今年も3月11日を迎え、あの東北大地震から10年経った。
他ではわからないが、自分の住んでいる東京では、TVや新聞は終日その特集をしていたが、数日たつと、またいつもの何事も無かったような日常に戻っていく。内容は復興半ばであるとか、亡くなった人への慰霊が中心となっている。
9月1日は「防災の日」ですが、なんで9月1日かといえば、1923年(大正12年)の関東大地震が起きた日で、災害が起きたらどうするかと喚起している日と思っている。もうすぐ100年になるが、自分の小さい時から、慰霊の日というより、地震、災害はいつでも起きるんだよと教えられてきた記憶がある。
阪神が1995年、東北が2011年、熊本が2016年、近年だけでも大きい地震がこれだけ起きている。
50年に一度!、100年に1度! どころではないでしょう。その間にも、毎年のように台風が来る。どこで、何が起こっても珍しくなく、それが日常になって行く。
何かあって、「想定外のことで」というと、「想定をしないのが悪い」と大学の先生だか専門家と称する人が批判をする。そんな全てのことを想定して、出来ることがあるのかな?と思ってしまう。
専門家と称する人達には、『後出しじゃんけん』ではなく、常日ごろTV、新聞等のマスコミにでしゃばって出てください。研究室で考えているだけじゃーねー。
でも、呼んでくれるかどうかは知りませんよ。何って言ったって、金にならない事(視聴率、発行部数)はしない人達ですから。

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