Warcraft3拡張版 The Frozen Throne
Terror of the Tides/恐怖の潮
挿入場面・マルフュリオンの予言
その頃、シルバーパインの森の奥地で、マルフュリオンは野生の精霊達との交信を試みていた。
野生って。むしろ飼われている精霊とかがいるのか問いつめたい。
とにかく、ティランダとメイーブを二人にして単身森の中に入ってきた丸振り。この森はスコージの邪悪な光のせいで、広い範囲に渡り、アシェンベールと同じくらいに痛めつけられ、苦しんでいるのを感じる。
ドルイド僧さえここで……、と言いかけるが、ここで頑張ってりゃここまでひどくならなかった、と言いたいのか、ドルイド僧さえここでやられちゃったと言いたかったのか。とにかく、なんかいきなり苦しみ出す丸振り。どこかで地面が裂け始め、それが自分の痛みとして感じられるらしい。
森の精霊を呼び出して、どこで何が起こってこうなっているのか見せて貰う。ノースレンドの永久凍土が、粉々に砕け散ろうとしているようだ。続いて、なんでそんな事になっているのかを教えて貰う。
見えたのはイリダンの姿。「調子いいぜ!サーゲラスの眼サイコー!これで俺らの敵は終了!でもって俺様報酬ゲット!」とガッツポーズをとっている。
それを見た丸振りは、精霊に礼を述べたあと、「あの裏切り者をタダではすまさん!」と決意表明。で。予言はどこ?
7.The Ruins of Dalaran/ダラランの廃墟
その夜遅く、マルフュリオンはメイーブとティランダに、彼の弟の使う邪悪な魔法について知らせるため、ナイトエルフの野営地に戻ってきた。
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気が立った丸振り登場。メイーブを見るや、「メイーブ、すぐに行動だ!イリダンの魔法がノースレンドを引き裂いてる!」と言い、すぐにでも行動を起こそうとする。が、ティランダがいなくなっていることに気付く。字幕をよく見るとディランダになってるけど。どうでもいいな。
メイーブはハンカチの端を噛みながら、「お師匠様!プリエステスは残念ながらお亡くなりに!私たちがアンデッドと戦っていた連合軍部隊を助けた時に、勇敢に戦われていたプリエステスは私の目の前でずたずたに引き裂かれてバラバラ死体になってしまいましたあぁぁ!」と報告。丸振りも恋人の無惨な最後にショックを受けた。なんでその場にいなかったんだ、と後悔しきりだ。
「復讐しましょう!力を合わせてイリダンを倒しましょう!ここに来たのもイリダンのせい、みんなイリダンが悪いんです!!!」
学校に行く途中に車に轢かれたら学校が悪い、みたいな言い分だなぁ。でもそう言うこと言う保護者いるよな。たくさん。
丸振りがその発言をどう思ったかは分からないが、考える暇も与えないタイミングで空気の読めないケイルがやってくる。メイーブが軽く紹介。
「やあどうも。会えて嬉しいですよ偉大なドルイド殿。ボクのナイスな斥候によると、イリダンと手下の蛇どもはダラランの廃墟を占拠してるみたいです。宝石のような美しい魔石を使って怪しげな儀式をしているみたいだね」
それを聞いて、どう見てもサーゲラスの眼だけどなんであんなところを揺さぶってるの?と言うメイーブの質問に、丸振りはどうでもいい、と答える。とにかく魔法が完成するまで生かしてはおかない、早くイリダンを止めねば、と奮い立つ。
そんな中、ケイルがヒューマンのパラディンがナーガに捉えられているのを発見。助ければ力を貸してくれるかも!と言う。……言うが、自分では助けに行かない。助けてやれよ。パラディンは、助けると「正義は勝つ!小汚いケダモノに立ち向かうあなた方に手を貸そう!」と言って仲間になる。名前はマグロだが多分いい人だ。ヒューマンにしちゃ珍しく。
廃墟を陥落させ、魔法を妨害すると、イリダンが「やめてー!まだ魔法完成してないんだよー!」と慌てるが、サーゲラスの眼は割れてしまう。
「お前の悪しき計画は終了」「数え切れない命を見境無く犠牲にし、世界のバランスを脅かしたお前は死をもって償え!」「お前のせいであまりに多くの血が流れた。ノースレンドの地も歪んでる。今度は幽閉だけでは済まんぞ」「あたしがぶっ殺す!」など、口々に言われ、イリダンもぶっ切れる。
「バッキャロー!この魔法はアンデッドを叩くためだっつの!俺らの共通の敵じゃん、俺はアイスクラウンのリッチキングの要塞を潰したかったんだよ!」とキレながら事情を説明。
「そのために何を犠牲にしたか分かってるのか!?ティランダはお前のせいで死んだんだぞ!」と、マルフュリオンが言うと、イリダンもびっくりだ。それ以前にその考え方は通学中の事故は学校のせいみたいな……まあいいや。
ティランダの死にイリダンも言葉を失うが、そこに空気の読めないケイルが登場。「あれれー?死んだと決めつけるのはまだ早くないかい?彼女は川に流されたけど、死んだと決めつけるのはどうかなぁ」と口を挟む。メイーブは慌ててケイルの口を塞ごうとするが、手遅れだ。あの言葉は嘘か、と丸振りに睨み付けられるメイーブ。
「だって、だってえー。裏切り者のイリダン捕まえるためだもん!ティランダ助けに行ったらイリダンに逃げられちゃうじゃん!」
「どっちが裏切り者だ!俺はティランダのところに行くぞ!」
そんな丸振りに、イリダンも協力を申し出る。
「俺を信じろ、兄貴。俺達は反りは合わないがティランダを傷つけるようなことをしないのは分かってるだろ?俺も手伝う、ナーガが川を探してくれる、それだけでも力にならせてくれ!」
丸振りもそれを了承する。すると、黙っていないのはメイーブだ。
「えええ。この極悪裏切り者を……」と言いかけるが、丸振りはだまらっしゃいと言い、イリダンと共に行ってしまう。

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