カナダのケベック州沿岸のセントローレンス湾の島からVE7ACN MikeさんがQRVすると言うNewsがありました。
先週は同じセントローレンス湾の島から出てきた時は強かったのですが、今度の場所からは全然聞こえません。QRZ.comに「島に渡る飛行機が小さくて、アンテナを入れたPerican Caseが届かないので高さ2Mのダイポールで運用を始めた」とあったので『ありゃー、これは無理だ』と思ったのですが、その後いろいろなバンドに出てきたので、出来るかな?と望みが出てきました。
しかし、W本土やヨーロッパからは599、BigSignalというクラスターは上がるのですが、何にも聞こえません。日本から かの地へのパスは朝の14MHzか夕方の10MHzしか無さそうです。
現地の時間はGMT−3時間ぐらいでこちらと間逆に近い、日本の朝7時ごろはDinnerでQRTと行っちゃうし、夜の7時ごろは朝食だと引っ込み、いつJAとQSOしてくれるの?という日々が続いていました。
おまけに、SSNは0行進、今出ている3B7Aは28Mhzまで開けているのに、極を通るQSOは太陽のご機嫌に左右されてしまいます。そしたら一昨日あたりからSSNが13くらいに上がり、JAの大きいアンテナの局のリポートがクラスターに上がりました。
そして、夕べの7時ごろにやっと10MHzの信号がコールバック確認できる強さになって来ました。MikeさんもJAとか極東ロシアとのQSOの難しさを知っているのでしょう、食事時間をずらして、こちらとの時間を作ってくれたようです。
最初は激しかったパイルも30分位したら落ち着き、呼ぶこと40分でやっとQSO出来、Clublogでも確認できました。月曜日までの運用のようですが、IOTAは1つ出来ればOKなので、やれやれです。
セントローレンス湾には7つもIOTAがあるのですがやっと3つ目です。Wの東側から見ると目と鼻の先だし、ヨーロッパからでも日本とハワイ位の感覚なので、いわゆる雑魚に近いし、よっぽどの局でなければ極東を意識した運用はしてくれなさそうです。まして単独行が多いので、設備も限られ、太陽活動のピーク時まで残りそうです。

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