風邪ひいた…(>_<)
もう2週間くらいになる。咳、鼻づまり、偏頭痛…さすがに熱はさがったようだが…なかなか良くならない。
おまけにメンバーにまで伝染してしまった…スマン(_人_)
自分のギターのチューニングがゆがんで聞こえるのだけは勘弁してほしい…。
さて…ゆうべ久々にナニゲにテレビを見てた。(またか?…笑)
どこぞの偉い社長さんが、しゃべってたよ。
なんでも…
『リゾート再生』と銘打って、つぶれかけた温泉旅館なんかの経営改革のノウハウをアドバイスするのを商売にしている方だった。
緻密なデータ収集、マーケティングリサーチ、顧客ターゲットの絞り込みetc…
まあ、ここまではよくある経営コンサルタントとなんら変わりないんだが、この人のやり方が面白いのがこっからで…
頭ごなしにその旅館、従業員に「あーしなさい、こーしなさい。」ではなく、客観的な現状のデータを目の前に提示して、「さあ、どーしよう?」なのである。
支配人からお掃除おばちゃんまで、全従業員による話合いが始まった。
まるで、小学生の学級会のようだ…。
最初はてんでオハナシにならない。
各部署のダメ出し合戦だったのが、いつのまにか建設的な話合いにすりかわっていく。
話の方向づけが抜群にうまい。
全従業員のベクトルを自発的にひとつの方向に向くように仕向けてゆく。
『人手がない、就業時間も長い、休みもない、賃金も安い、そんな中で仕事を続けてもらうには、“楽しさ”を提示するしかない。
与えるのではなく、任せる。
そうすれば人は考え、動き出す。』
…なるほど…。
バンド活動に置き換えても納得だなあ…。
もうひとつ…
その社長によれば、人を動かすのは『共感』だという。
『共感』…。
いくら条件が良くても、いくら権威があり、先に保証が持てたとしても…
結局、人はそれに『共感』できなければ動かないと言うのだ。
“目から鱗”的に納得してしまった…。
よく、
『山形のバンドシーンがどーたらこーたら…。』
とか、
『山形のムーブメントを盛り上げてどーだのこーだの…。』
とか見聞きしたり、意見を求められたりするのだが…。
その度に、事ある度にこう答えてる。
『興味ないっす。』
シーンとかムーブメントなんてもんは、作るものじゃなくて、気がついたら出来てた…的なもんだと思う。
現場にいる人間が、ましてバンドマンがどーのこーの語る筋合いじゃない。
主催イベントにしても…単純に一緒に演ってみたい奴等、県内外で知り合ったかっこいい連中とライブしたい、
知らない人達に見てもらいたい…それだけだ。
そこにはやっぱ『共感』があるように思う。
音楽性のみならず、音楽に向かう姿勢や情熱、生き様(笑)など自分達とお互いに『共感』し得るバンドさん達に声をかけて来たように思う。
『一緒に演ってみね?』
目的や目標はそれぞれ違うだろうし、やり方だって違う。
ジャンルだって違うし、経験差だってある。
…が、ステージは誰にでも平等だ。
その情熱にジャンルも年齢もプロもアマも関係ないと思う。
見にきてくれるお客さんには、そこんとこを見て欲しいし、楽しんで欲しいなあ。
生じゃないと、なかなか伝わりづらい部分だしね。
それで…『共感』してもらえれば最高だよね♪
『共感』『共鳴』…。
単に言葉にするのは簡単だが…、
言葉で説明するにはすごく難しい。
こと音楽に関した場合、はっきり言って言葉じゃ説明できない。
『馴れ合いは好きじゃないから、誤解されてもしょうがない。
それでも僕は君の事いつだって思い出すだろう…。』
やはり俺らの場合、対バンしたりライブを体験してもらうのが最良の方法なんだろうな…。
百聞は一見に如かずってね…。
今週末、5回目の主催イベントがある。
今回は山形のバンドのみが集まった。
2月のこの時期、何かと忙しい中、頑張ってる出演者たちの姿や話をよく見聞きしてる。
言い出しっぺとして、すごくうれしいよ!!
ありがとう!!
226は最高にロケンローな夜になりそうだ…!!

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