高校時代の人間関係の話をされると、途端に惨めな気持ちになる自分がいる…
いまでこそなんとか人当たりがよく、そこそこ人の輪に入ることが出来、つつがない生活を送ることが出来ているけども、昔…特に高校時代は人間関係の上手くいかなさに、毎日のように悩んだものです。
中学校までは、学校といえば一人孤独に家とを往復する毎日であった以外の思い出が少な過ぎるので、記憶自体があまりありません。
それは自ら望んで人との交わりを絶っていたからなのですが、やはり人間一人は寂しい。高校からはそうはなるまいと、内面での高校デビューを企んでいたのでした。
しかしやはりそう上手くいくものでは無く…クラスでは何とか馴染みの人間も沢山出来るものとなりましたが、自分が愛する音楽に関連した部では、あまり上手く過ごす事は出来なかったように思います。
音楽に関して自分に自信が無いあまりに、人との関わりに対等な立場を感じることが出来ませんでした。
そうなると、当然疎ましく、欝陶しく思われるもので、先輩後輩関係に於いてそれは顕著。あまりの関わりの無さに、自分無しでの練習、交流などがある程です。
この頃に自分の後輩になった人は、残念ながら自分に対して尊敬どころか親しみの念を持たれず、自分にも相手にも、強い憤りと悲しみをもたらしたようです。
卒業してからもしばらくはそれが顕著で、知り合いとしては一緒にいられるけれど、音楽面では何の頼りにもされていないようです。
これは同期の人間にも言えることのようで、事実、多数の人は音楽大学の門をくぐる事を拒否した自分を外れ者とし、あるいは音楽を志し、その道に身を置いている自分をよしとせず、悪評を立てる人すらいます。
中には明らかに、音楽的な面に於いてのみ自分を輪から外す事すら…文字通り、同じ釜の飯までともにした仲だと言うのに…
今の、何とか良い評価を、世間的な評価を受けている状態にある時ですらそれが起こっており、自分を悩ませています。
自分は今、自分の評価の二極性に頭を悩ませています。
良い悪し両の極端意味のどちらかで評価を受けているのです。
何故?
自分には分からない…
人気blogランキングへ

0