「その3」の番なんですが、前回書き漏らした点や、その他雑事項についてなんで「その2.5」とでもしときます。
先の記事のコメント欄で書いたが、USB接続でのリグコントロールも動作を確認。ま、これは特に基本性能がどうのこうのという事には関係ない。しかしPCからCOMポートがなくなりつつある(既に無いPCがほとんど?)ので、USBで直接接続できるのは嬉しい。これまでの私のリグはCOMかUSBでもI/Fを介しての接続でしたのでUSBケーブル一本でOKなのは簡単で助かる。
ボーレートはzLog等、低ボーレートでの使用の場合を考えて9600に変更。またsoundドライバも組み込んで、このUSBケーブル一本でリグコントロール、RTTY等デジタルモードの「受信(モードによっては送信も)」が可能です。でも、折角これだけの機能が使えるのなら、FSKのキーングまで出来ると良いのになと思う。USBからのコマンド集を見てもこの機能は無い。もっともMMTTY等での設定で、リグコンのportとFSKのportを重ねることができないので無理な話かもしれない。ちなみにzLog,MMTTY,RTCL,N1MM,HamLogでリグ制御が出来ることを確認。
オートチューナの動作はTS-930(古っ!)や940時代に比べる格段に速い。が、プリセットされまでのリレーの切替音が「ガチャガチャガチャ…」と結構うるさい。一瞬壊れたかと思ったくらい。
CW時にWIDTHとSHIFTの簡易グラフが液晶に表示されますが、CW pitchを変更すると、その分だけグラフが左右にずれる。別に問題はないのだけど、なんとなくフィルタがセンターになくてずれているかのように錯覚してしまう。shiftをずらしていないのだから、このグラフはセンターに表示してほしいなぁ。
あまり関係ない事ですが…
CWのnormalがUSB、つまり周波数を上げると低い音になる仕様なのは好きじゃない。CW-Revers(LSB,周波数を上げると高い音になる)で聞いています。
昔トリオはLSBモードのCWで八重洲がUSBモードでのCWだった記憶があるのですが、いつからKenwoodはこうなったのだろう?TS-870使ってる時でも同じだったかな…?
細かい事を書くと、音量ツマミが右側に配置されたのは良かったのですが、RITのon/offのボタンがXIT on/offボタンよりもツマミから離れて配置されているのが、個人的には逆の方が良かった。親指でボタンを押すなら、今の配置でもOKだけど、これだけコンパクトなリグだと、どうしても人差し指で押してしまうので、押してからRITツマミへの指の動作がスムースに私には出来ない。
常にRIT onでCLで0にしておけば済む話ではありますが…。
そうそう、950SDXもそうだった記憶していますが、なんでRTTYはFSKでなくてAFSKなんだろう?DSP処理でのAFSKなので、神経質になる必要は無いのかもしれませんが、折角なら「FSK」にして欲しかったな…。
つづく… (明日はいよいよ「全市全郡コンテスト」で聞き比べできます)

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