
海などで漕いでいて万が一に沈してしまったら・・・
まずロールをする。うまくできれば問題ないが駄目な場合は再乗艇となる。そこでしっておきたい注意を簡単に!
今回はファルトでこけてしまったという想定。タンデム艇に1人でのっていたとする。
まず一番大事なのができるだけ水を入れないようにするということ。沈して艇につかまろうとしてデッキラインがないとつかまるところがない。その場合ついコクピットにつかまりがちになる。
このコクピットにつかまるのはやってみるとわかるが一番水が入る。できればバウかスターンのグラブループあたりをもつと割と入りにくい。
ただ乗りこむ前に裏返すにのにはどうしてもコクピットを持つ。うまく一気にひっくり返そう。これは実際やってみないと感覚がよくわからない。特にタンデム艇はコクピットも大きいので要注意。ちなみに幅の広い艇は、持ち上げるのでなく、向こう側を手前に引くと起こしやすい。
再乗艇自体はエアスポンソンのおかげでリジットよりは楽だ。しかしシーソックがないとかなり水が入っているのでうまく水をいれないようにしないといけない。
まああたりまえだがまず練習してみないと実際あがるのは大変。できれば練習では乗りこむ時に絶対に左右に傾けない事を考えてほしい。
デッキラインも付いてるメーカーとついてないメーカーがあるので、ない場合は沈したらどれほどつかむところがないかは知っていてほしいです。
*でも沈しそうな波の時は沖にでない。岸壁の近くには近寄らないのが大事です。周りの状況と自分のスキルを合わせて楽しんで下さい。
あと練習したことのない水上での再乗艇を、沈するような波の中ではまずできません。必ずまずは穏やかな水面で練習してください。

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