カヌーで川(急流)を漕ぐ。カヌーで海を漕ぐ。
このどちらが怖いか・・・正直そのフィールドをよく知らないとどちらでも怖い!
これは凄くよく言われる事です。そして食わず嫌いが物凄く多い。実際体験したりせず感覚的に思い込んでが多いです。
まず川の人、海は岸が遠い。潮流にながされるかも知れない。いきなり大波かぶりそうで怖い・・・
次に海の人、川は沈したら頭うちそうで怖い。はりついたらどうするの?まかれたりしたら死んでしまう・・・
どちらも別のフィールドを物凄く怖がる人が本当に多い。そして逆に別のフィールドの人が自分のフィールドを怖がると、そんなことはないよとなる。
まずどちらのフィールドも始めては怖い。アウドドア・・いわゆる自然の中だから怖くて当然。でもそのわからない状態から少しずつできる事を増やして、あるいは経験していろんなことを覚えていく。そうなるとこういうときはどうなるかとかがわかってくると怖さがなくなってくる。そして初めの頃は初心者だという気持ちもあるし怖がってもあまり恥ずかしくない。でもいったんある程度漕げるようになって別のフィールドにいった時、また初めから少しずつ覚えればいいのだが自分は漕げるからとおもうと思うようにいかないので面白くなくまた怖くなってしまう。

まず川、沈してもそんなに頭うって死にそうにはならない。まあもちろん川(急流)にあった装備のヘルメットなどしてないと別ですが・・
ちゃんとした装備は本当に凄い。それに川の中の岩は流れを受けて丸くなっており海の岩場のフジツボなどないからとがってない。貼りついたりまかれたりは怖いがそういう場所はきまっており普通初心者や慣れてない人がいきなりいくことはない。

海では岸が遠いのではじめは怖くて岸沿いばかり漕いでる事が多い。沖にいくようになるとロールや再乗艇、装備、艇に隔壁があるかなどいろんな問題をクリアしていくようになる。また潮流なども本当にどうしようもないきつい潮流地帯は怖くていけない。それに潮の流れは基本的には天気ではかわらず、今調べても来年の分までわかる。
ただ川だと今漕いでるところでなく上流で降っていると増水したりするし、海でもはるか100km以上離れたところの台風でもうねりが変わる。
そしてそれをしってるといきなり危ない目にあったという感じはなく妙な不安はなくなる。
今までそういう危ない事にあったときはやはり行く前からそういうのがわかっている。とにかく妙に恐れないでください。どちらもルールがわかると楽しくなるし、自分ではきついかなとおもえば迷わずやめればいい。川も・・海も・・逃げないです。またいけそうな時に行きましょう。

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