今度はファルトなどのタンデムについてです。その前に少しだけ補足。前回最後のほうがどう曲げるかになってしまってたのですが、元々シーカヤックはキールがしっかりついており普通にしていればまっすぐいけます。ただ横風の時は延々と曲がり続けるので、逆に曲げて漕ぐことで相対的にまっすぐいかすとの事です。

さてファルトなどで前に子供さんを乗せて漕ぐと曲がってしまうときがあります。これはシーカヤックなどでも同様です。特にファルトとしたのはファルトの形状によります。ファルト(アルフェックやフジタカヌー)のタンデム艇は基本的に前後対象となっています。タンデム自体はメインの操作は後ろでするのでどうしても後ろに慣れた人や親子だお大人が乗ることが多い。そうなると前と後ろのスピード差がでて後ろの方が前より早く進もうとして結果として曲がってしまうことになる。
これが前の幅が広く後ろが狭いフィッシュフォルムになると曲がりにくくなる。まあ川だと元々流れは1方向に流れてるのでそうでもないが海は前回にも書いたように風で曲がりやすいので特に曲がりやすい。ほんとは漕げる人が前で操作が後ろだとうまく艇をひっぱって曲がりにくいです。
まあとはいうものの親子などではどうしても後ろが操作するので親が後ろになってしまう。そのときはあまり早いピッチではなくストロークを伸ばして大きく漕ぐと割合まがりにくい。
まっすぐ漕ぐもだんだんややこしい状況設定になってきましたが次回はダッキー・・です。

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