音楽の神モッコス(MOOCS)様が配信から手を引き、遂に忘れ去られた偶像に成り果てて以来途絶えていた音楽の祭典・オレコンチャートが、悠久の時を経て現代に甦る。
さあ、今週はモノホンのオリコンチャート9/30〜10/6集計分ベスト50から俺が独断と偏見と個人的な好みでなんとなく厳選した珠玉のナンバーを、タイトルと感想だけお送りしよう。え?古い?そう?チャートの番組を録画して、外に出られない時に少しずつ見ながら選出したので時間がかかってるのはしょうがない。1997年リリースの曲とかがガッツリ混ざってた以前のオレコンよりましだと思え。曲を掲載できない点については文句はJASRACに言え。って言うかタイトル掲載するのってJASRACに金せびられたりしない?大丈夫かなぁ。
って言うかこのオリコンのチャート、実際のチャートではわらわら入ってるはずのアニソンが見事に排除されてるな。さすが諸事情オリコンどる。まあ、見たことないアニメのアニソンながされても華麗にスルーするしかないからちょうどいいけど。
こんなどうでもいいことを書きつづっている間にも曲を紹介するスペースがどんどん無くなるぜ!それじゃ今週も行ってみようチェケラ!月に1回やればいい方だから今週もクソも……そうねとっとと紹介に入ります。
10位 LOL! MEISA KUROKI オリコン23位
ヤベエ。10位から始めたら10曲紹介しなきゃならないじゃん。いろんな意味でキツいよ、キツい。まあ辛うじて紹介できる曲は10曲以上確保できてるけど、記事の長さの問題が。こんなこと書いてるから記事が無駄に伸びるんだって?それは至言だね!
全50曲のオリコンチャートの中から俺の個人的な好み10位に食い込んできたのはCMでもお馴染みのこのナンバー。
正直、CMで流れてる部分以外のどうでも良さに度肝を抜かれたが、何度も聞いているうちに案外味わい深いような気がしてきた。CMで流れている部分はゴージャスで盛り上がるサウンド。
9位 二人のシューティングスター ゴスペラーズ オリコン24位
なんか昔と作風変わってないかゴスペラーズ。ちょっとラッツ&スターっぽくなってきてるような。今回がたまたまなのか?
中の人についてはともかく、ラッツ好きなのでラッツっぽいこの曲も上位に食い込んできましたよ。まあ、ハモりが心地よいからゴスペラーズも好きだけどな。
8位 魔法の言葉 清木場俊介 オリコン12位
地味にがんばってるみたいだな、清木場。けだるいようなそれでいてどこかさわやかなような気のせいのような、そんな感じの歌声で淡々としつつも軽快に歌い上げるこのナンバー。わりと好きなんだが、そう言えば特にこれと言って印象って無いな。なんとなく気に入ったってだけか。
7位 今、君に言っておこう 藤井フミヤ オリコン40位
なんか、相変わらずという感じがする安心感のあるバラッドナンバーだ。ランクインは逃したが、ランクインを競り合った曲の中にはスピッツのシロクマや桑田佳祐のタイトル長い曲なんかも入っており、この辺りはいつも通りの安定感で聞けた。こういうのって安定しすぎてて昔の曲聴いても大差ないのが難点ではあるな。
PVは一面の花畑で熱唱するフミヤが印象的だが、このマリーゴールドみたいな配色のコスモスっぽい花って……ハルシャギクって奴じゃないか?あの、校庭を覆い尽くしてニュースになった……。あれは種が出来たところをコンバインで踏みにじって種ごと耕してえらいことになったとの話だが、よく見るとこの花畑、筋状に花が並んでたりして、まるで耕されたよう。もしかしてこのロケ地って……。バカと鋏とハルシャギクは使いようか。
6位 chAngE miwa オリコン50位
アップテンポなチューン。オリコンチャート50位ということでカウントダウン番組の冒頭に流れたおかげで初頭効果もあり印象に残っている曲。ついでにロックは好きなのでロック補正もある。今回のロック補正対象曲にはGACKTのEVERとかThe GazettEのRed辺りが。ランクインはしてないけどな。
よく知らんと思ったら割と最近メジャーデビューしたばかりらしい。どうでもいいが、PVでは黒いシャツにピンクのスカートが微妙にセイント・テールっぽい。
