レパートリーを増やそうと、新たな独奏曲を着手した。
専らオーケストラ、室内楽での調和を求める為に基本的な事項とエチュードくらいしかやることを好まなかったが、そうもいっていられない状態になってきた為である。
というのも、協奏曲や小作品ソロでの演奏では無い、『完全無伴奏曲』の、今の自分のレパートリーに不満があるのだ。
ギャレイの大幻想曲が良いと感じられるのではあるのだが、いかんせんそればかりでは…
種々のエチュードから抜粋するのも良いが、プログラムに『エチュード…何番、エチュード…何番』とばかり乗っているのもばつが悪い…気がする(エチュード=練習曲なので、本来人に聞かせるものでは無い…ピアノ等に例外はあるが)。
今回取り掛かるはとりあえずバッハの無伴奏チェロ組曲。
ホルンへの編曲が、今世界で最も注目されているホルン奏者の一人、ラデク・バボラークの演奏で一躍有名になった曲だ。
どう考えても二番煎じになるが…まぁ良いだろう。
循環呼吸を使って無理にフレーズを繋げなければならないが…先ずはそれを多用しないように努める。
そういえば昔、『ベニスの謝肉祭の主題による変奏曲』をホルンに編曲して演奏したら、師に
『あれはホルンで演奏するもんじゃないよ』と諭されたなぁ…必死でマスターしたのにそれ以来封印したな…。
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