http://www.kaiho.mlit.go.jp/ 海上保安庁のHP
カヌーで海を漕ぐ。その開放感はたまらない。しかし海にいるのはカヌーだけではない。
まず第一に海は基本的には右側通行。ただ漁船などで魚探知機で動いてるときもあるので要注意。
この時に特に注意してほしいのが、
こちらから見えてるからといって向こうからも見えてると思わないこと!実際、漁船でも高さが違うので水面に近いカヤックはほとんどみえないそうです。水上バイクも水しぶきで案外みえていない。まず普通はすべて見えてないのでこちらが避けるとおもって漕ぐことが大事。間違っても向こうが避けてくれるだろうとか安易に思わない。
私は漕ぐときは基本的にフネはこちらに向かってくるものとおもって漕ぐようにしている。それならうっかり進路を勘違いもないし、こちらも注意がそれることもない。実はこの事故がいま瀬戸内海を中心に増えている。特にフィッシングカヤックで多い。本当に危ないので注意してほしい。

あと特に大型船などは前を横切らない。特に外洋での船舶はこちらが思っている以上に速い。仮に船舶が20ノットで進んでいるとして、5km向こうからだと8分ちょっとしかかからない。少しもやがかかっていると5kmでもかなり遠くに見える。そしてカヌーで時速10km/hで漕いでも500mに3分かかる。そうするとうっかりと2kmぐらいに近寄ってあわてて離れても引き波をくらってしまう。そういう時はとにかく航路をはずして待つのが肝心。漁港の近くとかも出港や入港時は無理せず同様に待って欲しい。ツアーなどでもこの待つ時間は必ず計算にいれておくのが大事。余裕がないとつい無理してしまう。

視認性を高めるためにこういう商品もでている。ちゃんとつけてあったらロールしても大丈夫です。奄美大島などではフラッグをつけてないカヌーは漕いではいけなくなってます。
特にフィッシングカヤックでは使用してください。。

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