やっべー。この企画のストック食いつぶしちまった。
Warcraft3拡張版 The Frozen Throne
Terror of the Tides/恐怖の潮
2.The Broken Isles/ブロークン・アイルズ
次の日、謎に包まれた島々の岸辺で、メイーブと配下の看守達は古く、しかし妙に見覚えのある廃墟を調べていた。
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イリダンの追っかけ部隊は、追跡の果てに得体の知れない島に到着していた。「何この島、地図にないんだけど」とナイーシャ。メイーブはここがなんなのか、朧気に察しがついていたようだ。「やーな予感してたけど当たったかぁ。島が出来たのは最近だわね」との言葉に、ナイーシャも「なんで?」と興味津々だ。
島のあらゆる場所に点在している人工物。それは1万年前の爆発でナイトエルフの文明が沈んだ時に一番栄えていた町シャラマールのものだという。1万年前って色々あったみたいだな。ここもアーキモンドに沈められてたりするんだろうか。時期的に。
「でもなんで浮かんできたの?」と不思議がるナイーシャに、メイーブも「えー。それはちょっとわかんなーい。沈んだ島を浮かび上がらせるほどのパワーって今時ないよね。でも多分浮かんできたってのはマジだと思う」とよく分からないことを打ち明けた。とりあえず、イリダンを追う前に基地を設営することを決定。いい場所を見つけて基地を設営し始める。
近くを探索していると、ぽつんと佇むオークの爺様が。メイーブは顔を合わせるなり「オークか?デーモン臭い!」と発言。しかしオークなのは見れば分かるのに、また臭いで判断してるな。実はメイーブもイリダンと一緒で盲目だったりするのか。まあ、イリダンと同じ環境でずっと見張ってたんだしあり得なくはないが。
とにかく、このドラク・スルという爺様はメイーブにビビり「落ち着け、俺は敵じゃない」と言いながら自己紹介を始める。ストームリーバ族の凄い魔法使いだったが、その種族の最後の生き残りになってしまったという。
メイーブは「こんな所で何をしている」と尋ねる。ドラク・スルは20年近く、昼夜を問わず追いかけ回す亡霊に困っているらしい。あれを黙らせてくれたら話を聞かせてやるぞ、と言われ、メイーブは考えておこう、と返事をする。よく嫌だとか言わないな。まあ、言ったらゲームになりゃしないが。
言われた場所に行くと、オークの骨が激戦を繰り広げている。「最後の戦いでも再現するつもり?んもー、骨の髄まで野蛮ねぇ」と言いながら、大暴れして全滅させるメイーブ。どっちが野蛮。
なんだかんだ言いつつも、亡霊を黙らせたメイーブに、ドラク・スルは感謝して約束通り話をしてくれる。
この島は20年ほど前に、ダーク・タイタンの遺体を収めた棺を暴くためにグルダンによって引き上げられたという。メイーブはそのダーク・タイタンについてもご存知だったらしく、「レギオンの創始者のサーゲラスのことかー!」と合いの手を入れる。
昔々、サーゲラスは倒されて埋葬されましたとさめでたしめでたしと言うことがあったのだが、その墓を暴けばそのパワーがゲットできると信じていたグルダンとストームリーバ族は、デーモンを怒らせて八つ裂きにされ、生き残ったドラク・スルはその亡霊に追いかけられる日々を送っていたそうだ。
それを聞いたメイーブは、「そりゃひどい。亡霊を黙らせたのは失敗だったなぁ、あんたがやったことを考えればもっと苦しめられて然るべきだったのに」と吐き捨てる。種族とグルダンの話はあったが、この爺さん個人が何かしたとは言ってないんだけどな。
途中、ナーガとメイーブが「この下等生物!」「お前らがここにいるのは神への冒涜!」と罵り合う一幕があったり、「ここにはアズシャラの大枝と呼ばれるポプラの木が二本あってね。平和だったなああの頃は」などと昔を懐かしむシーンがあったりする。
そして、ようやくイリダンを発見。イリダンは「やった!サーゲラスの墓みっけ!」と喜んでいる所だが、墓の前に陣を張って、あんな分かりやすい墓を今まで探してた方が以上だ。まあ気にしたら負けだろう。
「変なおねーちゃんが追いかけてこないように見張っててくれ」と部下に言い残して墓に入っていくイリダン。その姿を見つけるナイーシャ。もの凄い追いつかれようだ。
メイーブは「イリダンめ、また地下に幽閉してやんよ?」とやる気満々で墓に入っていく。

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