遅々として進まない逆転裁判5の感想記事だが、スタンスとしてはシナリオに対する感想とキャラに対する感想をわけていく方向で行くことにしている。
ただ、1話はキャラが少ないわけではないんだがその大半がいくつもの話に跨って登場するようなキャラばかりなので、どうするか迷ってた。特にしのぶの扱いに。
しのぶはもうメインキャラとして扱ってもいいくらいの登場頻度ももつ重要キャラだ。なので、メインキャラとして扱う方向で考えてはいたんだが、そうすると1話のキャラ評が亜内とバラシマとほずみんだけになってしまう。どうしようもない。
どうせしのぶは1話と3話以外はちょい役のうえキャラ的にはほぼ1話と大差なし、その1話と3話でかなり印象が違うので、その二つに分けて考えることに。
そんなわけで、1話のキャラ感想。ネタバレ注意。……って言うかもう既に手遅れか?
・亜内
弟設定になっているのは年齢的な問題か。でも、4の時点で61だし、定年が65だとしてもあと4年はいけたはずだが。今までと声が変わったから……ッてことはないな。なにぶん今回は全員声変わってるんだし。実は今まで通りの亜内を書く自信がなかっただけだったりして。しかし、アニキと前後入れ替えただけの名前……紛らわしいなぁ。前後が入れ替わるとか、やおいネタにくらいはなるんだろうか。
とりあえず、これで検事シリーズと合わせて皆勤賞だったキャラが一人消えたな。糸鋸も消えたし、残ったのは検事2作でも背景画像に登場した成歩堂が辛うじて、か。
亜内と言えば髪ネタだが、弟というだけあってアニキよりもボリューミーな前髪になっている。それを来るクリと指に巻き付けて弄ぶモーション……。これは間違いなく最後に前髪を思いっきり引っ張って、全部すっぽり外れて慌てて貼り直し、付け毛だったことがバレるという展開だろうと思ったが、そんなことはなかった。がっかりだ。
結局の所今回は敵前逃亡キャラみたいな感じになっているが、また続編に登場するとして毎回最後は逃亡するキャラに落ち着くんだろうか。なんか、それはそれで情けない気が……。
・バラシマ
かぶり物証人。現実にはあり得ないが、逆転の世界じゃ珍しくはないよな。帽子かぶってた証人はいくらでもいるし、そもそもそれを言いだしたら初代逆転裁判なんかさ遺書の真犯人が既にかぶり物で証言台に……。
犯人としてはいい感じに小憎らしく小狡いキャラではあるんだが、印象は薄いな。それもかぶり物のせいか?動きがどこか虫っぽい気もするんだが、それもかぶり物のせいだろう。
最後、つぶらな瞳が見えるとのことだが、俺はずっとスコープの形に煤がついてるだけだと思ってた。いや、今も煤だと思ってますが。
・ほずみん
逆転では毎度お馴染み、印象の薄い殺されるだけの人。とは言え死亡直前の行動でそのドジッ子ぶりが明らかにされ、萌える人が続出しているようではある。それが分かるのって4話なんだよな……。ある意味、このキャラは4話のキャラに分類した方がいいのかも知れない。そんなわけで後回し。
・しのぶ(第一形態)
自分で言っておいてつっこむのもなんだが、第一形態って……どこぞのラスボスかよ。発売前はしのぶラスボス説あったけどな……。体験版でも心の中を覗かれるレベルで活躍してるので、その頃にどのくらい触れてたのか憶えてないので同じ事書くかも知れない。
最初にデザインを見た時は頭にはひまわり載ってるわ三つ編みの先は根巻きだわでクドいデザインだと思ったが、ひまわりにちゃんと意味があることが分かって感心した。根巻きは……なんなんだろうなぁ。しのぶがラスボスだったらあの苗が突然にょきにょきと生長したりしたかも。食虫植物になって噛みついてきたりな。
王泥喜視点で見ればヒロインそのものだ。王泥喜にまるでその気がないあたりも逆転ヒロインの通例に沿ってはいる。まあ、通例に沿うならしのぶの方もその気がなさそうでないと駄目か。
何より気になる点は編み物のスピードではある。うちのプリンタより早えぞ……。
キャラも少ないしそれなのに印象無いキャラもいるし、どうでもいいことしか書いてないのに結構長いな。まあ、前置きも長かったか。
この調子だと3話みたいな濃いキャラ揃いの時はキャラ評だけで3つくらい記事が書けそう……。時間稼ぎにはなるからいいか。終わる頃にはもう誰もプレイしてなさそうだな。

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