同じ長さでもロッカーの効いた艇とストレートの艇、幅の広い艇などがあるが、そのあたりは各自で判断ください。
シーカヤックにもいろんな材質の違いがある。
カーボン、FRP、ABS樹脂、ポリエチレン、布とフレーム(ファルト)、ダッキー(シータイガー・ディスカバリー) この違いは何かというと固さと丈夫さ。
カヌーの基本的な話だが、長い方が速く、固い方が波との反発力が強くなるので速い。短い固い艇や、長いけど幅広く抵抗の強い艇はどうかと言われたらそれはそれなりです。(個々の違いなのでなんともいえません)
速い方がいいかそこまで速くなくてもいいかというのはなかなか判断できない。そこで自分がよく知っている物・今回は自転車で考えてみる。
自転車でツーリングに行く。長距離の人もいるし、近場で楽しむ人もいてる。長距離の場合は当然速い方が楽。でも地元で距離のそんなに走らない人で、24インチぐらいのタイヤのものを使っている人は案外多い。小さい方が取り回しも楽だし、置いとくのも楽(エレベーターに乗せるなら27インチは入れにくいですね。)
ただみんなでツーリングにいく機会が多いと、小さなタイヤはしんどい。
以上の事をシーカヤックに置き換えてみる。ポリ艇は同じ長さ形状のFRPの艇より遅い。そこでみんなでツーリングにいくと、同じ漕力だと遅れがちになる。でも1人で近距離中心に漕ぐならそこまで気にしなくてもいい。あと丈夫さではポリ艇が圧倒的に強い。
何度も何度も書く事だが、1艇で万能の艇はない。いろんな使い方をするのなら、スキル(技術・体力・気象を読む力etc)でカバーするか、複数の艇を使うかだ。あとは自分が一番使う場面に合わせて選ぶ・・使い方が変わってきたら艇を変えるか、使えるように工夫する。
ちょうど小学校低学年から高学年で大きなタイヤの自転車、スクーター、車、と変わってきたように。
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