さてまっすぐ漕ぐでダッキーほどわかりにくい艇がないんです。というのも前にも書きましたがダッキーはラフトボートのコンセプトで小さくなったもの(AIREリンクス、トムキャット グラブナー)と、緩やかな流れをいくゴムボートがカヌーの形になったもの(セビラー、AIRHEAD、アドバンスド)などがある。当然、前者は流水での回転性を上げるために回しやすくなってるし後者はスケグなどがついてまっすぐいきやすい。
まあどこを漕ぐかというのも大きな要素だが似た形でまったく違う種類の艇があるというのは覚えておいてください。
テーマがまっすぐいくなので今回は元々まっすぐいきやすいタイプでなく曲がりやすい流水用のタイプを!
基本的には流れのなかなのでどんどん漕げばまっすぐいく。ただスピードが一番ないタイプなのでちょっと進路変更をしようとしてリバースを入れると回ってしまいやすい。できればスピードを殺さないでまっすぐ行こうと思ったらバウドローストロークを使う。バウラダーでもいいのだが幅広いダッキーでは固定してパドルでラダーより乗り出してバウをドローストロークをかけるほうが実践的。うまくつかえば回さずにちょっとラインをずらしながらまっすぐ行く。
まあ自由にまっすぐいけたら自由に曲げることもできる。いろいろ練習して試してください・

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