アフリカ太鼓、ドラム、パーカッション、クリスタルボウル奏者のわきたにじゅんじのブログ
2007/9/28
「スサノオ2」
おおたか静流さんのオープニングの歌
「古歌〜The Voice of Time〜」が
真っ暗なステージの中、ゆったりと厳かに始まった。
「いよいよ!」と言う思いがよぎる。
ステージ上の照明が少しずつ明るくなる中
おおたかさんのアカペラはさらに美しく響く。
素直に美しい歌声だと思う。
満場の拍手の中、暗転でおおたか静流さん退場。
入れ違いにTeam励風の二人が舞台に入る。
わきたにも、演奏の準備を開始する。
Team励風の二人の芝居の流れを感じながら
特設ステージに上がる。
なんだか、とても時間の流れが速いように感じる。
気が付くと、もう最初の出番だ。
荒涼したイメージの効果音が最初の音だ。
無事に音が出せた。
「あっ」と言う間に次の出番だ。
きっかけの台詞を待つ、いまだ!
スサノオの暴走するシーンをジンベでイメージ
を表現する。荒々しく暴走するスサノオ、
動きを見ながら盛り上げる。
この場面の中でスサノオとの動き合わせて音を
「ドーン!」と決める場所は4ヶ所ある。
スサノオが両手を大きく挙げ仁王立ちになる。
ジンベのロール音で動きをサポートする。
スサノオが右へ大きく右手を振り出す。
ドーン!今度は、左手を大きく左へドーン!
さらに、両手を真上に上げる。今度は前へドーン!
最後は、ジャンプだ!ロール音を大き目に入れて
スサノオの着地に合わせる。一番大きくドーーン!
お客さまの歓声が聞こえて来た。良い反応のようだ。
役者さんと言うのは、本当に凄いと思う。
延々とつづく長い台詞を一度も間違えることもなく
語り、舞台の上をところ狭しと動いて演技する。
ふと気がつくと、やはり時間の流れが
とても速く感じる。
すぐに、次のおおたか静流さんとのコラボの
準備を始める。今回、テーブルドラムを
始めとする20以上の楽器や小物を
使用するが、そのうちの1個を
ほんの少し移動するにも細心の注意が
必要になる。なぜなら、マイクは入った
ままだし、楽器の移動の間も
目の前の舞台では、先ほどのシーンが
続いているの。
いまのシーンの流れに気を配りながら
準備を進める。
暗転、おおたか静流さん登場。
「紫陽花」が始まる。レインスティックと
小物で6月の雨をイメージする。
母を想う歌だ。控えめにやわらかく表現する。
次の歌は、「Roaming Sheep」直訳は、
さまよえる羊。この場面のスサノオの気持ちを
とても良く表していると思う。
初めてクリスタルボールを使う。
おおたか静流さんの歌のイメージが
リズミカルになった。
ジンベでリズムを作る。
満場の拍手の中、曲が終了した。
次のシーンの準備。
今使っていたジンベを後ろに移動して
チャイムのような音のするドアベルを
手前に置く。
次は、スサノオが出雲の国に行き
クシナダ姫と出会うシーンだ。
このチャイムのようなドアベルは
クシナダ姫の登場のシーンで使う。
次のシーンが始まった。きっかけとなる
セリフを待つ。
チャイムの様な音のするドアベルを動かす。
だんだん大きく振る。客席は暗くて
お客様の表情が良く見えない。
お客様にこのチャイムの音のイメージ
がうまく伝わっているか気になる。

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投稿者: じゅんちゃん
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コメント(2)
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