5位 まわせ大きな地球儀 CHAGE オリコン26位
曲そのものもなんとなく好きなんだがコメントしづらい感じだな。
曲よりも印象に残ったのはPVか。地球儀人間とフィーチャリングしてチャゲアンドEARTHでチャゲアスだーには秋風を感じざるをえなかった。人形劇のようなものが展開されるPVなのだが、その中にでてくるネコ姉ちゃんのTシャツ越しに見て取れるおっぱいの微乳具合が何とも言えん。ネコだけどな。
4位 蒼い夕陽 The BOOM feat ユウ オリコン48位
ありゃ、もう4位か。
以前から何がやりたいのかよく分からないとか言われていたTHE BOOMだが、エイベックスに移籍してそのフリーダム具合に磨きがかかったようだ。録画した番組で50位のchAngE、49位の嵐の歌と流れた後、この曲のイントロが流れた時点で何事かと思ったわ。まさに時代に囚われない音楽というか、昭和にタイムトリップというか。全盛期の郷ひろみとかが歌ってそうな曲だな。
名前にはブームを掲げておきながら、ブームが起こりそうもないことに手を出しているのはアンチテーゼなのか。これ、どういう層をターゲットにしてるんだ?俺みたいな変人くらいしか釣れないだろ。ああ俺は好きだぜ、昭和。
3位 はじまりの言葉 feat千秋 ET-KING オリコン35位
これが3位でいいのか。
ヒップホップかな。俺はパターン化したような音楽に乗せて淡々と喋ってるだけのような曲が多いこのジャンルはあまり聞かないんだが、この曲は気に入った。さびの部分でときどき入ってくる女声がなんか可愛らしいが、これが千秋だと気付いてビスケット吹いた。ポケビよりもこういう軽い感じの曲の方が声にあってるんじゃないか?
2位 乱暴と待機 相対性理論と大谷能生 オリコン28位
最初、タイトルやアーティスト名だけを見てこいつはロックの臭いがするぜと思ってたら、やる気のない前奏に続いてあまりにも可愛らしいほのぼのとした歌が流れてきて調子が全力で狂った。PVも何をやってるのかさっぱり分からないしシュールすぎる。
あまりにもよく分からないので調べてみたら、なんか同名の映画の主題歌らしいな。こんな曲が主題歌になるだけあって、文学的且つシュールでよく分からない映画っぽい。なんか日本映画ってこういうの多いな。
1位 if 西野カナ オリコン21位
なんて無難なモノが1位に来てしまったんだろうか。しかし他の曲って、俺の中では1位にしてもいいような気がするが対外的なメンツというか人様に見せるのにこれ1位でいいのかって言う感じがどことなくするようなチョイスなもんで、結局こんなことに。
伸びやかに歌い上げられるラブソング。そう言えば今回は決め科白の会いたいが出てこないな。PVでの化粧のケバさも印象的だ。ぷにぷにしてるのに無茶しやがって。ところで、この子って縄文VS弥生の縄文の子に似てね?
おお、何と言うことでしょう。オリコン10位以内の曲が一つもねえ。10位台も清木場だけで20位以降に集中してるな。。なんか上位ってアイドルっぽいのばっかりで曲が実にどうでもよかった。あとはエイベだし。エリートエイベ陣では倖田がちょっとマシだったかな。浜崎の曲は小室と槇原が作った曲がそれぞれ上位に来ていたが、ちょっと聞くとメロディラインにいかにも小室らしいところ、槇原らしいところがあってそれだけちょっと面白かった。倖田と言えば、これって両A面だっけ?両A面って、こう言う時に1曲目しか光当ててもらえなくて2曲目悲惨だよな。両A面とか言っても実質カップリングと変わらんわ。
アイドル系と言えば、最近マスメディアがこぞってごり押し中の韓国アイドルも入ってたな。日本のアイドルに比べて歌は聴き応えがあったが、見た目が。そして肝心の歌もちょっと訛ってるのがなぁ。全体的にアイドル系の歌の聴き応えの無さはすごいと思った。ジャニがいくらかマシなくらいだな。
さて、1ヶ月経ってチャートの婦人もそろそろ変わってそうだし、また録ってもいい頃合いかも。それではシーユーネクストマンスもしくはイヤー。来週は無理。絶対。

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