楽器を演奏する、つまり音楽の表現をする事というものは、様々な段階…それぞれの段階に於いて研鑽と経験を積み、新たな段階へ進む…の行程を経て、高みをめざすべきものであると考える。
かの、偉大なホルン奏者であり、教師、学者であったフィリップ・ファーカスによれば、その行程は(少々自分の個人的な考えが交じるが)、挑戦−練磨−発見−得意−快感−挫折−再挑戦(原点回帰)−再発見−克服−幸福…等のプロセスが存在するという。
思うに、これは短いながらも端的簡潔、かつ充分に音楽家の生涯、あるべき姿を表しているのではないか。
先のプロセスを見て共感を得られる音楽家は多いだろうし、自分のようにある種の発見をした人もいるだろう(自分の場合、スランプである自分の認識にどれだけ役に立ったことか!)。
自分の今置かれている段階の認識と、次にあるべき、若しくは自分が次に望むプロセスのイメージ化は、非常に特別な効果をもたらすだろう。
因みに自分は今…
さて、何処だろうか?
自分には明確な認識があるが、果たしてそれがみなさんの認識と合致するかどうかは…?
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