ファルトやダッキーで楽しく遊んで洗ったあと直す。まあ普通はみんなそうしてるとおもいます。そこでその際の注意事項。
まず洗った場合に乾きにくいのがファルトなら船体布の内側やエアスポンソンまわり。そしてパイプの中のショックコード。ダッキーは1重のものは折り返しの部分、エアセル(アウターとインナーチューブが別のもの、AIREなどがこれにあたる)のものはアウターチューブの中。
どの艇でも完全にかわかそうとおもったら組み立ててしばらく置いておく。ダッキーなら途中から空気を抜いたりして接合部が乾きやすくする。そこで最後に直すわけだが皆さん収納ザックにしまう。この時にザックのジッパーを全部閉めないでほしい。

ほんとは一番いいのはザックにいれずに各部品を外に並べておくことだがそれだと場所をとる。普通どの収納バックでもバックルとジッパーがある。上の写真のようにバックルだけかけてジッパーをしないと少しづつでも湿気は抜けていく。ジッパーを閉めるのはカヌーの行き返りと完全に乾かしたときだけがおすすめです。
これとは逆に海で使って、ザックに直して家に持って帰ってから洗う時はできるだけ密閉する。海で使うと当然海水がつく。これが乾いてしまうと塩分が結晶化してしまうのだが、ザックにいれて密閉することで乾きにくくする。まだ濡れた状態なら水を流すだけで塩気は洗い流せる。
まあザック自体は完全密封ではないのですが洗い易く使い易くですね。

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