『ミクシィ』という、インターネット上の交流の場がある。
完全招待制をとっている。参加者にメールにて招待をされないと参加はおろか、その閲覧も不可である。
自分も旧姓…インターネットで自分の個人情報を明らかにするのはやはり抵抗があり、不可能と思われる。だがこれも本名に違いない…で参加をしていた。
しかし…招待制はある種の恐ろしさを秘めていた。
細々と(本名を公開する事なく)行っていた更新の合間、ふと他の音楽関係者の様相が知りたくなった。
ホルン仲間、知人、エキストラ等を介して交流の深まった人物…思い付くままに探してみた。
すると、自分が関わる楽団の団員の場所を見つけた。
しかし、読み進めていくうちに、恐ろしい文を目にすることとなってしまった。
自分の悪評。それも辛辣窮まりない。
他にも関係者とおぼしき人物までもその対話に加わり…
もう沢山だった。文をあまり読み勧めずミクシィを退会。自分がそれを目にすることが出来ないようにした。
半分近い公衆の場…しかも匿名性の全くない場所。
そのような部分で語られる悪評(自分のみならず)…現代社会の恐ろしさを見た…

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